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2006年7月15日のブックマーク (158件)

  • 2003年を振り返る その2 :: デイリーポータルZ

    きょうはわたくし、林が担当した特集を振り返ります。 法師丸さんとの会話を通じて、裏話や果たせなかった思いを語ります。今年見逃した特集のある方は大掃除の手を休めてごらんください。もちろん大掃除なんてはじめからやってないよ、というかたもごらんください。僕も大掃除してません。 (text by 林 雄司) わけわかんねえ 法師丸:林さんが担当した特集一覧に自分でコメントをつけてみたのですが、「わけわかんねえ」とコメントをつけたのが「下から見上げるモノレール」。 林:あれはきれいにまとまったと思ってるんですが。 法師丸:ええ、内容はともかく、コンセプトが。間口が狭い。 林:まあ、狭いですよねえ。モノレールだけで狭いのに、下から見上げてる。 法師丸:モノレールの会社でもないのに、モノレール見て給料もらってるサラリーマンはあんまりいないと思います。 林:湘南モノレールは楽しかったですよ。早くて。 法師

  • 2003年を振り返る その1 :: デイリーポータルZ

    きょうからデイリーポータルは年末年始ウイークです。ライターそれぞれにことし作った特集を振り返ってもらいます。 第1回目のきょうは古賀及子さんと乙幡啓子さん。2003年後半に登場して、徐々にキャラクターがはっきりしてきたふたり。まずは古賀さんからどうぞ。 ジップロック 林:青春18きっぷの日海が最初でしたね。(8/22「日海であの人にさよなら」)このページ、まんがみたい。 古賀:張り切ってます。失恋清算なのに、うでまくり。 林:なんですかね。このテンションは。 古賀:今見ると我ながら変なスイッチはいってますね。脱ぎ捨てたり、燃やしたり、鎮火したり。 林:砂利をジップロックに詰めている。そういえばいつもジップロックですよね。 古賀:ああ、それ住さんにも言われました。みそ汁もジップロックに入れたりして。 ( 10/27「包む!手当たり次第!」) 林:あ、ほんとだ。 古賀:馬肉も実はジップロッ

  • 2003年を振り返る その4 :: デイリーポータルZ

    ファミコンしながら対談 まずは荻原さんに2003年に作ったゲームについて振り返ってもらいました。ただ語るのでは面白くないのでお互いに大好きなファミコンをしながら話してもらうと考えたのですが、ゲームに夢中になってしまい、あんまり振り返っていません。住さんも同席しています。 ファイナルファンタジー3をやりながら。 林:ファイナルファンタ汁、ほんとうに似てますよね。 荻:似てますねー。あれは2を意識したんですよ。 林:2なんだ。 荻:たしかに著作権大丈夫かって言われますよね。これじゃあ。 林:いやいやいや。リスペクトですよ。僕らが大好きなファイナルファンタジーへの。 荻:そうです。 林:意識して真似られるものなんですか。 荻:なんどかタッチを練習して、それでやったんです。 林:手間かけてますね。 次、スパルタンXに差し替えて 住:これくらいはできるよね。 荻:できます! 林:ほんとですか? 荻:

  • 一本歯の高下駄で腰痛を治す :: デイリーポータルZ

    そもそも一歯の高下駄はお祭りなどのイベントごとで使われてきた。ここ数年、古武術の動きをスポーツに取り入れ成功しているアスリートの登場などで、古武術的な動きに注目が集まり始めている。そんな古武術の動きをマスターするツールとして、一歯の高下駄が再認識されている。体のバランスを良くして、腰痛にも効くらしい。腰痛持ちのライターが早速試してみました。 (text by 住正徳) 一歯の高下駄を求めて 「古武術で蘇るカラダ」(甲野善紀著・宝島社)というが面白い。陸上短距離走の末續慎吾選手や巨人軍の桑田投手など、一流アスリートたちが古武術の動きを競技に取り入れ成功しているそうだ。 僕はプロのスポーツ選手ではないので、古武術を取り入れて競技に取組み事はないが、の中に「自宅で出来る古武術の動き」という章があった。武術的な動きを取り入れた効率のいい階段の上り方、重い荷物の持ち方等が紹介されている。そ

  • 卒業写真 :: デイリーポータルZ

    僕は今年で33才になった。学校を卒業して10年の年月が経ち、若々しい気持ちが薄れてしまっているように感じる今日この頃。現役の学生さん達の中に混ざる事が出来るのか?自分の中の「少年の心」を確かめるため、某大学の卒業式に混ざって来ました。 (text by 住 正徳) ●まずは式典に参加して気持ちを高める 都内某大学の卒業式に潜入するため東西線の早稲田駅を降りると、駅前は卒業袴に身を包んだ女子学生たちで賑わっていた。 メガホンで式典が行われている場所を案内している人がいたので 「式はどこでやってますか?」 と聞いてみる。 「学生さんですか?」 おっ!いきなり学生と見込まれた。さい先のいい滑り出しだが 「あ、えっと、付き添いのものです」 と答えてしまう。 学生だ!と言い切る勇気がまだない。 こんな事では混じれない。僕は学生だ、僕は学生だ。自己暗示にかけながらキャンパスに向かう。 式典が行われる記

  • 証明写真 :: デイリーポータルZ

    当サイトのライター紹介ページで使っている僕の写真は古い。 「今と随分印象が違うので、写真を差し換えてください」 ウエブマスターの林さんから連絡が入った。 1年以上も前の写真だ。髪型も変わり今とは随分と印象が違う。坊主頭にしてからの写真に差し換えないといけない。 手許に適当な写真がなかったので、近所のスピード写真で撮影する事にした。ちょうど免許証をなくしてしまったので、この際再発行用の写真にもしたい。 目指せ柔和な表情の証明写真!! (text by 住正徳) 街のスピード写真でやっぱりガッカリ 以前ドイツに行った時に、仕事の関係で証明写真が必要になり、街の写真屋さんで撮影してもらった事がある。 カメラの前に座り真剣な眼差しでレンズを見つめたら、突然店主がゲラゲラと笑った。 通訳の人曰く 「何でそんなに恐い顔をするんだ?何故笑わない」 と言っているそうだ。 僕にしてみたら、何故笑わなくてはい

  • 信州ご当地ソフトクリーム食べ歩き対決 :: デイリーポータルZ

    長野にはたくさんのご当地ソフトクリームがある。みそ、くり、そば、などなど。2チームにわけて、どっちが多くべられるか競争するのが今日の特集です。 そして競い合う相手チームが老舗ポータルのエキサイトさんなのだ(以下敬称略)。生き馬の目を抜くようなネット業界。ぼーっとしているとすぐに買収話が出る。ここらでどっちが当のポータルかを決めようじゃないか。ソフトクリームで。 エキサイトからは毎週火曜日更新のエキニュー総研チームが参戦だ。あそこの会話からはじまる導入部はとても読みやすいのでいつか真似したいと思っている。迎えうつデイリーポータルチームは林・住のタッグ。 負けるものか!ドッグイヤーを勝ち抜くのはどっちだ。わんわん。(text by 林 雄司) 同じイベントをエキニュー側から取材したレポートがアップされてますよ。 → エキニュー総研 エキニュー総研(週刊!エキサイト 火曜日) 話題の出来事や

  • ミクロ楽団参加者募集 :: デイリーポータルZ

    10月11日、12日とではミクロ楽団というゲームイベントを開催します。 PDAを使ってでオリエンテーリングのようなことをするというこのイベント、詳しくはこちらの公式サイトを見ていただくとして、実はデイリーポータルZのスタッフも参加しているのだ。 そこで先日行われた現地テストの一部始終をお伝えします。(text by 林 雄司) 衝撃の告白 このプロジェクトデイリーポータルZ「おぎわら遊技場」を担当している荻原さんがプログラマーとして参加しているのだ。 テストの当日、荻原さんが微妙な表情でやってきた。 「最後の部分、できたばっかりでまだテストしたことないんですよ………。」 「………それは黙っとこう」 荻原さんが所属するデジタルビイム代表の住さんが大人のディシジョンをする。 高まる緊張、高まる体温 関係者が30名ほど集まり、テストの方法などが説明される。 そのあいだ、非接触の温度計で荻原さん

  • 火を起す :: デイリーポータルZ

    キリモミ式、ヒモギリ式、舞ギリ式。これらは全て火を起す方法で、古の時代から、人類は様々な工夫を重ねて火を手に入れてきた。今はマッチやライターで簡単に火をつける事が出来るが、一度は古代の火起しを体験してみたい。そして、起した火を大切に使い楽しい夜を過ごす。秋の夜長の火起し提案です。 (text by 住 正徳)

  • 傷心のサイパン旅行 :: デイリーポータルZ

    1つの恋が終わってしまった男がいる。その恋が終わる前に予約していたサイパン旅行。キャンセルのタイミングを逃してしまい、僕のもとに相談にやって来た。そして、別れた彼女の代わりに僕が同行する事になった。 灼熱のサイパン、男2人旅。哀愁の向こう側にロロマンスの神様は舞い降りるのか? (text by 住 正徳) 成田からサイパン島へ 「一緒にサイパンに行きませんか?」 スタッフの前田君から誘われた。 10月に休みを取って彼女とサイパンに行く予定だと聞いていたので、思わず 「えっ?彼女と行くんじゃなかったの?」 と聞いてしまった。 「いやあ、色々と……」 気まずそうな前田君の様子を見て全てを察した。 彼とは今の様に一緒に仕事をする前からの付き合いだ。10年近く彼を見てきているから分る。 「キャンセル料、もったいないですしね」 そうだ、そうだ。せっかくの機会だから、一緒に行こう。 10月某日、僕たち

  • 多摩川ロケットボーイズ :: デイリーポータルZ

    ■ペットボトルロケットを作る ペットボトルロケットは立派な趣味として成り立っていて、日ペットボトルクラフト協会という団体もある。協会のホームページにはペットボトルロケットの作り方や競技大会情報も載っていてかなり格的。 ペットボトルロケット製作キットの販売もしているので電話で問い合わせてみた。 「今度の週末にロケットを飛ばしたいんですが」 「そうですか、でしたら明日着でキットをお送りしますよ」 「初心者でもすぐ作れるものですか?」 「この前の講習会で小学校高学年の子供たちに教えたんですが、一番遅い子でも2時間で作りました」 小学校高学年の子供って意外と器用だし、こういう事に対して集中力もある。一緒に作り始めたらきっと僕の方が遅い。 それでも作らなくては飛ばせない。製作キットを2つお願いして電話を切った。 製作キット1式 3,000円 機体セット/発射台/発射口/リモコンキット/給水ホース

  • 僕の犬好きは本当か :: デイリーポータルZ

    自分は当に犬好きなのだろうか? 家では6才になる柴犬を飼っているし、実家にもチワワがいるし、犬年生まれだし。基的には犬好き、という事で間違いない……。でも、外で犬の散歩と出くわすとちょっと避ける様にして道を譲ってしまうし、気軽に犬に触る事が出来ない。幼い頃、近所の暴れ犬に追い掛けられて空き地のコーナーに追い込まれた記憶がトラウマとして僕の心に傷跡を残している。犬に対する恐怖は未だ拭い切れていない。 自分は当に犬好きなのか、それを確かめる為、たくさんの犬たちに出会って来た。 (text by 住正徳)

  • 勝手丼 :: デイリーポータルZ

    新大久保・赤札堂で勝手丼だニャー (担当:住) まず最初に勝手丼のステージに選んだのは、新大久保にあるスーパー「赤札堂」。ほとんどの材が100円で手に入る。 近くにあるお弁当屋さんで白米のみを購入。用意しておいた勝手丼用特製どんぶりに白米をうつし、いざ店内へ。 最初の勝手丼は住が担当する。 勝手丼の上に乗せるものは、調理済みもしくは生でもべられるもの、に限った。外でべなくてはいけないので、調理用具は用意出来ない。 野菜、魚、肉、惣菜、缶詰め……、それぞれの売り場を一通り廻り、乗せる材を吟味する。 林「あっ、これは欲しい」 どんぶり内の調和など一切気にせず、ハンバーグとか、ミートボールとかおかずの主役級ばかりを欲しがる林さん。 住「これ、温めないとべられないですから」 林「いや、冷たいままでも大丈夫ですよ」 住「大丈夫、とか、そういう基準で選ぶのやめましょうよ」 林さんのペースに乗

  • 愛の献血ルーム :: デイリーポータルZ

    何か人々のお役に立てる事は出来ないか? そういえば、街角でよく「血液が足りません!」って言っている。だったら献血して皆さんのお役に立とうではありませんか。そうだ、献血ルーム、いこう。 僕の善意400mLを受け取って下さい。 (text by 住 正徳) ●まずは鉄分を補給して 最近めっきり体力に自信がないので、新宿3丁目の焼肉屋さんでランチを取ってから献血に行く事に。オーダーはもちろんレバー。 「レバ刺しありますか?」 と聞くが、 「まだ肉屋さんが来てないからない!」 と言われてしまい、レバー焼きとカルビ焼きのセットをオーダー。 「何だか昼間っからレバ刺しを要求するのって……」 「場所柄、豪傑になった気分ですね」 平日の昼間、林さんと僕は黙々とレバーを焼く。 カルビ・レバーセットを完し、念には念を入れネイチャーメイドの「アイアン」を2粒補給する。 これで血を抜かれても大丈夫。 準備万端、

  • 多摩川の最初の一滴 :: デイリーポータルZ

    山梨県の笠取山に多摩川の最初の一滴が落ちる場所がある。昔から慣れ親しんだ多摩川の源を訪ねてみたい。多摩川のエクストラバージンウォーターを求める小さな冒険。 思わぬ出会いが孤独な1人旅を後押しする。 (text by 住正徳) 山梨県塩山駅からタクシーで登山口へ向かう 新宿から特急かいじに乗って1時間半、山梨県の塩山駅に降り立った。 ここからタクシーに乗って「作場平口」という登山口に向かう。登山口から2時間程度のハイキングを経て、多摩川の最初の一滴が落ちる場所「水干(みずひ)」に出会える。 午前10時、塩山駅の周辺には観光客らしき人たちの姿は見当たらず、タクシー数台が客待ちをしていた。 1番前で待っていたタクシーに乗り込み行き先を告げる。 「作場平口だったら、ここから1時間だね」 運転手さんが僕に告げる。 1時間?事前に調べた情報にそんな事は載っていなかった。 「1時間もかかるんですか?」

  • よろしく脳ドック :: デイリーポータルZ

    最近、偏頭痛に悩まされている。脳血管障害は癌・心臓病と共に三大成人病だと聞いた。ただの偏頭痛だろ、とタカを括って何か大きな病気が進行していたら大変だ。古い友人と一緒に、生まれて初めての脳ドックに行って来ました。 (text by 住正徳) はじめての脳ドック 最近、古い友人との世間話の中で健康に関する話題が増えてきている。 「30過ぎたら自分の体を過信しない方がいい」 「深酒とタバコは体を蝕む」 「俺、偏頭痛がヒドイ」 「あ、俺も」 「1回見てもらった方がいいよね」 「そうだね、脳ドック行こうよ」 そんな話の流れで、生まれて初めて脳ドックに行く事になった。 今回、僕の脳を調べてくれるのは中野区にある「くすのき診療所」。 CTスキャナーで脳をスライスして異常がないか、先生が確認してくれる。 15時の予約、友人の方が先に診療所に到着していた。 「いやあ、ちょっとドキドキするね」 「うん、何か見

  • ネットに繋がらない10時間をどう過ごすか?~大平洋上・かめりあ丸編~ :: デイリーポータルZ

    ●かめりあ丸は東京目指して八丈島を出港する 午前10時10分、かめりや丸は東京竹芝桟橋を目指し八丈島を出港した。 東京到着は20時20分の予定。それまでに、僕と林さんはジャグリングをマスターしないといけない。港を離れて行くフェリーのデッキで、僕たちは改めて決意を固めた。 「やりますか」 「やるしかないですね」 大雨で荒れる海原を見つめながら軽く唇をかみしめる。 八丈島訪問の3日前、僕と林さんは東急ハンズのジャグリングコーナーにいた。 フェリーで移動する10時間でマスター出来るジャグリングを探さないといけない。 「何だかどれも難しそうですね」 「こんなもん、10時間で出来る様になるんでしょうか……」 売り場に流れるデモビデオを見ながら、しばし呆然とする2人。 「大学のサークルか何かですか?」 1人の青年が僕たちに声をかけてきた。 「いや、そういうのではないですけど……」 青年に10時間でジャ

  • しばれフェスティバル人間耐寒コンテスト :: デイリーポータルZ

    マイナス30度の世界がどの程度のものか想像も出来なかったので、陸別町の町役場に電話して聞いてみた。 「あのー、どんな服装で参加したらいいんでしょうか?」 「まあ、そうですねー、常識の範囲内で暖かい格好でしたら」 と突き放されてしまう。その常識の範囲が知りたかったのに。 町役場で防寒対策のヒントを得る事が出来なかった僕と林さんは、とりあえず神保町の「さかいや」で一通り買い揃える事にした。 登山・キャンプ用品の総合ショップ「さかいや」はグッズ毎に建物が違う。 「上着はあっち、下着はそっち、はこっちで帽子は向こう」 一通り揃えるのに色々な建物を巡らなくてはならない。 建物が変わる度にボーイスカウトみたいなスタッフの人と 「マイナス30度の場所で野宿するんです」 「運動とかはしますか?」 「いや、基的にはじっとしていると思います」 というやりとりを繰り返す。 防寒に対して何の知識もない僕たちは

