12月1日、自民党の世耕弘成参院幹事長(写真)は、自民党の責任ある積極財政を推進する議員連盟であいさつし、防衛力強化の財源として「増税ありきの議論は問題」とけん制した。写真は2017年8月、都内で撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai) [東京 1日 ロイター] - 自民党の世耕弘成参院幹事長は1日、自民党の責任ある積極財政を推進する議員連盟であいさつし、防衛力強化の財源として「増税ありきの議論は問題」とけん制した。 世耕氏は「財源確保イコール増税でない」と指摘し、増税以外の財源上の工夫を求めた。経済情勢により「法人税はぶれが大きい」と指摘し、防衛力強化の安定財源として「法人税ほどなじまないものはない」とも強調した。また法人税引き上げを表明すれば賃上げにも影響が出ると懸念を表明した。