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ブックマーク / mag.osdn.jp (20)

  • Google、Pythonコードからコマンドラインインターフェイスを自動生成するツール「Python Fire」を発表 | OSDN Magazine

    Googleは3月3日、「Python Fire」を発表した。Pythonコードからコマンドラインインターフェイス(CLI)を自動生成するもので、Pythonコードの開発やデバッグに有用だという。 Python Fireは、クラスやディクショナリ、モジュールといった任意のPythonオブジェクトからコマンドラインインターフェイス(CLI)を自動生成するライブラリ。Google内部でも利用しており、Python Fireを使ってPython Imaging Library(PLI)のイメージマニピュレーションツールを構築したという。また、Python Fireで実験管理ツールを構築し、PythonとBashと同等に実験を管理しているとのこと。 CLIインスペクションを使っており、PythonプログラムでFireの関数を呼び出すとプログラムに対応するCLIを自動生成する。引数の設定などの作業は

    Google、Pythonコードからコマンドラインインターフェイスを自動生成するツール「Python Fire」を発表 | OSDN Magazine
    bongkura
    bongkura 2017/03/06
  • バッチとストリーミング処理のための分散処理ツール「Apache Beam」がトップレベルプロジェクトに | OSDN Magazine

    Apache Software Foundation(ASF)は1月10日(米国時間)、分散処理ツール「Apache Beam」がトップレベルプロジェクト(TLP)となったことを発表した。 Apache Beamは、バッチとストリーミング処理の両方を任意の実行エンジンで動かすことができるユニファイドプログラミングモデルを提供するソフトウェア。Apache SparkやApex、Apache Flink、Google Cloud Dataflowなどの実行環境を利用でき、PythonJavaでデータ処理パイプラインを定義できるSDKを含む。拡張性にも優れるとしている。 当初はGoogleMapReduceシステムの流れを汲むデータ処理の取り組みの一部として開発されたもので、2016年1月にApache Software Foundation(ASF)に寄贈された。 GoogleはApac

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    bongkura 2017/01/12
  • 「まったく新しいOS」を開発するプロジェクト「Minoca OS」がスタート | OSDN Magazine

    Minocaは10月31日、「Minoca OS」プロジェクトを発表した。まったく新しい汎用のオープンソースOSを構築するプロジェクトとなり、x86とARMをサポートする。 Minocaはカーネル開発者のEvan Green氏とエンジニアChris Stevens氏の2氏が共同で立ち上げたプロジェクト。省電力、省容量、省メモリの新しい汎用OSを目指す。中でも、豊富な機能を持つ組み込みデバイスに向けて設計したとしている。 バックグラウンドのタスクは少なく、深い状態でのアイドル状態により消費電力を抑えるという。フットプリントを最小に抑え、5MBのRAMでシェルの起動ができるとしている。 メンテナンス性も特徴で、ドライバAPIによりカーネルとデバイスドライバを分離、カーネルが更新されてもドライバのバイナリは互換性があるほか、デバイスドライバーをオンデマンドで読み込むことができるという。 アプリ側

    「まったく新しいOS」を開発するプロジェクト「Minoca OS」がスタート | OSDN Magazine
  • GoogleがオープンソースのRPCフレームワーク「gRPC 1.0」を発表 | OSDN Magazine

    Googleは8月23日、オープンソースのRPC(リモートプロシージャコール)フレームワークの最新版「gRPC 1.0」公開を発表した。HTTP/2に対応し、大規模な分散システム向けの機能を備えるもので、運用環境で利用できるとしている。 gRPCGoogleが2015年に発表したRPC(リモートプロシージャコール)フレームワーク。HTTP/2を標準とし、クラウド、マイクロサービスなど最新の利用に適したサーバー間通信プロトコルを目指す。それまで「Stubby」として社内開発、利用されていたものをオープンソースで公開した。同社ではgRPCを利用して毎秒100億単位のリクエストを処理しているという。 双方向ストリーミング、フロー制御、ヘッダー圧縮、多重リクエストなどの機能を持つ。フレームワーク内で複雑な処理を行うため、分散システムでの接続、運用、デバッグをローカルでの関数呼び出しのように容易に

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  • オープンソースのゲームエンジン「Godot Engine 2.1」が公開、アセット共有プラットフォームが加わる | OSDN Magazine