  • 色々なバーに行って僕のイメージでカクテルを作ってもらう :: デイリーポータルZ

    普段あまりカクテルを飲み慣れないのでバーに行っても何を飲んだらいいのか迷ってしまう。バーテンさんに「僕のイメージでカクテルを作って下さい」って頼んだらどんなカクテルを出されるのだろうか?試しに言ってみました。 (text by 住 正徳) ●20:00「まずは1杯目。僕のイメージでお願いします」 1軒目。渋谷宮益坂にバー「LARGO」はある。壁一面に並んだお酒の瓶に迎えられ、口ヒゲをはやしたバーテンの石原さんにカクテルを注文。 「僕たちのイメージでカクテルを作ってください」 「分りました」 見た事ないようなお酒のビンを何か取り出し、氷りを砕く。シャカシャカ、シェイカーを振る音。僕と林さんは固唾を飲んでバーテンダー石原さんの動作を見守る。 数分後、2つのどっしりとしたグラスに注がれたカクテルがカウンターの上に並ぶ。 「お2人とも後だと思いましたので、ハードリキュールベースで作ってみました

  • @nifty:デイリーポータルZ:高所恐怖症克服大作戦

    高い所が苦手だ。とにかく恐くて仕方がない。長い間苦しめられているこの高所恐怖症を克服して、高い所を楽しめる様になりたい。心の奥に棲みついている恐怖症と真っ向から向き合った捨て身の企画。蒲田とお台場を舞台に、「高さ」への挑戦が始まる。 (text by 住正徳) 僕の高所恐怖症はいつからなのか? そもそも、僕はいつから高所恐怖症になったのか? 幼い頃からの記憶を辿るが、高所を恐れる様になったキッカケとか、時期とか、思い当る節がない。 古いアルバムをめくり、過去の高所体験をひも解いていくと観覧車から写された風景写真が出て来た。

  • 2003年を振り返る その4 :: デイリーポータルZ

    結局はボーナスはあったのか 林:あけましておめでとうございます。 住:おめでとうございます。 林:大みそかのPRIDE中継おつかれさまでした。 住:サク……(住さんは桜庭選手のファン)。 林:で、去年の住さんのベストスイングはなんですか。 住:糸電話かなあ。あれは振り切りました。 (→ 9/25「糸電話で市外通話」) 林:あれいろんなところからリンクされてましたよね。 住:ボーナスを出さない社長はひどい、って知り合いに言われましたけど。 林:ほんとにボーナスなしだったんですか? 住:出しましたよ。 林:なあんだ。つまんない。あとね、「ボーナスなしです」ってこの音声、なんどきいても聞こえないんですよね。 住:ええ?聞こえますよ (ふたりでもういちど聞く) 住:ね、聞こえるでしょう? 林:…………。いやあ……。カラスの声はよく入ってるけど。 住:いや、現場だと聞こえたんですよ。 林:………、し

  • 糸電話で市外通話 :: デイリーポータルZ

    糸電話はどれくらいの距離まで音を伝える事が出来るのか?多摩川を越える東京~神 奈川間で市外通話に挑戦した。目の前に立ちはだかる75メートルの川幅。糸を煽る強 い風。幾多の困難を乗り越え、糸電話での通信に挑戦した一部始終。果たして市外通 話は可能だったのか? (text by 住正徳) 75メートルの長距離糸電話を作る 東京都と神奈川県の県境を越える多摩水道橋付近。ここで川を跨いだ糸電話に挑戦する。地図で調べると川幅は約75メートル。その長さに耐える事が出来る糸電話が必要だ。 糸電話について調べると、水糸という糸が丈夫で音の伝わりもいいらしい。蛍光イエローに着色されていて見やすいという利点もある。 その他に必要なものは、紙コップ、輪ゴム、クリップ、そして物干竿だ。 川を隔てた両岸に物干竿を立て糸を横にピンと張る。この時、張りを保つために竿と糸を直接結ぶのではなく、竿と糸の間に輪ゴムを括りつけ

  • 大みそかテレビ実況中継 :: デイリーポータルZ

    テレビ人気にあやかれ!企画 ことしの大みそかの9時からは見たいテレビがたくさんあって困ります。紅白歌合戦、イノキボンバイエ、K-1、PRIDE。どうしましょう。チャンネルカチャカチャやってるうちに見たいシーンを見逃したらどうしよう。 そこでデイリーポータルZでは主要なチャンネルでいまなにやっているかをテキストで実況中継します。テレビの横にこれさえあれば大事なシーンを見逃すことはない(はず)。 実況中継のしくみ 各ライターが家でテレビを見つつ、なにか動きがあったら特設掲示板に書き込みます。住さんはPRIDEの会場から報告します! 注1)権利関係など大人の事情があるので、画面写真・試合結果は載せられません。格闘技の試合結果についてはそれを見ているライターの表情を掲載しますのでそこから推し量ってください。 注2)ライターがトイレに立ったり、不測の事態が予測されますので、実況中継の内容についてはニ

  • @nifty:デイリーポータルZ:魚と向き合う

    図鑑を開くと、魚はだいたい左向きで体の側面をこちら側に向けて載っている。 いっぽうそのころ、卒業アルバムやプロフィールでは、人間は正面を向いているのが普通だ。なら魚の正面顔も用意しなくちゃ。 魚って、正面から見るとまぬけで面白い。ただそれだけを堪能するために、3ヶ所のスポットをまわってみた。 (text by 乙幡啓子) ああ、速い とりあえず観賞魚屋さんに行って、写真を撮らせてもらった。 「大変ですよ、魚撮るの」と店長さんが言う。やっぱりそうですかね・・・。この日のためにシャッタースピード世界最速のデジカメを買ったのだが。 他のお客さんの邪魔にならないよう撮りまくるが、こうなる。

  • みんなで決める誕生日 :: デイリーポータルZ

    私事で恐縮ですが、日1月15日は僕の34回目の誕生日となります。この34年を振り返ると、短いようで長いような、それでいて気付いたら34才になってしまったというのが正直な感想です。年令に対する意識が年々希薄になって行く昨今、せめて誕生日くらいはメモリアルな1日したい。 とは言っても、どちらかといえば優柔不断な質なので、欲しいもの、べたいもの、やりたい事……、色々とあり過ぎて何かと迷ってしまいます。お前は夢見る少女か? と突っ込みたい気持ちで一杯かとは思いますが、そこは誕生日に免じて大目に見ていただき、僕の迷いに対して皆さんのご意見を頂戴したいのです。皆さんからの投票で、一番票が多いモノを買ったり、べたりして誕生日をエンジョイ出来れば、こんなに幸せな事はありません。 また、投票に参加いただくことにより、記念すべき今日を自分の誕生日の様に感じていただければ更に嬉しいです。参加者全員が誕生日

  • 絵手紙はじめました。 :: デイリーポータルZ

    絵手紙、と呼ばれる絵画がある。水彩でどーんと大きく書いて、よこに相田みつをみたいな言葉を書くのだ。(このサイトの右下の投稿ギャラリーを見ると雰囲気がわかると思います) なんだか面白そうだ。主に年配の女性に愛好家が多いみたいだけど、僕もやってみたい。性別と年齢を乗り越えて、いいじゃないか。やりたいんだから。スノボとかサーフィンよりもやってみたい。 ちらちら雪の舞う1月、おばあアートに入門してみました。(text by 林 雄司) 絵手紙の道具を買う とある画材店で「絵手紙セットください。」と言うと店員が微妙な表情になった。その店員いわく ・セットはない ・ひとつひとつ道具を買ったほうがいい ・セットだと安い道具とか入ってて慣れた人は好まない まあ、ちゃんとやれということらしい。筆はこれ、顔彩(絵手紙用の絵の具)はこれ、と道具を選んでもらう。しかし道具を選ぶときに 「鶴太郎さんはこういうの使っ

  • ライフマスクよ永遠に :: デイリーポータルZ

    最近、生まれた赤ちゃんの手形や手そのものの型取りをするキットが売られていたり、フィギュアの自作をする人が増えていたりする。造型のカジュアル化。それなら造型の大御所、「ライフマスク」も、もっと気軽に作ったらいい。顔の型を取り石膏を流し込む。セレモニーのたびに。七五三に、誕生日に。お引越しに。成人式に。ご結婚に。 さあキミも、レッツ・マスク・ウィズ・アス! (text by 乙幡啓子) 子孫に顔を残す 「ライフマスク」をはじめて見たのは、画家佐伯祐三の画集でだった。石膏のみでできているため余計に顔の質感がリアルに感じられた。白いし、当然目をつぶっていたがその目が今にも開きそうでちょっとこわかった。 ブルース・リーのマスクもオークションで高値で取引されていた。あれは映画を撮る際のメイクの研究用に取ったものだ。 亡くなった人のマスクが残っていると感動する。2次元の写真とは違い、まさにその人の生きて

  • かぶりものの作りかた :: デイリーポータルZ

    昨年作った当サイトのキャラクター「Zくん」のかぶりものですが……実はわたくし、酔っぱらってタクシーのトランクの中に置き忘れてしまいました! ごめんなさいー!! 今年も活躍するハズだったのに…。 責任を感じて、作りなおすことにしました。今回は製作現場を公開です。さあ、あなたも作ろう、Zくん!(text by 大塚幸代)

  • @nifty:デイリーポータルZ:大きな帽子をさがして

    僕は頭が大きい。 市販の帽子はまず入らない。中学校のとき、僕の学帽の大きさがクラスで話題になった。 「なにこのでかさ!」 「かえせよー!」 中身がつまってるから大きいんだよ、と励ましてくれる人もいたが、中身なんてどうでもいいからサイズの合う帽子が欲しい、と思った思春期。 そして昨今の帽子ブーム。僕もかっこいい帽子をかぶりたい。どこかに僕にあう帽子があるはずだ。 期せずして涙のレポートになりました。 (text by 林雄司) 大きな頭のガイド登場 今回、サイズの大きな帽子について造詣の深い横山さんにショップ案内を頼んだ。 「おれはまじで頭でかいよ。おれより大きな人にあったことないもん」 まずは横山さんのハットをかぶさせてもらった。原宿のパンクショップで偶然みつけたという代物。 「あれ?え?あれ?」 入らない。帽子が上にのっかって、ミスターピーナッツみたいだ。 「まじ?林くん!ほんと!おおき

  • できたて缶コーヒーはうまいらしい :: デイリーポータルZ

    モザイクですがいやらしいわけではありません 「XXX県のとある工場って書けばいいですか」 「いやあ、場所がわかるとウチだってわかるからなあ」 「北関東だったらいいですか」 「それならいいですよ」 というやりとりがあったので今回のレポートはモザイクが多いです。フォトショップ大活躍。 * 3月某日、北関東のとある駅を降りた。とあるタクシーに乗ってとある工場に到着。 工場の外にはかすかにコーヒーのにおいがしていた。期待に胸がふくらむ。 応接に通されるとそこにはすでに数種類の缶コーヒーが用意されていた。そして、並べているのが工場長だった。すいません、なんの宣伝にもならないのにお手数かけます。 告知スペースを設けて商品を紹介させていただきたいぐらい。僕は御社の缶コーヒーしかもう飲みませんよ。 でも写真はモザイクです。

  • ベスト・オブ・「青に、なりました」 :: デイリーポータルZ

    歩行者用の信号が青になる時、音やメロディでそれを知らせる交差点がある。「カッコー」とか「ピヨ・ピヨ」とか「とおりゃんせー」などそのラインアップはさまざまだが、私は「青になりました」とアナウンスしてくれるタイプのものがいちばん好きだ。 「青になりました」はさまざまな場所で聞くことができるが、ぜひここで聞いてくれ!と声を大にして叫びたいスポットがある。今回は、田中が個人的に厳選する、とっておきのベスト・オブ・「青になりました」を発表しちゃいます! (text by 田中あずさ) なぜ「青になりました」が好きなのか。 約10年前のこと。長野の高校を卒業したあたしは、その春休みを利用して車の免許を取るべく教習所に通っていた。当時の記憶はもうおぼろだが、そのときの筆記で青信号の当のサインを知ったことがそもそもの始まりである。 それまで、青=「すすめ」・黄=「注意」・赤=「とまれ」だと思っていたのだ

  • 1人ききティッシュ大会 :: デイリーポータルZ

    風邪をひいた。鼻水がひどい。 歩きながら、電車の中で、仕事中に、ブーブーと鼻をかんでいる。かむのが面倒になって鼻栓を詰め、その上からマスクをすることさえある。 そんなわけでティッシュのお世話になる毎日だ。なるべく鼻がガビガビにならないようなティッシュを…と思っているのだが、果たしてどれが一番鼻に優しいんだろう。 実際に、使い比べてみました。 (高瀬 克子)

  • 工場見物 :: デイリーポータルZ

    工場は古い友達 まずは工業地帯にある公園にやってきた。釣りをしている人が多いが僕らの目的は運河の向こうの工場である。 大山 「お、フレアスタック。」 大山さんが煙突を指さして言っている。煙突の先から炎が出ているのをフレアスタックと呼ぶのだそうだ。工場から出るガスを煙突の先でわざと燃やしているのは知っていたが、名前は知らなかった。 大山 「団地の前は僕、工場だったんですよ」 ここだけ抜き出すと前世の話ですかという発言だが、団地の写真を撮る前は工場の写真を撮っていたという意味である。むかしはメタル好きだった、みたいなものだと思ってもらうのが早いかもしれない。 大山 「誰もが通る道ですから。工場は。」 だそうだ。 腰が低いダム 萩原さんのここでのお気に入りはトラックターミナル。そう言われてみればコンクリのスーパーフラットな質感がダムに通じる。 萩原 「むかし買ってもらえなかったトミカパーキングに

  • 写真週刊誌風に撮ろう :: デイリーポータルZ

    芸能人のように写真に撮られたい。 立ち方を研究して口角をあげて…。そういう努力がともなうテクニックじゃなくて、もっと手っとり早く芸能人みたいな写真を撮る方法はないだろうか。 それでたどり着いたのが右の写真です。写真週刊誌風。わけあり感あふれますが、芸能人でないとこんな写真は撮られません。(林 雄司) 研究しよう 写真週刊誌を買ってきた。今週も載っている、芸能人の写真だ。特徴をおおざっぱにまとめると ・モノクロだ ・粒子が粗い ・撮られている場所はコンビニが多い ・撮られている人は帽子かサングラスをしている ・揶揄したようなキャプションがついている

  • おつまみは300円まで。 :: デイリーポータルZ

    けっこう働いているのに、ちっともお金がないです。 生活用品は100円均一、スーパーでは見切り品をゲット。お洋服は古着&日暮里繊維街、コスメはドラッグストアで、アクセはクレアーズで。 映画は水曜日の女性1000円デーに。雑誌はなるべく買わず、図書館やマンガ喫茶で短時間でががががががーっとブラウジング。 こないだ思いきって、を大量に売りましたよ。古の表紙を「マジックリン」を付けたふきんで磨いて、自転車でヨロヨロ倒れそうになりながら運んで、査定してもらったら、7000円にもなりましたよ。 捨てようと思ってたモノだったので、ちょっとショックでございました。 ああお金お金ってどうやったらもうかるんでしょう。あの貸したお金はもう返ってこないのかしら。あれのギャラはどうして入金されてないのかしら。あの大きな仕事の話は、けっきょく進まずになくなっちゃうのかしら。 おごってくれるボーイフレンドが出来な

  • 旗つつみをためす :: デイリーポータルZ

    マンガ「プロゴルファー猿」で、主人公がもっともよく使う必殺技、それが旗つつみだ。 グリーン上の旗を狙い、ボールを旗につつませて、そのまま真下のカップに落とすというこの技、もし当にできるならすごく便利な話に違いない。 というよりも、やってみたら意外とサクサクできちゃうんじゃないだろうか。 実際にためしてみました。 (text by 三土たつお) ゴルフ練習場にやってきた さっそく近場のゴルフ練習場、いわゆる打ちっぱなしにやってきた。 とはいえ、ゴルフをやるのは実はこれが初めてで、ちゃんとボールを前に飛ばせるかどうかも怪しいところ。 今回の企画はいつにもまして行き当たりばったりです。

  • ひまわり5号にさよならを :: デイリーポータルZ

    ひまわり5号が引退した、というニュースを聞いた。夏ごろの話になる。 ひまわりといえば、天気予報でよく見る雲画像を送ってきてくれる人工衛星だ。それが引退して、新たにひまわり6号が使われるようになるという。 なんのことはない。たんに人工衛星が世代交代するという技術的な話。 でもそのニュースをきいたとき、なぜだかぼくは、くらい宇宙のなかを一人ぼっちで死んでいくひまわり5号の姿を想像して、少しさみしくなってしまった。 引退したひまわり5号はこれからどうなるんだろう。 よく聞くように、大気圏に落ちこんで燃えてしまうんだろうか? だとしたら、せめてその前に一目その姿をみたい。そして今までありがとうと言いたい。 (text by 三土たつお) そもそも人工衛星を見られるのか とはいえ、人工衛星なんてどうやって見たらいいんだろう。双眼鏡で見えるんだろうか。 調べたところ、ひまわりは大気圏に落ちてしまうこと

