ワシントンD.C.のワシントン記念塔(Washington Monument)の手前に立てられた巨大なピンクリボン(2000年6月3日撮影)。(c)AFP/NESHAN H. NALTCHAYAN 【10月9日 AFP】がん細胞が病気の進行とともに遺伝的変異を起こすことを、世界で初めて確認したと、カナダのブリティッシュコロンビアがん機関(British Columbia Cancer Agency)の研究チームが8日の英科学誌「ネイチャー(Nature)」に発表した。新たな治療法の可能性を示す発見だという。 研究チームは、ある乳がん患者を対象に、病気の3段階において、DNAの数十億個の文字列をすべて解析した。解析に要した期間はわずか数週間。DNAの全解析は世界初だ。 細胞は通常、死ぬまで分裂を繰り返すが、このときDNAの遺伝子コードは新しい細胞にそれぞれコピーされる。DNAの文字のスペリン
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