    Godot Engine開発チームは8月9日、オープンソースのゲームエンジン「Godot Engine 2.1」を公開した。使い勝手やEditorのユーザーインターフェイスに関連したさまざまな機能が強化・追加されている。 Godot EngineはWindowsおよびMac OS X、LinuxAndroid、iOS、HTML5など向けのゲームを開発できる2D/3Dゲームエンジン。エンジンのほかゲーム開発に必要なツールセットも提供され、各種ツールはWindowsおよびMac OS X、Linuxで動作する。ライセンスはMIT License。 Godot Engine 2.1は2月に公開された2.0に続く最新安定版で、使い勝手とエディタインターフェイスの改善にフォーカスした。特に使い勝手については、「最も簡単に利用できるゲーム開発環境」を目指して継続的に行ってきた改善を完成させたとしてい

    オープンソースのゲームエンジン「Godot Engine 2.1」が公開、アセット共有プラットフォームが加わる | OSDN Magazine
  • AWS Lambdaを容易に実装・管理できる「Apex」 | OSDN Magazine

    Amazon Web Servicesの提供するサービス「AWS Lambda」向けの実装・管理ツール「Apex」が登場した。AWS Lambdaを容易に利用するためのソフトウェアとなり、早期版「Apex 0.4.1」をダウンロードできる。 AWS Lambdaは2014年にAmazon Web Services(AWS)が発表したサービスで、イベンド駆動型のコンピューティングサービス。クラウド上でサーバープロビジョニングなしでコードを実行でき、Amazon S3パケットのオブジェクト変更、Amazon DynamoDBのテーブル更新など多数のイベントからAWS Lambda関数を呼び出すことができる。 ApexはGoで作成された軽量のプログラムで、AWS Lambdaを利用したサーバーレスアーキテクチャを管理できる。Apexを開発したTJ Holowaychuk氏は、ライブラリをインス

    AWS Lambdaを容易に実装・管理できる「Apex」 | OSDN Magazine
  • 米Dropbox、ソフトウェア開発チーム向けのグループチャット「Zulip」をオープンソースに | OSDN Magazine

    米Dropboxは9月25日、グループチャットアプリケーション「Zulip」をオープンソースで公開した。Zulipは同社が2014年3月に買収したもので、ソフトウェア開発チーム向けに最適化されており、モバイルおよびデスクトップで利用できる。 Zulipはリアルタイムのグループチャットサービス。Pythonで実装されており、フレームワークにはDjangoを利用する。WindowsMac OS X、iPhoneAndroidなどに対応し、Webアプリとしても利用できる。 メッセージにトピックをつけ、グループでの会話をスレッド化することで、会話のフォローや参加が容易となるという。ストリームやトピックによるフィルタリングも可能で、検索機能も備える。キーボードショートカットやシンタックスハイライトといった機能もあり、1対1のプライベートメッセージ送信も可能。これを利用することで、総じてチームの連

    米Dropbox、ソフトウェア開発チーム向けのグループチャット「Zulip」をオープンソースに | OSDN Magazine
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    bongkura 2015/09/28
  • FSF、「フリーなBIOS」を開発する「Libreboot」に対する支援を呼びかけ | OSDN Magazine

    フリーソフトウェアを推進する非営利団体Free Software Foundation(FSF)は8月5日、FSFが「自由なノートPC」として認定している「Gluglug X60」が名称を改め「Libreboot X60」になったことを報告した。名前に冠されている「Libreboot」はフリーBIOS実装「Coreboot」からバイナリblobを削除したディストリビューションで、FSFはLibrebootをプッシュしていく意向だ。 FSFは2013年末、ユーザーの自由を尊重する製品であることを認定する「Respects Your Freedom(RYF)」に基づく初のノートPCとして、英国などで活動する団体Gluglug(GNU/Linux User Group)のGluglug X60を認定したことを発表した。Gluglug X60は米IBM(現在Lenovo)の「Thinkpad X6

    FSF、「フリーなBIOS」を開発する「Libreboot」に対する支援を呼びかけ | OSDN Magazine
    bongkura
    bongkura 2014/08/16
  • オープンソースのリアルタイムWeb解析/モニタリングツール「Snowfinch」 | OSDN Magazine

    フィンランドのベンチャー企業Kisco Labsは5月24日、オープンソースのWeb解析ツール「Snowfinch」を発表した。「Ruby on Rails」と「MongoDB」をベースとしたもので、リアルタイムでのWebトラフィック分析が可能という。 Snowfinchは「過去のデータではなく、現在起こっていることを分析する」ことを目的とするのが特徴。ダッシュボードにあるテキスト入力スペースにURLを入力して追跡するWebサイトを指定すると、アクティブビジター、その日のページビュー、その日のユニークビジターの3つのデータを、数値とチャートにより表示する。データは1秒おきに更新される。 クエリベースおよびリファラベースの2種類のセンサーによるモニタリングも可能。クエリベースはキャンペーン測定などに適しており、リファラベースはソーシャルメディアからのトラフィック測定などに適しているという。