  • ジーパンにダメージを与える :: デイリーポータルZ

    久しぶりに新しいジーパンを買いに行った。長年履いてきたやつがついに破れたのだ。僕は基的に貧乏性なので、履き潰すまで履いてそして買い換えることが多い。なので今回もざっと2年ぶりくらいの更新だ。 新しいジーパンのあのごわごわした感触が好きなのだ。それを徐々に体になじませていく過程もたまらない。2年ぶりに再会する小さな幸せを探しにジーンズショップへ行ってみた。 そしたらびっくりした。すでにびりびりなのだ。 そう、ダメージデニムというやつだ。新品なのに中古加工されたジーパン。こういうジーパンは以前からもちろんあったが、最近の破られ方は少々過熱しすぎな気がする。しかし丈夫なのが売りのはずのジーパンが、いったいどう生活したらこんなことになるのだろうか。試してみることにした。 (安藤 昌教) そろそろ買い替え時です ジーパンはかつて開拓者達がキャンバス地で丈夫なパンツを作ったのが始まりと言われている。

  • 僕を誘惑する女たち :: デイリーポータルZ

    最近 毎日 女たちに 誘惑されています SPAMに。 エロエロ誘惑SPAMに。 彼女たちは日々 さまざまなフレーズと文脈で 僕を誘惑し続けてきます。 というわけで今回は そんな最近流行りの すごくグッとくる エロエロ誘惑SPAMたちを 紹介してしまいたいと思います!! (最後に謎の新連載漫画もあるよ!) (text by ヨシダプロ) SPAMこと迷惑メール。 僕もSPAM受信力には結構自信はありますが、 とくに最近は SPAMのなかでも 出会い系エロエロ誘惑SPAMが 毎日ものすごくお届けされてきます。 ていうか 僕ってそんなに ハタからは出会いを求めているように思われているのでしょうか。 「出会わない系」としては それがなにより不意ではあるのですが、 が、そんな出会い系SPAMの中にも 時にはこんな僕でもグッと来てしまうものがありまして、 そこで今回はそんな選りすぐりのSPAMたちを

  • ファービー販売元担当者の叫び :: デイリーポータルZ

    先日特集でお届けした『人はファービーを好きになれるか』。個人的な心情の変化をもとに、記事では好きになれると試しに結論づけてみた。 驚いたのは、販売元のファービー担当者さんがこの記事を読んだで編集部に連絡を下さったことだ。…怒ってないだろうか?いや、でも好きになったんだから大丈夫だよな。 自信なくそんな風に思っていたのだが、「ぜひ一度ファービーについて語りませんか?」とのうれしいお誘いまでいただいた。 別に怒られるわけではないよな…。うん、たぶん大丈夫、そういうわけで行ってきました。 (text by 小野 法師丸) ●ファービーの日のふるさとは東京・葛飾区 もともとアメリカの会社が開発したインタラクティブ玩具・ファービー。それを日語化して販売しているのが、東京・葛飾区にある株式会社トミーダイレクトさんだ。

  • :デイリーポータル Z:2005年を振り返る

    古賀:振り返りも今日で最後ですわ。11月、12月なので“振り返る”って感じじゃないですがひとつよろしくお願いしますー 乙幡:へい 古賀:今日、Macで作業してまして、メッセンジャーがかなり使いにくいです。 古賀:「乙幡が入力中です」とかが出ねえ!(その後ちゃんと表示されることが発覚しました) 乙幡:おや 古賀:でも頑張りますー 乙幡:そうよ、そのこころいきよ 古賀:あら、はやくも女モードね(今回の総集編は全編語り口をかえてお届けしているのです) 乙幡:3回目となるとだいぶスイッチングに慣れてきたわ 古賀:じゃ、最後だけど頑張りましょうね 乙幡:よくってよ! (古賀及子・乙幡啓子) ファービーに誘惑された11月 乙幡:やっぱり、11月、12月というとひとつ大きいネタとしてはファービーかしら。年末のデイリーポータル大忘年会にもちゃっかり来てみんなの心をいろんな角度から揺さぶっていたわ。(「人は

  • 人はファービーを好きになれるか :: デイリーポータルZ

    人それぞれ様々な感じ方をしがちなペット人形・ファービー。アメリカからやってきたんだと思う。 個人的にも変な人形という程の認識しかない。初代が人気を集めたときもスルーしていた自分。そう、わず嫌いで距離を置いてきたのだ。 それでいいのか。それでは当にファービーと向き合ったことにならないではないか。 別に向き合う必要性はないとも思うのだが、新型ファービーの発売を期に実際にファービーを買って、好きになれるか試してみました。 (text by 小野 法師丸) ●会いたくないけど会いたいアイツ 10月23日(日)の昼過ぎ、サイトトップページにある「Topics」の欄を見ていると、気になるトピックがあるのに気がついた。 個人的にこれといった思い入れはないが、懐かしさだけは感じるファービー。その第2弾が登場と言われても、特に思うところはないのだが……それでいいのだろうか。 なんとなく変な奴だと思って

  • テニスバッグにいろいろ詰めてみる :: デイリーポータルZ

    もう彼らを変な目で見るのをやめたい。 それはテニサー。テニスサークルの略称で、大学サークルの花形。彼らを見る度に超楽しそう、超大学生っぽい、超うらやましい、と思う。かといって、実際僕が入って楽しめるかといえば、疑問なわけで。球技苦手だし。 僕にとって彼らをテニサーたらしめているのは、「テニスをしていること」ではなく、あの、ラケットが入った大きなバッグ。何であんなにわかりやすいものを持ち歩くんでしょうか。あれを見る度に、「あー、あの中にはラケットと、俺の知らない楽しみが…くそっ」と、底知れぬ負の感情が表れてきます。 でも、もうやだ! (text by 藤原 浩一) テニスバッグの中身 ある日、テニスバッグだけ持って登校してる人に「勉強道具はどうしたの?」と問うた所、「このバッグの中に一緒に入ってるよ」との回答が。 あれー、そうだったんですか。あの中にはラケット以外のものを入れても良かったんで

  • @nifty:デイリーポータル:小学生を本気で倒す

    勝負に勝ちたい。勝つと嬉しい。 それは普遍的な飽くなき欲求であります。が、しかし、スポーツ、学術、経済など、既存のルールにおける勝負で勝つということは、中々難しいものです。既に土俵に上がっている人たちは、みんな強過ぎます。 新たにルールを打ち立てることで勝者になることも可能ですが、そんなので勝っても虚しいだけ…。既存のルールで、しかも、自らを鍛え上げることなく勝つ方法は無いものだろうか。 というわけで従兄弟の小学生に会いに行きました。弱いから。 (text by 藤原 浩一)

  • パンがでかい :: デイリーポータルZ

    やっぱりでかい でかいパンはおばけフランスパンという名前だった。11000円。2日前までに予約したら売ってもらえるらしい。写真にしてしまうと迫力が伝わりにくいが、隣にあるフルボディーのワインと比較してもらいたい。 いてもたってもいられず注文してしまった。あの、おばけフランスパン、注文したいんですけど。 「ええっと、ちょっとお待ち下さい」 店員があたふたしている。なんだ、売ってくれないのか。なんか店長に電話とかしてる。 「2日後になりますけど、いいですか」 もちろん待ちます。あまり注文が入るものでもないんですか、と訊ねると「たまに出てます」とのこと。ほんとかよ。

  • ルーターで精米する :: デイリーポータルZ

    先週東急ハンズに、普通にバーベキュー用コンロでも見ようと行ってみたところ、「ハンズメッセ」というセールをやっていた。いや別にハンズの回し者ではないんですがね。 目指すコンロ類は、セール中はその店舗に置いてないとのことだった。「はあ、そうですか・・・。」仕方なく、しばらく店内をうろつく。 そしてたまたま目に入ったミニルーター。そばにはアタッチメントのセット。うっかり買ってきてしまいました。さて何に使おう。 (乙幡 啓子) 実は工具ありきのネタ、というわけでもない。のちのち考えていることがあり、こういった工具が欲しかったのは事実。それがハンズメッセで5000円で売られていた。買いだ!と思った。 もし自分がお父さんだったら、自分の子どもはこういうとき、ものすごくがっかりするのかもしれない。 「バーベキュー用セット買ってくるって言ったじゃん!」 「まあ、待て。これはたいそう使いでがあってな・・・」

  • 花火で、字を書く。 :: デイリーポータルZ

    暑いですね。夏ですからね。 夏と言えば花火ですね。 私は手に持つ花火はとりたててスキでもきらいでもないんですが、幼少のときから、イザやるとなるとなぜか血が騒いでグルングルン振り回してしまい、ひじょうに危険人物あつかいをされてしまいます。 そういえばお気に入りのワンピースが焦げたといちゃもんをつけて泣き出した女もいました。 みなさんも花火をするときは、火気取扱いよりも服装に気をつけるといいと思います。 こんな私が、長年培ってきたグルングルンな才能を発揮するときがきました。 花火で、字を書きます。 (text by 土屋 遊) 強力なアドバイザーをおよびしました 「花火を持つと、振り回す」 これはもう幼少の頃から培ってきたものですから、字を書かせても天下一品だという自負はあります。 ですが世の中何がおこるかわかりません。 いきなりウデを骨折していまうかもしれませんし、瞬間的に虚弱体質になる可能

  • 神田川の分水路をゆく :: デイリーポータルZ

    東京の神田川を眺めていると、たまに地下トンネルへの入口のような穴がぽっかりと開いていることがある。分水路の入口だ。 分水路というのは地面の下に作られた人工の川で、道路で言うとバイパスのような役割があるらしい。つまり、台風などで増えた水量を吸収し、洪水をふせぐ目的がある。 ただし、いまはそんなことはどうでもいい。 あのまっくらな穴の中に入ってみたい。 なんだか洞窟の探検みたいでおもしろそうだ。中はどんなふうになっているんだろう。そして出口はどこに抜けているのか? 長年の夢を実現してきました。 (text by 三土たつお) プロの方の船に乗せてもらう じつは、神田川の分水路には以前ちょっとだけ入ったことがある。 個人的に、神田川を手こぎのゴムボートで遡ったことがあって、その際に入口から中をのぞいてみたのだ。水路は奥のほうまでずっと続いていて、しかも明かりがまったくないので当にまっくらだった

  • @nifty:デイリーポータルZ:自宅で簡単!そうめん流し

    夏といえば素麺だ。 我が家では、夏は週5くらいのペースで素麺をべている。 ある日ふと、家で素麺流しをしたくなった。 が、 うちは団地でしかも5階に住んでいる。 そういう理由で断念している全国の流し素麺ファンも多いと思うが、そんなことくらいで諦めてはいけない気がする。 ということで、今回は自宅で簡単にできるステキな素麺流しをご紹介したいと思う。 (Text by T・斎藤)

  • パンツを選択する :: デイリーポータルZ

    思い返せばもう30年近くもパンツを履いてきた。 ここでいうパンツというのはズボンではなくパンツ、そうアンダーウェア、下着だ。物心付いたときから僕はすでにパンツを履いている。そしてそのままずっとパンツを履き続けて生きてきた。しかしそれは「履かない」という選択肢が与えられなかったからにすぎない。 それで自由と言えるのか。 僕も今年で30になる。そろそろ自分のことくらい自分で決めなくてはならない年だろう。今こそ選ぼうじゃないか、パンツ履くか否か。僕は今、人生の岐路に立っているのだ。 ということでとりあえず1週間ノーパンで過ごしてみることにしました。 (安藤 昌教) きっかけは日常に そもそもなぜ突然そんなことを思ったかというと、最近僕が急激に痩せたことから始まる。 痩せるとズボンが下がるのだ。だけどウェスト部分に伸縮性のあるパンツだけはしっかりと腰の上に残る。その結果パンツが露出する。 でろーん

  • ラジオに出ました :: デイリーポータルZ

    去る7/28(木)、ニフティ古賀さんと私でラジオに出させていただきました。制作日記でちょろっとお伝えしておりましたが、今日はその顛末を記しておこうと思います。と、なるべく興奮を抑えつつ話しておりますが、あらためてそのときのことを考えると非常にくすぐったいです。 番組は 文化放送「 辻よしなり ラジオグラフィティー 」。初めて見るラジオの現場は、予想と微妙にずれていて、ちょっとした異世界のようでした。 (乙幡 啓子) ある日自分に1通のメールが届いた。ニフティの古賀さんからだった。 「大変なことが起こりました!」 「助けてください~!ヒー!」 というような文面だったと記憶している。うわっ、何事か!?私の原稿に何か間違いでも??と、よくよく聞いてみれば、「ラジオで名古屋取材の際のいろいろなエピソードを話してくれとの依頼が来た」というのだ。なんだ。そんなにビビらなくても。 ことの始まりは、デイリ

  • 拝啓、毒蝮三太夫さま :: デイリーポータルZ

    ミュージックプレゼントというラジオ番組がある。昭和44年のスタート以来現在まで、実に35年間も続いている長寿番組だ。パーソナリティの毒蝮三太夫さんがスーパーや工場、お店を訪れてそこで働く人たちから話を聞くという中継レポート中心の番組なのだが、その魅力は何といっても毒蝮さんの話術にある。「汚ねえババアだな」とお年寄りに対して平気で毒舌を浴びせるのだ。普通なら苦情が殺到してもおかしくないのに、それが当に面白くて、毒蝮さんは「ジジイ、ババアのアイドル」として人気を集めている。 僕は学生時代から、この毒蝮さんの放送が大好きで良くラジオを聞いていた。今回、知人の紹介で毒蝮さんに会えるというので、ラジオ中継の現場にお邪魔させていただく事にした。 (text by 住正徳) 今回の現場は千葉県沼南町のお花屋さん 現在、毒蝮さんのミュージックプレゼントはTBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」の1コーナ

  • ポッドキャスティング始めました :: デイリーポータルZ

    今週からデイリーポータルZはポッドキャスティングで番組配信を始めます。ポッドキャスティングとは、ipod等の携帯オーディオ端末でネットラジオが聴けるシステム。初回は、林・住のコンビでお送りいたします。しゃべりが苦手な二人ではありますが、手探り状態で番組を作ってみました。 (text by 住 正徳) こちらデイリーポータルZラジオです 唐突に始まったポッドキャスティングですが、番組名を「デイリーポータルZラジオ」といいます。MC担当は、林・住コンビと古賀・乙幡コンビ。全員しゃべりのアマチュアなので不安でいっぱいだ。 いきなり何の題材もなくしゃべるのは辛いので、トークのネタになる音源を用意する事にした。先日行われたBBフェスタの会場で、読者の皆さんにご協力いただいた「出会い糸」で集めた音声を題材にする。「出会い糸」とは30メートルの光ファイバー糸電話(リンク)の事で、フェスタ当日、糸電話越し

  • :デイリーポータル Z:2005年を振り返る

    古賀:こんにちはー 乙幡:どうもどうも 古賀:総集編対談、またよろしくです。 乙幡:はいー 古賀:前回同様、今日も女ことばでまくしましょう(この年末の総集編はなぜか語尾を換えてお送りしております) 乙幡:こないだ対談終わった直後、いう言葉いう言葉ぜんぶ頭の中で語尾を女言葉に変換してました。 古賀:あ、私もです 乙幡:頭の中だけじゃなく全部口に出したらどうなるんだろう。 古賀:女になるんじゃないすかね 乙幡:そうかー 古賀:そうよ 乙幡:そうなのかしら 古賀:……始めましょうか。今回は7月と8月です。 乙幡:へーい (古賀及子・乙幡啓子) 鎧とBBフェスタの夏 古賀:大晦日、みんないかがお過ごしかしら 乙幡:M-1凄かったわねー 乙幡:あら微妙に古いネタだわ 古賀:やだ、いつ対談してるかがバレじゃない! 乙幡:サンタもお疲れ様ね 古賀:だから対談日がバレるから!べつにいいわ!今日は12/26

  • 2005年を振り返る(2) :: デイリーポータルZ

    林:さて、対談で提案があるのですが 法師丸:はいはい。 林:口調を変えませんか。前回の住さんとの対談はこんなでした。 法師丸:ああ、ヒップホップ系ですか。(適当) 林:いや、暖炉の前でバーボン飲みながらの雰囲気にしました。 法師丸:暖炉の前なのかヒップホップなのかは定かでないというか、どれも違う気がしますが、とにかくわかりました。 林:というわけで法師丸もサロンな会話をしないか? 法師丸:ちょ、ちょっと待ってくださいね。気持ち切り替えます。 林:もちろんさ。 法師丸:オッケー、ユウジ、気持ちをラテン系にしてみたよ、アデュ。 林:ラテンは俺たちの故郷だ。アミーゴのことは法師丸ってよんでいいかな 法師丸:そうだな、変に変えてもわかりにくいからな。法師丸なんてラテン系はいないと思うけど、とにかくチリビーンズは最高さ! 林:ママンも最高って言ってるさ! 林:さあ、今夜はデイリーポータルZの5月6月

  • 逆さまになって食べる :: デイリーポータルZ

    このサイトについて ロマンの木曜日 つぎへ > ▲トップに戻る 特集記事いちらんへ オモテ ウラ 個人情報保護ポリシー © DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.

  • 光ファイバーで糸電話 :: デイリーポータルZ

    以前、当サイトにて「糸電話で市外通話」という企画をレポートした。その時は、多摩川を挟む75メートルの糸電話に挑戦し、見事、市外通話を成功させた。あれから2年、通信を取り巻く環境は日進月歩。今や光ファイバーによる大容量データ通信が主流となりつつある。 そこで、今回はその光ファイバーケーブルを使って糸電話に挑戦したいと思う。光ファイバーのケーブルを使うことで、前回よりもクリアな音で会話のやりとりが出来るのではないか。しかも高速で。 と、糸電話の根的な仕組みを分かってない感じを残しつつ、僕が考える第3世代糸電話に挑戦します。 (text by 住正徳) 光ファイバーのケーブルを探す 光ファイバーで糸電話を試すには、光ファイバーケーブルが必要だ。 しかし、光ファイバーのケーブルなんて見た事もなく、どんなものなのか想像もつかない。試しに近所の電気屋さんに光ファイバーのケーブルを置いてるか聞いてみた

  • サンタになって、なにもしない…

    イベントも終了し、三土さんとも分かれ、ひとり会社に戻ってきました。 あまりにあんまりな状況の自分がいたたまれなくなり、ケーキ買いました。 がんばって半分強までべました。甘くておいしかったです。 これにて、ひとりムキになって続けました、「サンタになって、なにもしない…」のリアルタイム更新を終わりにします。 みなさん、良いクリスマスを!! それでは、お休みなさい。

    サンタになって、なにもしない…
  • 頭上でひもを回して傘にできるか :: デイリーポータルZ

    中国武術の達人は、雨のときに頭上で棒を回して傘のかわりにするという。 もし当にそんなことが可能なら、たとえば「突然の雨に降られて傘がない」という状況でも、これからは雨宿りなんかしなくて済むようになるんじゃないか。 実際にためしてみました。 (text by 三土たつお) 参考にした書籍はこちら とはいっても、棒なんか回しても傘の代わりにはならないよ、と思われる方は多いだろう。 そんな疑りぶかい方のために、まずはこの話の出典を示しておいた方がいいのかも知れない。宮下あきら著「魁!! 男塾」には次のような記載がある。 渦龍天樓嵐(かりゅうてんろうらん) 中国槍術、その最高峰にあり、槍聖とあがめられた呂朱根が創始したといわれる幻の秘技。 槍をすさまじい勢いで回転させることにより(中略) 空に飛ぶ鳥を落とし 雨の日は頭上で回転させれば 傘のかわりをもなしたという。 (出典:民明書房刊「武道達人逸

  • 数学の文章題を体当たりで解く :: デイリーポータルZ

    舞台は皇居外周 というわけで、兄が弟に追いつくまでの時間を求めるというオーソドックスな問題をとりあげてみる。 もちろん、計算で答えを出すようなヤボなことはしない。あくまで実際にやってみて時間を計るのだ。 信号のない皇居外周を舞台に選び、半蔵門を出発点として、桜田門方面に向かって追いかけることにする。なお、兄は弟の忘れたお弁当を届けるために追いかける、という設定を追加してみた。 半蔵門から800mの地点、ちょうど三宅坂の最高裁判所を過ぎたあたりに弟を待機させ、携帯電話で連絡を取り、タイミングを合わせて出発することにする。

  • 離島に上陸する :: デイリーポータルZ

    沖縄の離島はすばらしい。島からフェリーで少し離れただけで、そこには視界一面のサンゴ礁と透明な海が広がっている。極上のリゾートだ。 そんな離島へ、おれも行きたい。 だけど暇もなければ金もない。いやまてよ、よく考えると暇はある。金がないだけか。いきなりしょっぱい話になってしまったが、そんな僕でも手軽に行ける離島がある。干潮の時にだけ現れる離島だ。行ってきました。 (安藤 昌教)

  • @nifty:デイリーポータルZ:地下鉄の風でスカートはめくれるのか?

    地下鉄の排気口からの風でひらひらとスカートがめくれる。マリリンモンローの主演映画、「7年目の浮気」の有名なシーンだ。正直、映画自体は見た事ない。だけどあのシーンだけは知っている。調べると映画の公開は1955年、今年でちょうど50周年になる。そんな節目な年だからこそ、あのシーンは当なのか?検証してみようと思います。 (text by 住 正徳) ●「マネキンを調達する」 地下鉄の風でスカートがめくれるのか。 その検証のため、マネキン人形にスカートを履かせて排気口の上に立たせる事にした。 都内でマネキンを貸し出している業者について調べると、練馬区の富士工芸というお店で「アンティークマネキン」というレトロなマネキン人形を在庫に抱えている事が分かった。1960年代のフォルムとメイクによるマネキン人形らしい。 今回はマリリンモンローのあのシーンを再現しようという実験なので、そんなレトロなマネキンが

  • 「くすぐったい」って何だろう :: デイリーポータルZ

    「くすぐったい」という感覚がある。わき腹や首筋をコチョコチョされたときのあれだ。 痛みやかゆみと同様、必ずしも喜ばしいものではない感覚。なのになぜだか笑ってしまうという不思議な感覚だ。 さらに、やってみるとわかるが、自分で自分をくすぐってみてもちっともくすぐったくはない。それってどういうことなんだ。ますます深まる不思議感。 その謎に迫るためには身をもって試すしかない。様々な形でくすぐられてみました。 (text by 小野 法師丸) ●くすぐったいという不思議 いい気持ちというわけでもないのに笑っちゃうという不思議な感覚・くすぐったい。ただ、自分で自分をくすぐってもくすぐったくないのはなぜなんだろう。

  • 壮絶!長崎のゴミ収集 :: デイリーポータルZ

    はたらくおじさん、はたらくおじさん、 こーんにーちーはー♪ 坂の町・長崎では、ちょっと特殊なゴミ収集を行っている。狭い石段が山の上の方まで続いているような地区では、ゴミ収集車が家のそばまで入って来られない。今回はその長崎の特殊なゴミ収集を紹介したい。 私はその日、大変衝撃的な光景を目の当たりにし、感動して鳥肌が立った。こんなすごい仕事をしている男たちがいたとは…! (Text by T・斎藤)

  • 異様にでかい塔を見に行く :: デイリーポータルZ

    塔には不思議な魅力がある。 東京タワー、通天閣、ランドマークタワー、パリのエッフェル塔、ピサの斜塔…。 民族の象徴的建築物には塔が多い。 ピラミッドだって一種の塔のようなものだ。 我々人類は塔を建てることや見ることが能的に好きに違いない。 そんな塔の魅力に引き寄せられるがごとく、長崎は佐世保にある巨大な塔を見に行きます。 (Text by T・斎藤) 人はなぜ生きているのか? 人は何を目的に生きているのか? まず、べて生き延びるために生きている。 原始時代はべ物を探すことに行動の全てを費やしていたし、現在でもべて生活するために金を稼ぐ。 が、べるのに不自由しなくなると、今度はそれが目的でなくなる。次に人は社会的な秩序を築きその中で地位を得ることを目的とする。が、それもまたある程度の秩序と地位を確保し満足してしまうと、もう目的ではなくなる。すると今度は人生を楽しむことが目的となる。

  • 豪華客船のデカさを思い知る :: デイリーポータルZ

    ある日、道を歩いていたら目の前に大きなビルのようなものが見えた。 「あれ? あんなビル、あったっけ? 」 よく見たら、それはビルではなくて船だった。 (T・斎藤)

  • 長崎の住宅事情 :: デイリーポータルZ

    先日、福岡で大きな地震があった。(被害に遭われた方々には心よりお見舞い申し上げます。) 幸い、長崎(市内)は大して揺れなかったのだが、もし長崎に大地震が来たら大変な事態になるんではないかと思う。 というのも、長崎の住宅事情はかなり特殊だからだ。 (T・斎藤) 家が建てられる場所を求めて 長崎はまわりを海と山に囲まれており、平地部分がものすごく少ない。よって、人々は家を建てられる場所を求めて、他県では考えにくい場所にまで触手を伸ばすこととなった。 例えば、川の上である。 ↓

  • 道に肉が落ちている :: デイリーポータルZ

    県外から沖縄に来ている友達が言っていた。 「沖縄であり得ないのはさあ、道に肉とか落ちてるところだよねー」 「だ、だよねー」 そのときは特に何も思わずそのまま流したのだけど、なにか釈然としないものが頭の片隅に残っていた。 肉が 道に いやさすがにそれはあるまい。だけどここは沖縄、もしやと思い下を向いて歩いてみました。 (安藤 昌教) ゴミ多いです 普段は気にもしていなかったのだが、改めて道に落ちているものに注目しながら歩いてみるとなんとゴミの多いことか。タバコの吸殻や空き缶、店のチラシやら鉄製のなにやら部品、一度目がゴミモードに入ると次から次へとゴミばかりが視界に入る。

  • 立体写真の作り方 :: デイリーポータルZ

    中学校の頃、先生が言っていた 「次世代のエロは立体になるに違いない」と。 思春期の真っ只中にいた僕達は色めき立っていろいろと想像したものだ。写真ですら耐えられないほどエロいのに立体になったらどうなってしまうのか。それは僕達の想像の範ちゅうをはるかに超えていた。 あれから時は経ち、21世紀に突入したが未だエロは2次元の写真のままだ。先生、どういうことですか。 あの時の夢を具現化するきっかけを見つけるため、大人になった今の僕なりに写真を立体にしてみることにしました。 (安藤 昌教) 当に立体の写真を作る 平面の写真を立体的に見せる方法がある。特殊なメガネをかけて見る立体写真や、以前乙幡さんが紹介したステレオ写真もその手法の一つだ。ステレオ写真は平面の写真二枚を頭の中で立体的に捉えるというやり方なのだが、頭の中だけでなく実際に手に取れる立体にできないだろうか。 いろいろな方向から写真を撮り

  • @nifty:デイリーポータルZ:小さな穴で写真を撮ろう

    ピンホールカメラというものがある。小さな針穴から入った光により写真を撮るカメラのことだ。 これまで僕は写真はレンズで決まると思っていた。いいレンズを使えばきれいな写真が撮れるのだと。だけどピンホールカメラにはそもそもレンズがない。いいとか悪いとかそういう議論ではなく、そのものがないのだ。その潔さに前々から興味はあったのだけど正直当に写るのかどうか半信半疑でもあった。 そんなおり、たまたま4月24日が世界ピンホール写真デーであることを知った。この日は世界中のピンホール好きが一斉に自慢のピンホールカメラで写真を撮るのだそうな。それは放ってはおけない、せっかくの機会なのでこの世界的なムーブメントに乗じてピンホールデビューしてみることにしました。 (安藤 昌教) なにはともあれ作ってみます 早速ピンホールカメラを作ってみよう。やネットで調べると、どうやら空き缶や木の箱とかでも作れてしまうらしい

  • :デイリーポータル Z:人妻物語

    「人物語」 先日飲み会で「今、人が熱い!」という話を聞きました。流行に敏感な僕はさっそく人ゲームを作ってみました。タイトルは人ですが、ゲーム自体はあの名作ゲーム「フロッガー」へのオマージュです。無理やりな感じをお楽しみください。 操作方法 [↑][↓][←][→]キーで人を上下左右に動かせます。 時間内に5人の人を画面上部の家まで帰すことができればステージクリアとなります。 車に轢かれたり、川に落ちたりするとミスになり、画面左上の残りプレイヤーが減ってしまいます。5回ミスをするか、制限時間をオーバーするとゲームオーバーになってしまいます。 ステージをクリアするとお楽しみがあるので、がんばってください!

  • 夢でみたお団子の話 :: デイリーポータルZ

    今から、ちょうど十年程前に亡くなったおじいちゃんが夢に出てきて、ミカサヤの団子を買いに行け、といった。 生きていた頃のおじいちゃんは戦争で右ひじから下を失っていて、まだ小さかったぼくにその妙につるんとした断面 を触らせながら、戦争がいかに悲惨なものかを語ってくれた。だけど、まだ子どもだった僕には半分くらいしか理解できなくって、そして残りの半分はもう忘れてしまった。 夢にでてきたおじいちゃんには右ひじから下の部分も普通にくっついていて、なんだか少し不思議な感じがした。けど、夢の中だからごく自然に、人は亡くなると元のかたちにもどるのかもしれないな、なんて思った。 夢の中のぼくはおじいちゃんのいいつけに従って、ミカサヤにお団子を買いにいった。そして、それをおじいちゃんの家で家族や親戚 たちと卓を囲みながら、口々に「美味しい」といって、お団子をべた。中でもお母さんが一番喜んでいて、「やっぱりお

  • 新しい顔ハメを考えました :: デイリーポータルZ

    このサイトについて ロマンの木曜日 つぎへ > ▲トップに戻る 特集記事いちらんへ オモテ ウラ 個人情報保護ポリシー © DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.

  • :デイリーポータル Z:腐りかけがウマイって本当ですか

    いい気候になって参りましたが、みなさん、いかがお過ごしですか。楽しいゴールデンウィークは目前。でもそれが過ぎれば、陶しい梅雨がやってきます。 そう、モノが腐る季節の到来です。 …ああ、イヤだ。東京の暑さといったら年々酷くなる一方じゃないか。冷蔵庫に入れておいても、物がどんどん腐る。安心できない。 そんな季節を少しでも楽しく過ごす為に、巷で「ちょっと腐りかけがウマイ」と言われている物は当にウマイのか、べてみることにしました。 (高瀬 克子) まずは肉でしょう よく「肉は腐りかけがウマイ」と言われるが、当かどうか常々気になっていた。結局、肉のべ頃っていつなんだ? そこで、以前スーパーの精肉部門に勤めていた知人のHさんに、メールでこんな質問をしてみた。 ――お店に並んでいる肉は、屠殺してから何日か経ったモノなのでしょうか? それとも新鮮ホヤホヤなのでしょうか? その返事がコチラ。 「こ

  • @nifty:デイリーポータルZ:覆面レスラーは一流ホテルにチェックイン出来るのか

    現役レスラーのサスケさんが岩手県議会の議員に当選したのが今から2年前。覆面をしたままの議会登院を認めるか否かでもめていた。その後、あの問題はどうなったのだろうか? サスケ議員は覆面をしたまま議会で発言しているのだろうか? そもそもサスケ議員って名前は大丈夫なのか? 今更ながら色々気になってしまったので、今回は覆面レスラーの公共性について検証してみました。アディオス。 (text by 住 正徳 ) まず覆面レスラーを用意しないといけないが、生憎僕には覆面レスラーの知り合いがいない。だったら自分が覆面レスラーになるしかないので、新宿のプロレスショップに出向いた。創業20年、プロレスショップの老舗アイドールさんだ。 店内は撮影禁止だったので写真を掲載する事が出来ないのだが、店内には様々な種類の覆面やプロレス関係のビデオ、雑誌が陳列されていて、まさにプロレスファンの聖地という趣。覆面レスラーにつ

  • 調理例を忠実に再現する :: デイリーポータルZ

    ずっと前から気になっていた。それは「調理例」。 よくインスタント品とかのジャケットにあるアレです。だいたいインスタント材を選択した時点で、「例」のごとく華やかに事を彩る気力はありません。 だから一生に1回ぐらい、調理例を忠実に再現してみようと思いました。 (text by 神田ぱん) めん類は調理例の王道 まずはラーメン。これは「調理の一例」だ。袋の裏側に、「一例」トッピングの作り方も書いてあった。 「下味をつけたエビとホタテをグリルし、ルッコラとバルサミコ酢をかける」 ……ルッコラもバルサミもない。 しょうがないから、ルッコラ→キャベツ、バルサミ→黒酢で代用する。

  • ショートケーキに歳の数だけローソクは立つか :: デイリーポータルZ

    今年も誕生日がやってきた。三十路を越えると1年なんて「あっ」という間だ。誕生日なんて、すぐに回ってくる。 「30を過ぎると坂を転げるようだ」という例えをよく聞くが、それどころではない。ターボのついたローラーシューズで坂道を滑走しているようなものだ。 …そんなことはどうでもいい。大人は大人らしく、自分の誕生日を豪快に祝おうではないか。 というわけで、久しぶりにケーキにローソクを立てようと思います。歳の数だけ。37。 (高瀬 克子) まずはローソク売り場へ いま、世の中にはどんなローソクがあるのかを見に、おなじみ「東急ハンズ」へやってきた。ちなみにローソクは「パーティーグッズ用品」売り場にあります。

  • ごはんですよで海苔作り :: デイリーポータルZ

    みなさんにも「これがあればご飯何杯でもいける」ってものがあるだろう。 いわゆる飯の友ってやつだ。 私は「ごはんですよ」があればおかずはいらないね。 そんなマイラバー「ごはんですよ」、どろりとした中に海苔の固形物が残っている。 これ、水に溶いて干したら、海苔ができるのでは?と、当然の疑惑が浮かんできたわけだ。 やるっきゃないでしょう。 (佐倉 美穂) 仕込み それでは早速「ごはんですよ」を鍋に移し、水を加えてゆるくする。 こんなに豪快に「ごはんですよ」を器から出したことはない。 これだけあればご飯どれくらいいけるだろう、おにぎりの中に入れてもいい、味が濃すぎないようにうまくバランスをとりたいところよね、等つらつら考えながらの作業だ。 ゆるくなった「ごはんですよ」を、巻きずしを作るのに使う巻き簀に乗せて干す。 程よいゆるさの「ごはんですよ」は、隙間からこぼれることも、斜めにした巻き簀から流れ落

  • トランポリンでぶっとぶ :: デイリーポータルZ

    トランポリンって最後に飛んだのいつだろう。少なくとも中学より後には飛んだ記憶はない。保育園のおゆうぎ室にあったのは覚えているのだけど、実際に飛んだことがあったかどうか、飛んだことがあったとしてもそれがどんな感触だったのか今となってはまったく覚えていない。 近くにトランポリンが飛べるゲームセンターがあると聞いて、この機会に自分の中のトランポリンの印象を確かなものにしておこうと飛んできました。 だけどトランポリンってこういうものでしたっけ。 (安藤 昌教)

  • スキップで皇居一周 :: デイリーポータルZ

    季節は春まっさかり、あたたかい気候に心も体もウキウキする季節だ。 そんな決まり文句があるが、口先ばかりになっていないだろうか。心はともかく、体は怠惰なままではないか。 慣用句ばかり達者な男でなんかいたくない。そういうわけで、スキップで皇居を一周してきました。 (text by 小野 法師丸) ●ウキウキしてやるぜ 色とりどりの花々と萌える新緑が美しい季節、春。自然の生き物たちも活発に動き始める頃だが、それは人間も同じ。心身ともになんだかはずむ今日このごろだ。 そんなことを言いながらも、やってることは昼寝だったりする自分。それではいけない、有言実行しなくては。 そういうわけで、勢い余って皇居にやってきた。

  • 砂に書くよ、ラブレター。 :: デイリーポータルZ

    でかい字が書きたい。 漠然とそう思ったのです。 当は廃車のバスを一台用意して、全面ペインティングとかしたかったのですが、そんな予算はないので、海に行くことにしました。 砂に書くよ、ラブレターを。 (text by 大塚 幸代)

  • 魚拓とりました :: デイリーポータルZ

    このサイトについて ロマンの木曜日 つぎへ > ▲トップに戻る 特集記事いちらんへ オモテ ウラ 個人情報保護ポリシー © DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.