    オープンソースのリアルタイムWeb解析/モニタリングツール「Snowfinch」 | OSDN Magazine
  • Webベースの日本語GUIを備えた完成度の高いNAS用OS「FreeNAS」 | OSDN Magazine

    ネットワークに直接接続して使用するファイルサーバである「NASNetwork Attached Storage)」が、最近急速に普及してきている。企業などはもちろん、一般家庭においても日々増え続ける音楽ファイルやデジカメの写真の管理と、その活躍の場は広がっている。このNASを手軽に構築できるシステムが「FreeNAS」だ。 FreeNASはFreeBSDをベースとする、NASに特化したOSである。もちろん、一般的なLinuxやFreeBSDにSambaやNFSといったファイルサーバーをインストールしても同様に使用できるが、設定にはある程度のスキルが必要であり、パフォーマンスを上げるためには不要なデーモンを切るなど、面倒な作業が必要になる。最近では安価なNAS専用マシンが人気ではあるが、それほど柔軟な設定ができないものが多い。それに対して、FreeNASの場合にはいったん起動させてしまえば

  • 「NoSQL」を上回る性能を目指す次世代型高速SQLデータベース「VoltDB」登場 | OSDN Magazine

    ベンチャー企業の米VoltDBは5月25日(米国時間)、オープンソースのデータベースシステム「VoltDB 1.0.1」をリリースした。高速、拡張性、ACID遵守などを特徴とする次世代DBMSとしている。 VoltDBは「Postgres」「Ingres」などのデータベースプロジェクトを共同で創始したMichael Stonebraker氏が設計したもので、Stonebraker氏が非常勤教授を務めるマサチューセッツ工科大(MIT)、ブラウン大学、イェール大学、HP Labsの共同研究「H-Store」がベースとなっている。 VoltDBは豊富なメモリやマルチコアCPUを備えたシステムに最適化されており、データを分散させてメモリ内に配置することで飛躍的に性能を改善しているという。データベースエンジンはマルチスレッドで動作し、データは分割されて各スレッドに配置される。それぞれのスレッドはロッ

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  • 小さな画像を美しく拡大する「SmillaEnlarger」 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載

    デジカメ写真などの画像ファイルを拡大したいときは画像編集ソフトを使うのが一般的だ。しかし、通常のソフトで解像度が低い画像を無理やり拡大すると、まるでドット絵のような輪郭がギザギザの画像になったり、ノイズが目だったりして画質が大きく低下してしまう。そこで利用したいのが今回紹介する「SmillaEnlarger」である。 SmillaEnlargerは画像拡大専用に作られたツールだ。画像の拡大時に輪郭などのデータを自動で解析・補完して、とてもなめらかに美しく拡大してくれる。処理には独自のアルゴリズムを用いており、拡大後の画質は広く高画質として知られているバイキュービック法をしのぐ(図1、2)。 読み込みに対応している画像の形式はBMP/JPEG/PNG/PPM/TIFF/GIFの6種類。この内GIFを除く5種類での出力に対応しており、拡大しながら形式変換を行える。切り抜き機能もあるので、必要な

    小さな画像を美しく拡大する「SmillaEnlarger」 - SourceForge.JP Magazine : オープンソースの話題満載
  • GPUでHDR画像を処理できるCVL | OSDN Magazine

    グラフィックス・プロセッシング・ユニット(Graphics Processing UnitGPU)を搭載したデスクトップPCなら、CVLライブラリを使って高度な画像処理を行うことができる。CVLには、画像ビューアとトーンマッパー、それに画像処理用の非対話的なコマンドラインツールが含まれる。 CVLは、3つのツールで構成されている。PFSファイルを対象とした画像ビューアであるCVLView、ハイダイナイックレンジ(High Dynamic Range:HDR)画像を手軽に扱うためのCVLTonemap、そして画像の変換、色調補正、ブレンディング、フィルタリングが行えるcvtoolである。これらのツールは、GPUの処理能力を活かすことで、トーンマッピングの変更をほぼリアルタイムで適用できる。なお、各ツールを使うには、NVIDIAのGeForce 6シリーズ以降のグラフィックスカードが必要にな

    GPUでHDR画像を処理できるCVL | OSDN Magazine
  • Subversionリポジトリと連携できるgit-svn | OSDN Magazine