  • なりきりアーティスト写真!? :: デイリーポータルZ

    わりと長いことライターをやっているので、いろんな人にインタビューしたことがあるのだけれど、芸能人やミュージシャンと個人的な知り合いになることなんて、全くなかった。 絶世の美女ライターや、死ぬほど面白いキャラクターのライターなら、可愛がってもらったりすんのかなあ、なんて想像はした。でも私はインタビューがあまり上手でもない、地味なライターだ。 アーティストたちとの接点は、短く限られた取材時間だけ。だから、取材される側って当はどんな気持ちなのかなあ、と長年ナゾに思ってた。 先日、たまたま好きなミュージシャンと長くお話できる機会があり、思いきって訊いてみた。 「取材されたインタビュアーの顔なんて、覚えてないですよね?」 「うーん、すごく有名でさんざん取材される人はそうかもしれないけど、少なくとも僕は覚えてますよ」 「あ、そうですか?……あと、インタビューって……例えば30分で自分の何が喋れるんだ

  • 似顔絵を沢山描きたい :: デイリーポータルZ

    以前、キミコ方式という絵の描き方を習った。その様子は「誰でも絵が描けるようになる」をご覧いただければと思うが、それ以来、苦手だった絵も、だいぶ楽しめる様になった。 そして最近、僕の中で似顔絵がきてる。似顔絵を描く事が楽しくて仕方ない。似顔絵を描く時の為に「住すなお」という名前も決めた。 似顔絵を沢山描きたかったので、読者の皆さんにモデルになってもらいました。 (text by 住すなお)

  • ユーミン気分で作詞してみる :: デイリーポータルZ

    ユーミンこと松任谷由実さんが、深夜のファミレスでお客さんの会話を聞いて歌詞のネタにしていた、という話は結構有名だと思う。そんなユーミンにあやかって、同じ手法で作詞をしてみたらどうだろうか? 今回は、スーミンこと住正徳が深夜のファミレスに潜入し作詞に挑みます。 (text by 住正徳) ユーミンのファミレスはなくなっていた ユーミンが実際にネタを拾っていたファミレスは、世田谷区瀬田の「イエスタディ」だったと言われている。首都高速3号線の用賀インターが近く、環八通り沿いということもあり、かなり交通量の多い場所だ。 しかし、そのイエスタディはとっくになくなっていて、住宅展示場になっていた。 イエスタディがあった当時、この周辺にはファミレスが数軒集まっていたが、今でも残っているのはデニーズだけ。 時代の移ろいを感じつつ、かつてイエスタディがあった場所に立つ。 この時、時刻は23時30分。周囲に人

  • :デイリーポータル Z:自分の会話リスニング

    ICレコーダーを買った。取材やなんかで会話を記録したりするのに使う、アレだ。買ってしまうと何か録音したくなるものだが、今のところあてがない。むー。 デイリーポータルZではライター大塚さんの企画に“会話リスニング”というのがある。カップルのとか、お祭り会場とか香水売り場とか会話がリアルですごい。 あのリスニング矛先を自分に向けてみるのはどうだろう。何気ない自分の日常会話を録音して、その一字一句を書き起こす。口癖とか分かって面白いかもしれない。 やってみました。書き起こしているうちに、なんだか知らない言語の曲の歌詞カードを作っている気分になってきました。 せっかくなので曲みたいにMP3で配信します。聞いて、歌ってみてくれたら嬉しいです。 (text by 古賀 及子) コスメカウンターで世間話をレコーディング 自分の会話を録音するとなると、誰かと喋らなければいけない。一人の部屋で待っていても誰

  • :デイリーポータル Z:2005年を振り返る

    古賀:なんか、こないだの会議で今度の総集編は口調をかえて対談しましょうてな話になってましたよね。 乙幡:あー、そんなこといってましたね。 古賀:「古賀さんと乙幡さんはフェミニンな言葉遣いでどうですか」ってウェブマスターから提案されてました。 乙幡:あー……。「~~だわ」とか「~~よね!」とかいうアレですね。 古賀:村上春樹の小説とかに出てくるような女性。 乙幡:おんなおんなした。 古賀:いや! 別に普通に対談したらあとで私語尾だけ換えとくんで大丈夫すよ! 乙幡:あら、でもそれじゃあチカちゃんが大変じゃない。 古賀:……チカちゃん。 乙幡:こんな感じすかね。 古賀:……チカちゃん。 乙幡:いいじゃない、やるわよ。もともと女の子なんだもん、私たち。 古賀:そ、そうよね! じゃあ、ケイコと私で今日はデイリーポータルの3月と4月をふりかえっちゃうんだから! 乙幡:……ケイコ……。 古賀:ひるまずい

  • ジャンプのあのページが大変なことになっている :: デイリーポータルZ

    僕は ジャンプが大好きです。 ものごっつ好きです。 小1から今まで ず~っと読んでいます。 ジャンプ 萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え萌え~です。 で ジャンプを毎週手にすると 超魅力的な作品群が いつも僕を魅了するわけですが、 その中でも まず真っ先に僕が読むものといえばやはり プレゼントの懸賞ページです。 「ワンピ」よりも「ナルト」よりも「テニプリ」よりも先に プレゼントの懸賞ページです。 とはいっても 別にプレゼントがすごく欲しいとか そういうわけではありません。 それはなぜかといいますと、 毎週ジャンプの懸賞ページが なんだか大変なことになっているからなのです。 この懸賞ぺージには毎週 子役の少年の方が 何かしらの演出のもとに登場しているのですが、 それが毎週 大変なことになっているのです。 そこで今回は それが一体どれだけ大変なことになっているのか その様子を紹介してしまいたいと思い

  • 電車男をやってみる :: デイリーポータルZ

    昨年ネット界を席巻した みなさんにもおなじみの 電車男。 電車において 酔っ払いからある女性を助けたことから 恋が芽生えた一人のアキバ系男からの 某掲示板への恋に悩んだ書き込みに、 見ず知らずのネットのみんなが よってたかって恋のアドバイスを行い その恋の行方を暖かく見守ったという この電車男、 最近では各雑誌で漫画化もされ さらにそのうえ映画化という話まであり、 その勢いは衰えることを知りません。 でもそういえば 僕も毎日電車をつかっているので 一応は 電車男 です。 では 僕の電車男っぷりでは、 もし掲示板に書き込んだ際には みんなからどんなレスがついて どんな展開になっていくのか シミュレーションしてみまして、 はたして僕は あんなような感動的な 電車男になれるのかどうかを 自己検証してみました! さぁでは 僕的な電車男には 一体どのようなドラマが待っていたのか とくとご覧あれ!!

  • :デイリーポータル:バナナで釘うって日曜大工

    バナナで釘うちたい。 そう、むかし見たあの CM だ。 氷点下の世界ではバナナで釘が打てます。 カンカン打ちたい。打つだけじゃなくて、それで家でも作ってしまいたい。バナナで作ったおうち。お菓子の家みたいじゃないか。ヘンゼルとグレーテルも来るぜ まずは寒さのハイシーズンの北海道に出発だ。 (text by 林雄司)

  • 偽一万円札騒動の一端に触れてきました :: デイリーポータルZ

    このお正月、初詣の客で賑わう神社や寺の露店で、大量の偽一万円札が遣われるという、とんでもない事件が全国各地で起きた。 …な、なんとバチ当たりな! 偽札も当然許せないが、それを神社やお寺の露店で使うという発想がまず許せない。けしからん。 初詣がてら露店をブラついてみて、どんな雰囲気になっているのか、ちょっと覗いてきました。 (高瀬 克子) つくづくイヤな犯罪だ 報道によると、露店商のかたは防寒のために手袋をしている場合が多く、それも偽札を見破れなかった原因のひとつだという。たしかに手袋をしていると、微妙な紙の触り心地が分からない。おまけに夜ともなれば、色合いの違いなども分かりづらいだろう。しかも大勢のお客をさばきながらともなれば、気がつかなくて当然だ。当に気の毒なことだと思う。 ちなみに今回使われた偽札の多くは、旧一万円札をカラーコピーしたものらしい。そして私が銀行から引き出したお札も、た

  • QRコードのり弁をつくる :: デイリーポータルZ

    さいきんよくQRコードを目にする。白と黒のドット模様で、携帯のカメラで読み込むと文字が出てくるあの記号だ。 あれ、ごはんとのりでもでもできるんじゃないか。のり弁だ。ハイテク ミーツ お弁当。のりの形でおかあさんがメッセージを伝えることも可能だろう。 「オカアサン サイコン シマス」 QRコードならこんな言いにくいことだってさらっと言える。目指せ真のユビキタス社会。QRのり弁を作ってみました。(林 雄司) ※「QRコード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。 拡大して眺めてみた URLを埋め込んだQRコードを作成した。よく見てみると一辺が25ドットだ。つまり25×25=625個の点があればQRコードを作ることができる。 わかりやすくQRコードを25センチ四方に拡大してみる、1ドットが1センチ四方だ。 ちなみにこの25センチのQR コードでも携帯で読み取り可能だ。

  • 僕のムーン・ウォークを見て下さい :: デイリーポータルZ

    あれはまだ僕が中学生の頃、テレビでマイケルジャクソンのムーン・ウォークを見て驚いた。何てカッコイイんだ、マイケル。それ以来、すっかりマイケルの虜になった僕は、自己流でムーン・ウォークを研究した。勉強そっちのけで練習を重ねるうち、最終的にムーン・ウォークをマスターした。 あれから20年以上の月日が経ち、その事をすっかり忘れていた。 そういえば俺、ムーン・ウォークが出来るじゃん。 これは是非、披露しなくては。 という訳で、今日は僕のムーン・ウォークをご覧ください。 パーオッ! (text by 住 正徳 ) マイケルジャクソンの自叙伝に、その名もズバリ「ムーン・ウォーク」というがある。日語版は1988年にCBSソニー出版から発行されていて、翻訳は現・長野県知事の田中康夫さんだ。 この中で、マイケルジャクソンがムーン・ウォークをマスターするまでのいきさつが綴られている。 「ムーンウォークの練

  • ゴミ袋を飛ばす :: デイリーポータルZ

    ゴミ袋が風で飛ばされているのをよく見る。屋根より高く舞い上がっていることもある。 青空に映える白い東京都指定の炭カル袋。ならばあれにひもを付ければ凧になるんじゃないか。 グッバイ正月気分、おとそ気分への惜別の念をこめて、河原でゴミ袋を飛ばしてきました。(林 雄司) ということでまた河原だ 河原ではなにやらロードレース大会が開かれていて人がたくさんいた。ゴミ袋を飛ばす身としては非常にやりづらい。 しかもデイリーポータルZで凧あげをとりあげるのは2回目である。1回目はうまく飛ばず、3ページ目から別企画を載せてごまかした(「久しぶりのたこあげ」 3ページ目から「はまぐり刑事」になっている)。はまぐりに頼らずになんとか成功させたい。 まずはコンビニ袋だ コンビニ袋のとってに凧糸をつけてみる。風でふくらんだ袋が宙に浮き、糸が地面と平行になる。風の力を手に感じる。高く上がらないので凧ではない。凧ではな

  • ツイスターは1人でやっても楽しいのか? :: デイリーポータルZ

    ツイスターゲームを買った。スピナーと呼ばれるルーレットの指示に従って、両手両足を色々な場所に置き、誰が最後まで倒れずにいられるかを競うゲームだ。 パーティゲームの定番と言っても過言ではないこのゲーム、僕は1回もやった事がない。どうしてもやってみたかったので買ってしまったが、一緒に遊んでくれる人がいない。 仕方ないので、1人でやってみました。 (text by 住 正徳 )

  • 瓦の試し割りに挑戦 :: デイリーポータルZ

    大晦日の格闘技はご覧になりましたでしょうか? 僕はプライドを見つつ、K1をビデオに録画して、プライドが終わったらすぐにビデオでK1を見ました。 何が言いたいかと言いますと、それくらい格闘技に夢中って事です。あまりにも夢中になるあまり、去年からボクシングジムに通いつめています。そろそろ3ヵ月以上経つので、もしかしたら腕っぷしが上がってるんじゃないか、そんな風に思える今日この頃、ここは1つ瓦割りに挑戦してみようじゃありませんか。 骨折上等! カモン瓦!! 男祭りの始まりです。 (text by 住正徳) まずは瓦を調達しよう タウンページで瓦を取り扱っているお店を探すと、「かわら」というカテゴリーがあって30件ほどの瓦屋さんが載っていた。片っ端から電話をかけるが、お正月時期なので休んでいるお店ばかり。そんな中、唯一営業しているお店が見つかった。品川区の森瓦店さんだ。 戸越銀座の駅から徒歩5分ほ

  • @nifty:デイリーポータルZ:カキ小屋に行って来た

    長崎では、冬になると国道沿いに「カキ」と書かれた小屋が大量に立ち並ぶ。 カキをべるための専用の小屋、その名もカキ小屋である。 私は関東から長崎に移り住んでそろそろ丸4年経つが、いまだにこのカキ小屋に行ったことがなかった。 小屋の中では一体どんなことが行われているのか? (Text by T・斎藤) ノロウイルスの不安 「トイレがホームグラウンドの生活でした。」 ノロにやられた友人が日記にそう書いてたのだが、この冬はノロウイルスがけっこうな勢いで流行っている。 牡蠣などの貝類が内部にノロウイルスを蓄えていることがあり、生でべると感染するという。熱に弱いウイルスとのことだが、牡蠣フライぐらいの熱では死なないんだとか。 で、私もしっかり感染してしまった。 もっとも牡蠣をべたからではなく、娘がどこかからもらってきたやつがうつってしまったもの。 取材にでかけたのは、ノロが治ってから幾日も経って

  • Aランチ、Bを飛ばしてCランチ :: デイリーポータルZ

    沖縄の定屋にはAランチというメニューがある。まあさほど珍しい話でもないだろう。何種類かあるランチメニューの中のAということなのだろうか。 そう思って注文してみたらえらいことになっていました。 (安藤 昌教) 久しぶりに行く定屋です 定屋、以前はよく通っていた。学生の多い町だったので近所には汚いけどうまい店がいくつもあったのだ。いま思えばなんだか店構えが汚い店ほど味はうまかった気がする。無口で頑固そうなおやじが厨房に立っていたりするとなおさらうまい可能性が高い。そして貧乏学生にとってはやはり安さと量の多さも定屋を選ぶ大きな基準となっていた。 今回伺ったお店もかなり歴史を感じる外観だった。見た感じアパートのようにも見えるが、そんな控えめなたたずまいの割りに駐車場には車が満車状態だ。この時点ですでにうまそげな雰囲気がぷんぷんする。

  • 『いかにもマンガ』をリアルで再現 :: デイリーポータルZ

    「それってマンガだろ」という表現がある。ペンキ塗りたてのベンチに座ってアヒャーとなったりするあれだ。 そんなうっかり、現実にはないだろう。マンガの中だけの話だろう。 しかしできれば1回やってみたい。できることならパンを口にくわえた女子高生と曲がり角の出会い頭でぶつかってみたい。くしゃみをしたら天井からたらいが落ちてきてほしい。 話の途中からドリフのコントも混ざりはじめているが、「それってないだろ」というシーンをいくつか再現してみました。 (text by 法師丸) まずはまぬけな人の定番、「坂道でオレンジころころ」だ。まだなにも起きていないのに、写真から感じられるのは早くも「それってないだろう」という感じ。 オレンジが顔をのぞかせている紙袋を抱えて歩くということがまずない。さらに転んで落としてしまい、そこが坂道だなんて。 そんな都合のいい話があるだろうか。

  • 2005年を振り返る(1) :: デイリーポータルZ

    スペシャルから始まった2005年 林: 今年はスペシャルから始まったのを憶えているかい? (スペシャルって何だろう?) 林: これさ。 住:もちろん覚えてるとも、こんな衝撃なかったからね。パロスペシャル! 林: いつだってデイリーの枠をこえるのはやつさ。小野法師丸。 住:そもそも奴には、枠って概念がないのさ 林: この右下の写真(「いかにもマンガ」をリアルで表現)を見てくれよ。 住:満足そうなバカ面の件かい? そもそも、これはどこなんだい? 背景のインテリアが気になるぞ 林: そうだな。俺が推測するに、奥さんの実家じゃないかと思うんだ 住:おいおい、嘘だろ! ワイフの実家だって? そんな事がある訳ない 林: 俺だってそう思いたいさ。でも、4ページ目を見てくれ。義母が出てきているんだ。 住:おい、まさか、バケツを落としている女性のことか? 林: そのまさか、さ。 住: 最後のコマ、「誰かー助

  • 青くする実験 :: デイリーポータルZ

    変わった色のべ物に、どうしても魅かれる。 ピンクのウエハースのパン、パフェにかかった色とりどりのスプレーチョコレート、縁日の真っ赤なリンゴ飴、蛍光色のチョコバナナ……。 「ああいうのべると身体に悪いのっ」 子供の頃、母はそう言って買ってくれなかった。許されたのは、ソーメンの中に混ざった、ピンクと緑の麺をべることだけ。 赤いソーセージもピンクのでんぶも買ってくれなかった。幼稚園当時の私は、茶色と黒の地味な弁当箱を見つめては、ため息をついていた。 子供の頃に抑圧されたものは、大人になって反動が出る。 「そうだ、ごはんをカラフルにしてみよう。せっかくだから、普段いちばんべない色にしてみよう。……青かな?」 私は用色素を買いに出かけた。 べ物の色を変えると、気持ちはどのように変化するんだろう? (text by 大塚幸代) 用色素ゲット 色素は東急ハンズの製菓材料売り場にあっさりあっ

  • @nifty:デイリーポータルZ:あの「うまいトリ肉」は作れるらしい

    あのー中華で、プリプリの蒸し鶏肉べたこと、ありませんか? アジアの屋台でべられるようなやつ。肉がジューシーで、やわらかくて、ウマウマの。 家庭で鳥肉を煮ても、絶対こんなんならないよなあ、鶏肉自体が違うのか? そもそも鶏じゃなくてなんか別の鳥の肉? 調理法が特別なの? とかズーっと考えてたのですが、先日、スゴク簡単な方法でソレが作れるレシピを知り、作ってみたら……いやほんとに再現できたんですよ!!!! で、この感激を伝えたくて、皆様にもご紹介。 まずは肉。胸肉でもモモ肉でもなんでもいいです、近所のスーパーの安い鶏肉を用意。 ↑今回は「ぜったい得!!」ってシールが迫力あったので、コレ購入。 あとは炊飯器を用意。 ウチのは、一人暮らしをはじめたとき電気屋さんで買った、安いやつです。 あとは塩と水だけ。 水を小鍋に沸騰させて、塩をてきとーにぶちこみます。 で、鶏肉を炊飯器に入れて、 そこに、

  • ニッポン全国むらおこし展でネバーエンディング試食 :: デイリーポータルZ

    数年前、偶然通りかかって、この「ニッポン全国むらおこし展」というイベントを知った。 商工会が主催のこのイベント、デパートでやってる物産展の巨大なもの……と想像してもらえると、だいたい間違ってないと思う。 違うのは「見市的なもので、PRが目的なので、売り上げよりもお祭り気分がメイン」というところだ。 だから試だらけだ。ネバーエンディング試。 全国の珍味、ひとくちづつ、べまくりだ。 なので今年も行ってみた。友人のタカセさんと、ニフティ林さんもいっしょだ。 さて、何を買おうかな~。 (text by 大塚幸代) いきなりミカンもらう 11月29日、土曜日、11時。 私達は池袋のコンベンションセンターにいた。国内最大級の物産展、毎年混雑するのを知っていたので、早めに行ってみたのだが……。 「あんま混んでないですね」 「雨降ってさむいですからねー」 そうなのだ。この物産展のメインの客層は、年

  • どこでもダイイン! :: デイリーポータルZ

    道ばたにころがっている自分を、想像することがたまにある。 なんでそんなことを考えてしまうのか、自分でも分からない。とにかくアスファルトの上で、私はころがっている。全身が動かない。遠くで何かの大きな音が聴こえる。……そんなイメージ。 「……というわけでさあ、実際、道ばたにころがってみたいんだよねえ」 と友人・R子に相談すると、 「それってダイ・イン?」と言われた。 「いや、死んだふりには違いないけど、政治的なメッセージとかは、まったくないなあ……」 「んー、でもまあ、やりたいんなら、やってみたら?」 「………………じゃ、とりあえず、やってみるかあ!」 撮影をR子に頼むことにして、私たちは出かけた。 (text by 大塚幸代) ●代々木公園で練習 まずは肩ならし。寝っころがっても不審がられない場所で、死んだふりの練習だ。 代々木公園の枯れた芝生の上に、がば、と倒れてみる。

  • ラムちゃんポーズ! :: デイリーポータルZ

    屋さんで、「1984年 うる星やつら ラムちゃんカレンダー」なるものを、ひと目惚れして買ってしまった。 むかしのラムちゃんて、色っぽくてカワイイ。超カワイイ。 しかしよく見ると、ありえないような、へんてこりんなポーズが多い。 これって……実際、人間が出来るのかしらん? じゃあやってみよう、というわけで、ライター古賀さんとトライしてみることにしました! (text by 大塚 幸代) 「そんなわけで古賀さん、新宿御苑にやってきたわけですけども」 「いい天気ですねえ~」 「まずは柔軟体操をしてから、簡単そうなポーズからやってみましょう!」 「はい!」 「えーと、これだったら、出来そうじゃないですか?」 「出来そうですね」 「んー、実際やるとなると、恥ずかしいなあ」 「エイッ……こうかあ~?」 「あ、出来てますよ、出来てますよ大塚さん!」 「ほんと?」 「左手が手なのがポイントですね」 「

  • リアルモノクロ写真 :: デイリーポータルZ

    まずは右の写真をご覧下さい。 なんの変哲もない白黒写真。しかしよく見ると何か違和感を感じないだろうか。 それもあたりまえ。実はこれ、モノクロ写真ではなくカラー写真なのです。 (text by べんぞう) きっかけはミッキーマウス 先日、雑貨屋の店内をぶらぶらしていたら、色がモノクロに塗られたミッキーマウスのフィギュアを見つけた。 もともとミッキーマウスというのは白黒の映画から始まり、技術の進歩でやっとカラーになることができたとう背景がある。 にも関わらず、フィギュアにおけるミッキーは既にカラーのものがありながら、わざわざ白黒へと逆行しているのだ。 末転倒だ!とつっこむと同時にひらめいた。白黒の服装と背景で写真を撮ればカラーのカメラでもモノクロみたいな写真が撮れるんじゃないか。 そんなわけで実際にやってみました

  • エリザベスカラーで暮らす :: デイリーポータルZ

    エリザベスカラーとは、犬やなどのペットが、治療したケガの傷口や手術の跡などを舐めて悪化させてしまわないように、首の回りにする治療器具だ。 動物病院などで、これを巻いたペットたちの姿を目にする。 傷の治りを早くするためとはいえ、傍目で見ているととても不自由そうに見える。 果たしてこのエリザベスカラーが、当に動物のためになるのか、実際に自分の首に着け、ペットの気持ちになって体験してみた。 動物の気持ちを理解せずに、良い獣医にはなれないのだ。 獣医になるつもりはないけれども。 (text by クドウ) ペットの気持ちを人間は理解できるか 我が家でも、ハムスターやカメなどを飼っている。 ボクにとって彼らは家族の一員である。 我が家のハムスターは、飼い始めた親から数えてもう三代目になる。 ハムスターは寿命が平均2~3年と、とても短い。 寿命が短いということは、おのずと病気にもなりやすいというこ

  • ビールかけは本当に酔うのか? :: デイリーポータルZ

    前々から気になっている事がある。 タイトルの字の如くだが、プロ野球の優勝パーティなどで行われる「ビールかけ」。あれを体験した人はビールを直接飲んでなくても酔っぱらうという噂をよく聞く。単なる噂だが、妙な説得力があるし、実際にテレビの向こうでビールかけをやっている人は酔っている。 もともとお酒に弱い体質である僕なら飲んでもいないのに酔っぱらうなんてこともありそうだ。 気になったので、体を張って試してきた。 (梅田カズヒコ) 代々木公園へ。 実際にビールかけをやっている人は達成感もあるし、仲間でわいわい楽しそうにやっているが、あいにく今日は何も祝う事もない。一人で孤独なビールかけである。記事制作のためとはいえ、正直やりたくない。 ロケの日はゴールデンウィーク真っ盛りの5月4日。代々木公園に来てみたら家族やカップルがみんな楽しそうに遊んでいた。

  • @nifty:デイリーポータルZ:勝手にイルミネーション

    毎年この季節になると街中が電飾で彩られます。奇麗ですよね、あれ。 で、普段だったら絶対電飾されない様な物にあのイルミネーションを施したらどうなるでしょうか? 気になったのでやってみました。 (text by 住 正徳) 最近の電飾ライトはLEDタイプが多いらしいです。熱を出さずに発光するので草木を痛めずにすむし、電気使用量も普通の電球より少ないのだとか。 六木ヒルズ周辺のイルミネーションも青と白のLEDで相当ロマンチックな事になっています。

  • 2005年を振り返る(5) :: デイリーポータルZ

    林:では対談をはじめよう。 べつやく:ああ。こちらは準備OKさ。 林:なんの説明もなくその口調とは恐れ入ったな。 べつやく:いままでの対談を読ませてもらっていたからな。 林:ところでべつやくは女なのだが、その口調でいいのか。 べつやく:ああ、問題ないよ。 林:困ったな… べつやく:むしろ女ことばよりも話しやすいと思っていた俺さ。 林:そうか。ならば日が暮れるまえに話してしまおう。9月と10月を。 べつやく:そうだな。はやいところ済ませてしまおう。 林:日が暮れるとヤツが来るからな。あの、別名『血に飢えた銀行家』さ。 べつやく:「緑色のコンビニ店員」よりもおそろしいヤツか。 林:それはまるでべつやくのイラストのようだな。 林:きりがないのではじめていいですか べつやく:はい。失礼しました。 (べつやくれい/林 雄司)

  • 24時間ウェブ総集編 vol.1 :: デイリーポータルZ

    デイリーポータルZのサイト開設3周年を記念して、2005年10月7日11時から8日11時まで「24時間ウェブ」を開催しました。 無事、24時間が終わりました。おつかれさまでした。真夜中も更新しましたのできっと見逃したかたもいるかと思います。 そこで、総集編をお送りします。ライター人による解説付き!(林 雄司) まずは職場である喫茶店から更新してくれた沖縄の安藤さんから。当日はすべてのお客さんにガムシロップをサービスという企画まで用意してくれました(注:いつも無料です)。では、よろしくお願いします。 安藤さんからのメール 安藤です 24時間、お疲れ様でした 安藤珈琲店よりリアルタイム更新を終えての感想です ・明るいうちはまったく人が来なくて気で焦りました。ガムシロップ2袋余分に買ったのに ・夜から人が来てくれたのですが、デイリー読者以外の人もいたのでそういう人には 「いつも暇そうな店が今

  • 川崎大師で厄はよけれたのか。(骨折リポート付き) :: デイリーポータルZ

    はっきりしない医師。 夜中に腰を強打した僕は「うー、うー」とうなりながら夜を越し、翌日近所の小さな整形外科を訪ねた。 医師は初老の男性で、横に居た看護婦は雰囲気からしてどうやら奥さんのようだ。レントゲン写真を眺める3人。 医師がおもむろに口を開く。 「あなたの腰はねー、ひどいね」 「……ひ、ひどいですか?」 詳しく状況を説明してくれるかと思うといきなりひどいと言われてしまう。 「あなた、これまで病院とか行った事ないでしょう?」 「あ、まあそうですけど……」 最悪の状況がよぎる。入院? 手術? 「まずね、これは今回のけがとは関係ないと思うけどあなたは生まれつき腰が悪くて、脊椎破裂っていう状況なのよ」 「セキツイハレツ? ナンデスカソレ?」 「名前だけ聞くと恐ろしい気がするけど日常生活には支障がないから。ただ疲れやすいってぐらい」 「破裂……ですか?」 「そう、脊椎破裂」 「それからね、どうも

  • 日本一短いトンネル :: デイリーポータルZ

    「国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた。」 言うまでもなく、川端康成の小説「雪国」の冒頭の一節だ。 これに限らずトンネルは、しばしば人生に例えられる。 延々と続く暗闇、挫折、失敗、破滅、悲劇、蹉跌。 不幸は長く続いて欲しくはない。 短いほうがいいに決まっている。 はやく抜け出せ、トンネルから。 そんな切なる願いを込めて、くぐってきました、日一短いトンネルを。 (text by クドウ) 目指すは群馬県吾町のただの岩 全長7.2m、鉄道トンネルとしては日一短いという樽沢トンネルは群馬県内を走るJR線にある。 まずは車で向かい、トンネルの外観を見てみよう。 国道145号線を進むと目指すトンネルが見えてくるはずである。トンネルがあまりにも短いので、地図には出ていない。カンを頼りに探すと、「だいたいこの辺かな」というあたりに、でかい岩があった。きっとこれだろう。 道路沿いから見ると、

  • @nifty : デイリーポータルZ : ルーズソックスの今

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  • 初公開!これが編集者の“描き過ぎ”ラフだ!! :: デイリーポータルZ

    普段 会社では、 編集者として 雑誌の誌面のラフを描いたりしてる僕。 でも一方 家では イラストレーターもやっているので、 僕の描くラフは編集者としては やや“描きすぎ”と 異様なようなのです。 そこで、今回は そんな“描き過ぎ”ラフを紹介しつつも、 そこから雑誌の誌面というのは 実際どのように完成していくのかを この際だから 紹介してしまいたいと思います! マスコミ志望者の方には ちょっとためになるぜ!たぶん! (ヨシダプロ)

  • :デイリーポータル Z:デイリー障害物競走

    「デイリー障害物競走」 もうすっかり秋ですね。秋といえば運動会!運動会といえば障害物競走! 僕はいつも網にひっかかってイライラしてたのを覚えています。 ということで、デイリー版障害物競走をお楽しみください。 遊び方 6つの障害を乗り越えて、ゴールまでのタイムを競ってください。

  • 腰低会(ようていかい) :: デイリーポータルZ

    腰の低い人が好きだ。 自分も普段から腰を低くして日々の生活を送っているつもりだが、上には上がいるもので、世の中にはもっともっと低い人たちがいる(上だけど低い)。そんな腰の低い人たちだけを集めてみたらどうなるだろうか? という訳で、腰の低い人たちだけの飲み会を開催する事にした。 腰の低い人たちの会、略して腰低会(ようていかい)の様子をお届けいたします。どうぞどうぞどうぞ。 (text by 住正徳) 「大人力の高い人たちの飲み会を開催したく、皆さんにお集りいただければと思います」 と、腰の低い人たちに向けて案内のメールを出した。 企画趣旨が「腰の低さ」にある旨を伝えてしまう事で、持ち前の腰の低さが発揮されなくなる事を恐れ、「大人力」という切り口の元に集まっていただく事にした。あくまでもいつも通りに飲んでもらう事で、飾らない、普段着の「腰の低さ」を目撃出来ると考えたのだ。 そんなこちらからのお

  • 障害物を飛び越える :: デイリーポータルZ

    自分を知るところからはじめます そもそも僕はどのくらいの高さの物だったら飛び越えられるのだろうか。まずは自分の実力を知るところからはじめよう。 木々の間にひもを張り、飛んで測定してみることにした。 まず手始めにひもの高さを1メートルに設定した。へそくらいの高さだ。軽く助走をつけて飛び越えてみる。 ていっ。 余裕だ。高飛び選手とかから見たらたぶんフォームはめちゃくちゃだけど、自分なりの飛び方で上を目指していきたい。次は一気に20センチ上げてみた

  • 笑顔たやさず1日過ごす :: デイリーポータルZ

    「笑う門には福来たる」ということわざもあるように、幸せの源としてもとらえられている笑顔。 人間関係におけるコミュニケーションスキルとしても大切であるはずだ。感じのいい笑顔は自分以外の人をも幸せにすることができると思う。 いつでもいい笑顔でいたい。きっと素敵な何かが待ってるに違いない。 そういうわけで、朝からずっとなにがなんでも笑顔で過ごす1日をドキュメンタリータッチでお送りいたします。 (text by 小野 法師丸) ●素敵な笑顔で自分をむりやり演出 気持ちのいい笑顔で心穏やかに毎日を過ごしたい。そうすることで、自分以外の周りの人にも素敵な何かをふりまきたい。 この考えは正しいと思う。どこも間違ってないと思う。 みんなが幸せになれる魔法、それが笑顔。意識的にそれを継続してみるという今回の試みなのだが、ひとりよがりの笑顔になっていてはいけないと思う。素敵な笑顔ってどんなだろう。

  • 「鯖くさらかし岩」の秘密 :: デイリーポータルZ

    長崎に、「鯖(さば)くさらかし岩」という名の奇岩がある。 右の写真がそれ。ご覧のように、いつ転がり落ちてもおかしくない岩だ。 昔、この横の道を通ろうか、通るまいかと思案するうちに手に持っていた鯖が腐ってしまったということから、鯖を腐らせてしまう岩、長崎弁で「鯖くさらかし岩」という。 今回は、これにまつわる意外な秘密に迫りたいと思う。秘密…と言っても、わりとどうでもいい感じの秘密だが。 壁紙プレゼントもあります。 (Text by T・斎藤)

  • お神輿でハイテンション :: デイリーポータルZ

    過去に一度だけお神輿を担いだ事がある。学生時代のバイト先にお祭り好きな先輩がいて、人手が足りないからと、お神輿を担ぐ事になったのだ。最初は戸惑ったものの、お神輿と一緒に町を練り歩くうちどんどんテンションが上がっていくのが分かった。 お神輿楽しい! と、その時はかなり興奮したのに、あれから一回も担いでいない。 久しぶりにお神輿を担いでテンションを上げたい。 という訳で、お祭りとは関係なく、日常生活の中でお神輿を担いでみました。 (text by 住正徳) お神輿をレンタルする そもそも、お神輿をレンタルする事は可能なのか? 調べると、東京浅草の「宮卯之助商店」というお店でお神輿を貸している事が分かった。町内会のイベントなどでの貸し出しが多いらしく、早速、お店にお邪魔した。 今回は3名で担ぐ予定なので、なるべく小さいお神輿を見繕ってもらう事にしたが、裏の倉庫から運ばれて来たお神輿は想像以上に

  • なりきり野口英世 :: デイリーポータルZ

    来る11月1日、新紙幣が発行される。五千円札と千円札の肖像が、それぞれ樋口一葉と野口英世に切り替る訳だが、どうも新千円札のデザインが気にかかる。何が気にかかるかと言うと、野口英世の立体的な髪型。 どうなってるんだろう? あれ。 色々と調べているうちに、新千円札のモデルとなった写真を見つけた。古い白黒写真なので髪型のディテールまでは分らないが、それを見にあの髪型を再現してみたくなってきた。ついでに服そうも全部真似て、新札の肖像とソックリになりたい。 という訳で、手間ひまかけて野口英世になりきってみました。 (text by 住正徳) 新千円札のモデルとなった写真 ネット上で新千円札のモデルとなった写真を見つけた(写真1)。福島県にある野口英世記念館が所蔵している肖像写真だ。 記念館に電話をかけて、肖像写真について伺った。 「この写真は、英世が41、2才の頃に撮影されたもので、英世自身とても

  • VIP気分を味わってみる :: デイリーポータルZ

    「VIP=Very Important Person」。政府の要人だったり貴族だったり、とにかく凄く偉いので特別待遇を受ける人物。 今回は、そんなVIP気分を味わってみようと思います。設定は、「石油の出る国の要人が東京にやって来た」という事でよろしくお願いします。 (text by 住 正徳) VIPと言われてまず思い浮かぶのは、あの赤絨毯ではないだろうか。赤絨毯の上を颯爽と歩くVery Important Person。その姿はまさしくVIPといえよう。 そんなVIP気分を味わう為に、色々な所で赤絨毯の上を歩いてみようと考え、幅90センチ、長さ4メートルの赤絨毯を調達した。 当は格的な赤絨毯が欲しかったのだが、それは1メートル2万円近くもする。VIP気分を味わう為だけに8万円も出せないので、メートル980円のフエルト生地で代用する事にした。 スーッと転がして敷ける様に、赤絨毯のエンド

  • スペシャルってなんだろう :: デイリーポータルZ

    日常会話で何気なく使っている英語。日語にはない響きが心地よくもあるのか、普段の生活にすっかり浸透している。 しかし、逆に言うと言葉の意味をよく考えず、安易に使っているものある。例えば「スペシャル」はどうだろう。スペシャルメニュー、土曜スペシャル……もちろん語義はわかるのだが、乱発気味の感は否めない。 スペシャル。私たちはこの特別な語感を、むやみに使いすぎてはいないだろうか。 一度立ち止まって考えてみたい。スペシャルってなんだろう。巷で言ってるスペシャルの実態に迫ってみたい。 (text by 法師丸) スペシャルと聞くとあたかも特別な雰囲気が漂うが、何気なくコンビニの菓子パンコーナーで出会うこともできる。「イチゴスペシャル」はかなりメジャーな菓子パンではないだろうか。 パッケージでは「イチゴクリームとミルククリームをダブルでサンドしました」とアピール。この辺がスペシャルなのだろうか。 確

  • ドラマで犯人が全てを告白しそうな場所めぐり :: デイリーポータルZ

    千葉県・房総半島の外側に住むようになって数年。自然が豊かで地形の変化に富む土地柄ゆえ、今でも車で移動したりするといちいち風景に感動してしまう。 印象的な景色を前にしてさまざまに浮かぶ思い。あ、そういえばどこもサスペンスドラマの最後で犯人が全てを白状する場所みたいだぞ。 素直に景色に感動しつつも、そんなことに気がついた。そういう視点でめぐってみました。 (text by 小野 法師丸) ●まずは基の崖 どうしてサスペンス系のドラマの最後あたりのシーンは、崖になりがちなのだろう。 話をちゃんと最初から見ていればそれなりの必然性もあるのだろうが、夜10時台後半、テレビのチャンネルを適当に変えて見ていてそんなシーンに出くわすと、「また崖かよ」と思ったりする。 そういうわけでまずは崖。

  • パイ投げエースをねらえ :: デイリーポータルZ

    パイ投げ―定番の罰ゲームである。小さいころ、芸人がテレビでパイを投げつけられるたび羨望の目で見ていた。パイか、いいなあ、と。 が、大人になるにつれ、堤防の小さい亀裂がだんだん大きくなっていくように、1点の疑問が膨らんできた。「あんなクリームだらけのパイなんてあるのか。あれは何でできているんだ。」 その疑問に自分で折り合いをつけるべく、自主練習を行い、パイと向き合うこととした。33歳にして初めてのパイ投げ。負けたくない、自分にだけは―。 (text by 乙幡啓子) パイ4種 そもそものきっかけは、「ライフマスク」を作ったときだ。石膏が盛られていく自分の顔を写真で見たら、まるでそれはパイを投げられた人。 さてパイの材料をインターネットで調べつつ、パイらしく見えるものとして次の4つを選んだ。 ・パイ投げキット(東急ハンズにて980円) ・シェービングクリーム ・卵白を泡立てメレンゲに ・生クリ

  • ゴルフのあのでかいキーを持って :: デイリーポータルZ

    皆さん。今年はいいことありましたか。そうですか、いい年でしたか。私もそこそこいい年でした。 でも、金運がよかったとか、何かに当たったとか受かったとか、そういったわかりやすい「いい年」ではなく、ただつつがなく終わったという意味での「いい年」であったのはいつもどおりだ。 最後の特集くらいは、景気のいいものを一発ブチアゲよう!と、ゴルフトーナメントなどで優勝者に手渡される、栄光の「あのキー」を作りました。ただし、車はついてきません。キーだけです。 (乙幡 啓子) 想定どおりの材料そして作り方 メジャーなプロスポーツの世界は賞品が豪華だ。企業もその広告効果を期待して、気前よく車1台ぽーんとくださる。くださるとき、表彰式でわかりやすいように勝者に手渡されるのが、車のキーのでっかいレプリカだ。 最近の車のキーは電子キーなので、電子な部分が埋まっている頭部はボディと違う材質のようだ(免許ないのでそのへん

  • @nifty:デイリーポータルZ:iPod新製品 欲しいがビーズで織って我慢する

    iPodが欲しい。いわずと知れたAppleのデジタルオーディオプレーヤー、その新機種「iPod Nano」が発売されたのだ。私はすでにiPod Miniを所有している。それを買ったときだって、毎晩枕元に置きたいくらい舞い上がった、はずなのに。また欲しい。 次々指の動く新製品を投入してくるメーカーの思う つぼだ。踊らされてる。操られている。静まれ物欲。 電器店の店頭で実物をおがんで以来、今持っているゴールドのiPod Miniを見る私の目も変わってきた。「そろそろ次か・・・」そう思う私の考えを察知してか、彼(今のiPod)の動作も最近あやしい。 わかったよ。まだ我慢しようじゃないか。そもそもそんなの余分に買うお金ないし。ということで、デジタルな物欲をなんとか昇華してみたいと思う。手芸で。 (乙幡 啓子) 「手芸で」といっても、やけくそなんかではなく、あながち あさっての方角から来た考えでも

  • :デイリーポータル Z:飛び出せ! 紙を突き破り

    アニメでもマンガでもコントでもなんでもいい。真っ白い画面をバリバリって人が突き破って出てくるようなシーンがあるだろう。 突然思いついて、今日はあれをやってみようと思う。簡単に言うと、「大きな紙を作って」「それを体でつき破る」という試みだ。 せっかくなので色々な紙で試した。シーンの再現だけでなく、体当たりして破れやすい紙種はどれかも合わせてお伝えしたい。 ※全紙、破る瞬間の動画付きでお届けします。 (text by 古賀 及子) イメージはこんな感じ 「真っ白い画面をバリバリって人が突き破って出てくるようなシーン」といっても、ちょっと文字だと想像が難しいかもしれない。 そこで左に図を書いてみた。ご覧下さい。 どうだろうか。あれ? もしかして、余計に分からなくなってますか。 何人かに口頭で今回のこの企画のことを説明したところ、みんな最初は何が何やらという反応ながら、概ね以下のように理解してくれ

  • :デイリーポータル Z:オノマトペであそぼう

    ガッシャーン、ワーワー、ベチャッ、ヒリヒリ、イチャイチャ。擬音語や擬態語、いわゆるオノマトペである。日語にはこの手のことばがすごく多いんだそうだ。 「擬音・擬態語辞典」というのを見つけた。オノマトペがぎゅうぎゅう(あ、これもオノマトペだ)詰まっていてすごい。例えば泣き声のエーンとワーンの微妙な用法の違いも分かる。 今日はこの辞典を手にずっぽりとオノマトペの世界を堪能したい。 グーグーとグースカの違いや、パクパクとムシャムシャの違いが今、明らかに! (text by 古賀及子) 古今東西、日語で出版された小説やマンガなどに使われたオノマトペを抽出、研究し、そのオノマトペがどのような状況下で使われているかを分析、「あ」~「ん」まで五十音順に掲載している。 日頃自分が適当に使っているオノマトペが、小説などの文献でどのように使われきたかが分かるのだ。 “がぶり”と“ぱくり”の違い 例えば、何か

  • スカートはどんな衣類か :: デイリーポータルZ

    知人が、ミニスカートの端をおさえて階段を上る女性をみて、「だったらはかなければいいのに」と言っていた。 そうだろうか。わかるのだけど、そんなマッチョな考えには違和感を感じる。かといってパンツを気にするぐらいのミニスカートは不便そうだと思う。この問題についてどういうスタンスをとっていいのかわからない。 まずは、スカートがどのようなものなのか知らなくてはならないと思う。傍観者ではなく、自ら体験して考えるべきだ。(林 雄司) 今回、スカートをはいて階段を上り下りして、それが衣類としてどのようなものなのかを探っていきたい。ふんころがしを追うファーブル先生のような純粋な気持ちだ。 さて、サミットで1980円で買ってきたスカートをはいて新宿にやってきた。 感想その1:ものすごく寒い この日は4月並みの陽気のあたたかい日だったのだが、足が寒い。 感想その2:風呂上がりのバスタオル巻いて外に出てしまったみ

  • ピエロになって、なにもしない… :: デイリーポータルZ

    ピエロが子供達に囲まれているのに、 「いや、そういうんじゃないすから」 と言ってなにもしなかったらおかしいんじゃないか。外見と行動のギャップ。普通にしてるピエロ。アナーキー。それが今回のテーマだ。楽しそうな企画だと思う。実際、わくわくしていた。 そう思って、はじめてみたんですが。(林 雄司) ピエロになる 8月12日、東急ハンズでピエロの服とメイクのセットを買ってきた。その日の夜、新宿の知人の事務所で着替えてメイクをさせてもらう。 これで街に出て軽くようすをつかんでおこう。夜からはじめるのはずるいかもしれない。だって酔っぱらいにあっというまに囲まれてしまうかもしれないから。 ……しかしメイクをするうちに気づいたことがある。 怖いぞ、おれ。 あまり楽しげな雰囲気がない。いや、いま室内だから悪夢っぽいのかもしれない。そとに出れば違うかもしれない。 夜の新宿に出ることにします。

  • サンノゼ裏メニュー :: デイリーポータルZ

    吉野家で豪華にアラカルト 熊:どうも 林:少しあいだが開きましたが、サンノゼシリーズです。 熊:はい。サンノゼべ物裏技です。 林:この吉野家のよく分からないメニューはなに? 熊:吉野家と言えば、「しるだく」や「ねぎだく」と言った裏メニューですが、 林:うん。 熊:アメリカの吉野家では裏わざを使わなくても十分裏わざです。 林:汁が多いとかネギが少ないというレベルじゃないね。これは。 熊:いや、これはディナーなみのメニューですよ、その内訳は、ビーフボール with ベジタブル、クラムチャウダー、セサミチキン、チーズケーキです。裏わざというより反則わざに近いかもしれません。 林:セットじゃなくて熊くんチョイスのアラカルトですね。 熊:セットもできますが、今回は贅沢にべたいものをべてみました。セットにするとコーラとかもついてくるのですが、僕は水で十分だったもので… 林:席のまえにあるおつけも

    bolivia
    bolivia 2006/07/15
  • 微妙な仲の人とみかん狩り :: デイリーポータルZ

    知人の同僚、宮城さん 宮城さんは知人の同僚だ。なんどか一緒に飲んだこともある。3人で飲んでるときはふつうに会話をしているが、知人がトイレに行ってしまうと二人して黙り込んでしまう。そんな関係だ。 今回は宮城さんと仲良くなるために千葉に出かけることにした。が、気でふたりだとどうしようもなく気まずくなってしまうかもしれないので、僕と宮城さんをつなぐ知人、横山さんにも同行願った。 日曜日の朝、9時に東京駅に集合した。 とはいえ、日曜日の朝に男3人でみかん狩りである。いまはぎこちないが、夕方にはリュックいっぱいにみかんを詰めこんだフレンドリーな3人男になっているだろう。 特急で館山に向かう 林 「いやあ、どうですか。みかん狩り」 宮城さん 「僕はこうやって休みの日に出かけるというのが、生まれてはじめてかもしれません」 オーバーに気を使ってくれているような気がするが、そういってもらえて素直に嬉しい。

  • @nifty:デイリーポータルZ:エアギター入門

    エアギターとは、ギターを持っているふりのパフォーマンスのことである。空気ギター。持ってないけど持ってるふり。 最近では日でもコンテストも開かれ、一般化しつつあるエアギター。大会にも参加したことがあるひとにエアギターのこつを習ってきました。 その人とは、以前いっしょにみかん狩りに行ってすっかりなかよくなった宮城さんである。(林 雄司) 大マジ宮城さん エアギターって面白そう。宮城さんも面白いし(ヒゲが)、という軽い気持ちでお願いしたのだが、宮城さんは大マジだった。 教則を作ってくれていたのだ。忙しいのに申し訳ないです。労作なのでPDFに変換したものをダウンロードできるようにしておきます。みなさん必ずダウンロードして読んでおいてください。 → エアギター奏法(PDF) いきなり第1章の「エアギターとは」が省略になっていたり、頭の振り方の説明が「リズムに合わせて振る」から始まっているのに、2

  • @nifty:デイリーポータルZ:新しいコスプレ

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  • かっこいい鼻メガネ :: デイリーポータルZ

    このサイトについて ちしきの金曜日 つぎへ > ▲トップに戻る 特集記事いちらんへ オモテ ウラ 個人情報保護ポリシー © DailyPortalZ Inc. All Rights Reserved.

  • もしもコピーロボットがあったなら :: デイリーポータルZ

    お面をつくる 自分の分身、コピーロボットを手に入れた気分を味わう為にはどうしたらいいのか? 検討の結果、下記の方法で実現させる事にした。 1.自分のお面を作る。 2.それを協力者に着けてもらい自分の代わりに行動してもらう。 で、まずはお面作りだ。 A4用紙いっぱいに自分の顔を印刷し、それを発泡スチロールのパネルに貼りつけ、裏にゴムをつける。簡単な工程だが、7つほどのお面を作るのに小一時間かかった。 机の上に並ぶ自分の顔、顔、顔。全員こっちを見てて、しかも全部自分。自分祭りもいい加減にしろ、と自分に言いたい。 協力者が集まった 次にこれを着けてもらう協力者だが、サイトのライター陣に協力をあおぐことにした。ちょうどいいタイミングで大阪のBBフェスタがあり、そこにライター陣が集まる予定になっていた。絶好の機会なので事前に相談すると、前日から大阪に入る林さん、小野さん、乙幡さん、べつやくさん、宮

  • 韓国のテレビに出ます :: デイリーポータルZ

    今年の8月18日に掲載した「VIP気分を味わってみる」というコネタについて、韓国テレビ局から問い合わせのメールをいただいた。 「VIP気分を味わうという記事を見ました。この方は実在する人物なのでしょうか? それとも実験でやってみたのでしょうか? ご連絡をいただければと思います。」 もちろん実験でやってみた訳なので、その旨を返信すると更に、 「現在、KBSテレビでは『不思議なアジアの人物、できこと』という番組を制作中です。11月から始まる新番組で、毎週日曜日の朝9時40分から放送されます。今回の記事『VIP気分を味わう』が、実験である事を知り、是非取材させていただければと思います。」 と連絡をいただいた。 ネット上の記事を転載しつつ簡単に紹介する程度だろうと思い、気軽に引き受けた。 が、しかし。 後日、丸1日かけて執拗な取材を受ける事となってしまった。 以下がその顛末である。 (text

  • 気化熱で安く涼む装置を作ってみる :: デイリーポータルZ

    暑い日が続きますがいかがおすごしでしょうか。 うちは窓を開けられないのでエアコンつけっぱなしである。電気代がかさむ。体にもよろしくない。 かといって扇風機だけでは、日当たりのよさが災いし、とても熱気を散らせるものではない。 熱帯夜、エアコンを消して床につき、もうろうとする頭で考える。なんとか、安上がりに涼を得る装置はできないものか。 やがて茫洋としつつもある記憶がよみがえってきた。そうだ、テレビで見たあれを作ってみよう。 (乙幡 啓子) 2種の試み 「テレビで見たあれ」とは、こういうものだ。昔、何かニュースか情報番組かで紹介していたんだが、ある人が考えた冷房装置だ。 空き缶に水を満たし、何かの柱を作る。次に窓を開け、下図のように間隔をおいて立てる。 缶タワーの間を風が吹き抜けると、缶の中の水の気化熱によってそれが冷気に変わり、安上がりに涼しさを得られます、との説明があった。細かいところは

  • :デイリーポータル Z:うしろまえのひと

    きょうのテーマ 唐突に大写しで掲載した上の写真。どうご覧になっただろう。これは私が後ろ前に服を着て、手を反らせてショッピングカートを押している様子である。 ただ、それだけの写真だ。が、見方を変えると何か奇妙な、顔が真っ黒い人がカートを押しているうに見えないだろうか。 見えてこないという方も、ちょっとがまんしてジッと見つめてほし。だまし絵が浮かび上がってくるように、ある瞬間、とつぜん顔が真っ黒の「うしろまえのひと」が見えてくる。 今回、何も考えずにただただ「服を後ろ前に着てみよう」と思いついてやってみた。ふざけてやっているうちに、後ろ前に着た背中になんだか「人」っぽさが宿ることに気づいたのである。 もう一度最初の大きな写真、見てみてください。ほら、誰か知らない人がそこにいるんですよ。 まだ見えてこない方も、とりあえず今回の試みを順を追ってご紹介していくのでどうかおつきあいください。徐々に、今

  • :デイリーポータル Z:等身大パネルを作る

    等身大パネルには前々から興味があった。なんだあの人間味のなさ。妙な存在感。なんとなくだが、作ってみたいと思っていた。 で、今回。満を持して作ることにしたのだが、いざ作ろうとなると一つ大きな問題があることに気づく。そう、誰のを作るか、だ。 気安く人さまをパネルにするのでは、なんだかおちょくってるようだ。考えた末、対象としてもっとも角がたたない人、自分をモデルにして製作しました。 (text by 古賀 及子) わだかまりを残しつつパネルを買いに 当に、当に等身大パネルにするモデルは自分でいいのか。それについては、材料のパネルを買う段になっても実は悩んでいた。 私も人間だ。自分が好きだ。大好きだ。だからって、等身大パネルってどうだろう。自分への愛情表現にも限度、節度ってもんがあるだろう。 だが、興味もある。もう一人の自分の誕生。なんとなく、夢っぽい。 パネルはおなじみ東急ハンズで買った。「

  • @nifty:デイリーポータルZ:鎧でビジネスシーン

    ハードなビジネスシーンを駆け抜ける企業戦士たち。チャンスをものにするためにはスーツにだってこだわらなくてはならない。 そんな紳士服店の宣伝文句に感化されたわけではないが、個人的に鎧を買った。 改めて文字にするとよくわかる。感化なんて全くされてない。単に勘違いし過ぎだ。 ただ、今さら気づいたところでもう買っちゃったんだから仕方がない。自分の目が覚めてしまわないうちに、ビジネスシーンに飛び込んでみました。 (text by 小野 法師丸) ●夢うつつのまま鎧到着 鎧をほしいと思う気持ちに、ちゃんと説明できる理由はない。男のロマンとか戦国時代への憧れとかといった言葉を並び立てるつもりもない。なんとなくかっこいい、実際そんなもんだと思う。 そんなライト感覚で買ってしまった鎧。注文して一週間ほどだっただろうか、普通に宅配便で届けられた。鎧初心者ということで店で扱っている鎧の中でも最も安い部類のものを

  • @nifty:デイリーポータルZ:布団で睡眠エブリウェア

    春ということもあってか、最近とにかく眠い。 いや、春のせいにしてしまったが、実を言えば別に最近に限らず眠い。季節なんか関係なく、駅や外出先でも、ついうとうとしてしまう。 そんな束の間のうたた寝をしながらいつも思うのは、「ああ、布団があればなあ」ということだ。 寝たいと思う気持ちに場所は関係ない。いつだって布団でちゃんと寝たい。そう思ったのでやってみました。 (text by 法師丸) ●ルールを忘れて眠りたい もう疲れた。寝たい。不思議なことに朝の起き抜けからそんな風に思っているからすごい。眠った意味がない。 そんな気持ちが自分を寝る衝動に駆り立てる。ただ、そうは言っても昼間のうちは誰しもそれぞれやることがあるだろう。ならば帰宅したらすぐに寝てしまえばいいのではないだろうか。

  • なごめ!ハニワセラピー :: デイリーポータルZ

    太古の日、古墳の周りに埋められていた焼き物・ハニワ。 ハニワが埋められた理由には諸説あるようで、それがまた歴史のロマンというものなのだろうが、個人的にはロマンはともかく、そのゆるいたたずまいに心を引かれる。 歴史の授業中は先生が戦国時代のことを話していたって、眺めていたのはハニワが載ってるページだった。 授業中にハニワを見てたおかげで、テストがさっぱりわからなかったあの頃。大人になった今、テストのことなど気にすることなく物のハニワたちと向き合ってみたい。 記事の最後にはハニワから直々に音声メッセージも届いています。ぜひお聞きください。 (text by 法師丸) ●天狗も怒るはにわの里 ハニワめぐりの旅と決めてまず訪れたのは、茨城県茨城町のドライブイン「はにわの里」。ハニワを全面的にフィーチャーしたネーミングに自然と期待も高まる。 が、見えてきたのはご覧の看板。真っ赤の天狗のインパクト

  • 80年代の部屋を再現する :: デイリーポータルZ

    80年代がきてる! そんな話を最近良く聞くが、それは当だろうか? 1970年生まれの僕にとって、80年代は小中高、大学と過ごしてきた時代であり、ほろ苦いというか、甘酸っぱいというか、個人的にはとにかく微妙な時代だったという印象がある。 では、客観的に80年代とはどういう時代だったのだろう? 今の様に携帯電話は一般に普及していないし、インターネットもない。レコードはA面が終わったら引っくり返してB面を聞き、好きな音楽はカセットテープに録音した。駅の改札口では駅員さんが切符にはさみを入れ、もちろんスイカもパスネットもない。東京駅に自動改札が導入されたのは1990年の事だ。 84年から始まった「新語・流行語大賞」で流行語部門の金賞を取った言葉を振り返ると、「まるきん まるび('84)」「イッキ!イッキ!('85)」「新人類('86)」 「懲りない○○('87)」「今宵はここまでに(いたしとうご

  • 涙のロート・ロード :: デイリーポータルZ

    青春18きっぷウィーク、最終日は大阪である。おりしも阪神フィーバーの真っ最中。しかし旅の目的は全く別の方向にあった。今回も自分のニッチな満足を求めに。あのCMの場所にたたずんでみたい―。 (text by 乙幡 啓子) ただひとつの夢の為に 某月某日、ニフティでの企画会議―。 「私、ロート製薬のあの場所に行ってみたいんですよ」 「いいですねえ。あれはどこなんです」 「大阪市生野区が社なのでそこじゃないかと」 「じゃあ、18きっぷウィークっていうのやるんですけど、オツハタさんは大阪に行くってことで決定ですね」 いちばん早く行き先と目的が決まってしまった私だ。 そう、ロート製薬のオープニングキャッチ(番組最初に流れるCM)。鳩の飛び交う中、「ロート、ロートロート、ロートせーいやーくー」のお馴染みののコーラスをバックに映し出される、大自然の中のロート製薬社屋。誰でも一度はお目にかかったことがあ

  • 音でもようを作る :: デイリーポータルZ

    音の振動で砂のような細かいものを震わせると模様ができる。高い音、低い音、大きな音、小さな音、音によって違う模様が浮き出る- と、いうのを子供むけの自由研究のガイドで見た。小学校のころの理科の実験でやった気もする。 大人になった今、冷静に考えてみるとそれってすごいことなんじゃないか。見えないもの(音)を見るのだ。神だ。 個人的に夏休みは6月に使っちゃいましたが、夏休みの自由研究のつもりで取り組んでみました。 (text by 古賀 及子) 実験1 コンポでチャレンジ まずは家のコンポのスピーカーを上に向け、その上砂を乗せた皿を置く方法で試してみる(こちらのサイトを参考にしました)。 皿は紙皿を、砂は園芸用の飾り砂利を使うことにした。 音はとりあえず音楽で試してみることに。コンポに入りっぱなしのMDをかけてみる。 因みに実験は拙実家で行ったため、コンポは弟のものを借りている。17歳の弟のこの夏

  • 郷愁の「ほろ酔いセット」 :: デイリーポータルZ

    酒類1杯、おつまみ2品のセットで1000円前後、といったメニューを店頭で見かけないだろうか。飲み始めるにはまだ早い夕暮れどきの、人呼んで「ほろ酔いセット」。誰が呼んだか「ほろ酔いセット」。庶民の味方だ「ほろ酔いセット」。今回は、そんなセットを出す店をまわり、勤め人のささやかな楽しみとはどんなものか味わってみたい。 というか、単純に「ほろ酔いセット」という名前にひかれて企画したのだ。だから連呼してみた。だって「ほろ酔い」に「セット」ですよ。ハンバーグセット、ケーキセット、タイヘイファミリーセット、そしてほろ酔いセット。こういう種類のものにもセットの概念を適用するのか、と、なんだかおかしくないですか? (text by 乙幡 啓子) さて、企画しておいて今さらなんだが、今回はひとりで居酒屋などに入店し、「ほろ酔いセット」と店員に注文し、飲まなければならない。よく考えたら、そのさまを自分で写真に

  • :デイリーポータル Z:学生街の飯屋で『できるだけ大盛りにしてください』って言ってみる

    いやあ、おなか空いてますか? 僕は空いてます。いつでもおなか空いてます。 若者たるものいつでもハングリーでなくてはいけません。そんな若者の僕(23歳)は、大人が集まる飲み会で、『ああもっといっぱいべたい』と思いながら箸を置くことがしばしばあります。別に遠慮しているわけではないのですが、銀座の、青山の、麻布十番の、新地のおしゃれなお店の酒の席で、見境なく飯をがっつくわけにもいきません。 そこで今週は学生街、早稲田の飯屋で、『できるだけ大盛りにしてください』と頼みこんできました。 VIVA! 炭水化物!! (text by 梅田カズヒコ) 一軒目、いきなりものすごい米の量です。 まず一軒目は早稲田駅からほどない場所にある「キッチンオトボケ」です。よく雑誌等で「早稲田B級グルメ」などというコピーを目にしますが、「キッチンオトボケ」という店名からしてすでにB級臭がプンプンするなあ、と思いました。

  • 強いお酒友の会 :: デイリーポータルZ

    いずれもアルコール度数40度以上。「強いお酒友の会」の席を彩るには充分な顔ぶれとなった。特に最後のスピリタスは96度。70数回の蒸留を繰り返して純度を極めた世界最強のお酒、とラベルに書いてある。あと20回くらい蒸留すると100度になってしまうのだろうか? 公園内を流れる中川沿いにレジャーシートを敷いて川面を眺めながら風流に強いお酒を嗜もう、と思っていたが当日の天気は生憎の雨。 住「この雨だと、屋根のない所は厳しいですね」 林「んー、あの森の中がいいですかね」 川べりから10メートル程中に入った所に木々の生い茂った部分があった。遊歩道に挟まれ中洲の様になっている。中に入ってみるとほとんど雨に濡れない。 住「おおー、森の力って凄いですね」 林「屋根がなくても雨宿り出来ますよ」 なるべく大きな木を探し根元付近にシートを敷いた。 住「雨が止んだら川べりに移動しましょう」 シートの上にお酒を並べ準備

  • キュウリにあうみそはどれだ :: デイリーポータルZ

    居酒屋の定番メニュー、もろキュウ。 もろみみそをつけてべるキュウリだから「もろキュウ」なのだ(僕は数年前まで「もろ」に「キュウリ」だからもろキュウだと思っていた)。 でも、もろみみそ(つぶつぶのみそです)じゃないみそで出す店もあるだろう。もしかしたらもろみみそ以外にキュウリにあうみそがあるかもしれない。 あたらしいもろキュウの可能性をもとめ、亀戸に向かいました。(text by 林 雄司 / photo by 住 正徳) 今回ご協力いただいたのは 佐野みそ 東京都江東区亀戸1-35-8 03-3685-6111 営業時間:9:00~19:00(日曜祝日は10:00~19:00) 定休日:無休 ホームページ https://www.sanomiso.co.jp/

  • 地ビールを飲みつくす地ビールを飲みつくす :: デイリーポータルZ

    ジャパン・ビア・フェスティバル2003というイベントが恵比寿で開催された。日各地の地ビールを中心におよそ80種類のビールが試飲出来るという。なるべく多くの地ビールを味わって、ビールの奥深さを体感したい。 めざせ80種類!という事で、フェスティバルの模様をどうぞ!! (text by 住正徳) ジャパン・ビア・フェスティバル2003 恵比寿ガーデンプレイス内、ガーデンホール3階で「ジャパンビアフェスティバル2003」は開催されていた。 3,600円の入場料で、約80種類の地ビールを何杯でも試飲出来る事になっている。1杯50mlずつの試飲だが、全種類を網羅しようと思えば80杯(計4000ml)は飲まなくてはいけない。1人で4リットルも飲むのは不可能なので、助っ人としてデイリーポータルから2名:林さん(ウェブマスター、月曜日担当)、大塚さん(水曜日担当)、そして萌え萌え業務用ツアーにもご参加い

  • 蔵元でしか飲めない搾りたて原酒 :: デイリーポータルZ

    富山県魚津の蔵元へ そもそものきっかけは4ヶ月前の両国だった。 昨年の10月に開催された「日酒天国」というイベントに参加した際、富山県江酒造の宮内さんが声をかけてくれたのだ。 「いつもデイリーポータル見てますよ。今度、うちの蔵元も取材してください」 「ええ、是非行きたいです」 普通なら社交辞令で終わっていた会話かもしれない。しかし、イベント会場で飲ませていただいたお酒があまりにもおいしかったのだ。行かない訳にはいかない。 で、当にお邪魔させていただく事に。 まさか当に来るとは、と宮内さんは思っているだろうか? それでも、おいしいお酒が東京と富山の距離を縮めてしまったのだから仕方ない。飛行機とJRを乗り継いで約2時間、北陸線の魚津駅に降り立った。 「駅のタクシーに江酒造まで、と伝えてくれれば着きますから」 事前の連絡で宮内さんからそう言われていた。 会社の名前を言えば着くなんて、

  • 勝手丼 :: デイリーポータルZ

    新大久保・赤札堂で勝手丼だニャー (担当:住) まず最初に勝手丼のステージに選んだのは、新大久保にあるスーパー「赤札堂」。ほとんどの材が100円で手に入る。 近くにあるお弁当屋さんで白米のみを購入。用意しておいた勝手丼用特製どんぶりに白米をうつし、いざ店内へ。 最初の勝手丼は住が担当する。 勝手丼の上に乗せるものは、調理済みもしくは生でもべられるもの、に限った。外でべなくてはいけないので、調理用具は用意出来ない。 野菜、魚、肉、惣菜、缶詰め……、それぞれの売り場を一通り廻り、乗せる材を吟味する。 林「あっ、これは欲しい」 どんぶり内の調和など一切気にせず、ハンバーグとか、ミートボールとかおかずの主役級ばかりを欲しがる林さん。 住「これ、温めないとべられないですから」 林「いや、冷たいままでも大丈夫ですよ」 住「大丈夫、とか、そういう基準で選ぶのやめましょうよ」 林さんのペースに乗

  • 生ワサビを訪ねて :: デイリーポータルZ

    生ワサビがどのような場所でどのように栽培されているのか?この目で確かめたい。静岡県は中伊豆地方にワサビの産地があり、そこでワサビの栽培から加工販売までを営むご家族がいる。今週は、生ワサビの里を訪ねる格グルメレポートです。どうぞ。 (text by 住 正徳) 今回の取材にあたり、ワサビの栽培から加工販売までをご家族で営む高村さんご一家にご協力いただいた。 「修善寺駅まで着いたら電話下さい。誰かしらお店にいますから」 「担当の方のお名前を伺ってもよろしいですか?」 「うちは家族経営だから、みんな高村です」 東京駅から新幹線こだま号に乗り三島駅で伊豆箱根鉄道に乗り換える。終点の修善寺駅まで40分弱、駅前は「ワサビ」の看板が至る所に立っていてワサビの産地に来た実感が沸く。前日、電話で言われていた通り駅から高村さんに電話する。 「筏場新田行きのバスに乗って下さい」 前日は若い男性の声だったが、駅

  • アナログドット :: デイリーポータルZ

    東名阪のテレビで地上デジタル放送というのが始まった。2011年をめどに地上アナログ放送は終了の予定らしい。 アナログな部分を残しつつデジタル化してきた昨今、この「終了」というのは衝撃だ。 世の中どんどこデジタル化してゆく。もっと強力にアナログの力を見直す方法はないものか。 というわけで、ドットを手作業で紙に写すことにした。アナログの逆襲が今、はじまる! (text by 古賀及子) こないだまでデジタルなんて時計だけだと思っていたら、いつの間にやらいろんなものがデジタルだ。そのうち家電も全部デジタル化して、ネットワークでつながるんだとか何とか。 便利そうだ。 いやいや、せっかく人間なんだし、やっぱり最終的には手作業の力ありき。そのことを忘れないために、直接的な方法でアナログ側からデジタル側にアプローチできないだろうか。 パソコンの画面は全部ドットで表されている。絵も、文字も、写真も、なめら

  • @nifty:デイリーポータルZ:和風パフスリーブ

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