    「Gitを使いたいが、中央リポジトリにはSubversionを使わざるを得ない」という場合も多いだろう。そのような状況で便利なのが、SubversionリポジトリとGitリポジトリの橋渡しをする「git-svn」である。git-svnを利用することで、SubversionリポジトリとGitのローカルリポジトリを同期させることが可能だ。記事では、このgit-svnの活用方法を紹介する。 git-svnのアーキテクチャ Gitの大きな特徴として、分散型アーキテクチャがある。分散型アーキテクチャでは、コミットはローカルのリポジトリに対して行い、ソースコードの同期はそれぞれの開発者間が持つローカルリポジトリ同士で変更点をやりとりすることで行う。もちろん公開リポジトリを利用したソースコードの同期も可能であり、柔軟な開発体制を取れるのが長所である。 しかし、一方でGitは非常に多数のコマンドがあり、

    Subversionリポジトリと連携できるgit-svn | OSDN Magazine
  • Webインタフェースでマシンを監視する4つの方法 | OSDN Magazine

    システム管理者は、サーバの状態にたえず目を光らせ、順調に稼働しているかどうかを確かめる必要がある。問題が見つかった場合には、その発端がいつだったのか、そこで何が起こったのかを詳しく調べることになる。そのためには、定期的にログをとり、そのデータをすばやく分析できる手段が必要だ。この記事では、Webインタフェースから1台または複数のサーバを監視できるツールをいくつか紹介する。 それぞれのツールは、ねらいどころが少しずつ違っている。以降ではすべてを順に説明していくので、自分の環境に合ったものを見つけてほしい。どんな言語と方法でデータのロギングを行っているかによって、システムの処理効率は大きく変わってくる。たとえばcollectdは、C言語で書かれたデーモンなので、システム情報を収集するために新しいプロセスを生成する必要がない。一方、Perlで記述され、cronによって定期的に生成されるものもある

    Webインタフェースでマシンを監視する4つの方法 | OSDN Magazine
  • gnoMintを使って独自の認証機関を設定する | OSDN Magazine

    gnoMintは、独自の認証機関(CA)を簡単に管理できるデスクトップ・アプリケーションだ。多くのセキュア通信テクノロジは、接続先の団体やサービスが成りすましではないことを確認するためにデジタル証明書を使用する。ほとんどの人にとってデジタル証明書を目にするのは、HTTPS Webサイトを開いて、正しいWebサーバに接続したことを検証するために証明書が提示されたときである。 このような証明書を信頼できるのは、信頼されたCAによって署名されているからだ。CAの署名付きの証明書を入手するプロセスはいろいろあるが、一般にCertificate Signing Request(CSR:署名要求)を生成してCAに送信し、CAがこの要求が偽造ではないこと、そして送信者が申し立てどおりの人であることを検証する。送信者の人確認のためにCAで実行される検証のレベルはさまざまだ。認証で問題がなければ、CAに

    gnoMintを使って独自の認証機関を設定する | OSDN Magazine
    bongkura
    bongkura 2008/10/04
    [gnomint
  • システム・ログ表示ツール、phpLogCon | OSDN Magazine

    phpLogCon は、使いやすいWebインタフェースを備えたシステム・ログ表示ツールだ。LinuxシステムとWindowsシステムの両方のログを扱うことができるため、phpLogConサイトを1個所に用意すれば、そこからネットワーク上にあるすべてのマシンを監視することができる。 phpLogConはUbuntu、openSUSE 11、Fedora 9のリポジトリーにはない。Fedora 10では提供される予定で、Fedora developmentリポジトリーにパッケージがある。今回は、i386 Fedora 9マシン上でphpLogCon version 2.3.9のソースをダウンロードしビルドした。 構成の設定には、phpLogConに含まれているinstall.phpスクリプトを利用するのが便利だ。複数のステップから成り、ステップごとに構成設定に関する質問に回答していくとconf

    システム・ログ表示ツール、phpLogCon | OSDN Magazine
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    bongkura 2008/09/18
  • Baculaで楽々バックアップ | OSDN Magazine

    有能なシステム管理者は、堅牢なバックアップ手続きを確立することが最重要の職務の1つであると自覚している。あいにく、これは最も複雑かつ楽しくない職務でもある。電話のベルが鳴り、受話器の向こう側でユーザが大事な文書を失くしておろおろしているときに、ファイルはすぐに復元できますと断言できる必要がある。復元に失敗すれば、システム管理者としての有望なキャリアにさっさと終止符が打たれてしまいかねない。では、新米のシステム管理者はどうすればよいだろうか。 Bacula の最新バージョンをダウンロードし、このようなバックアップの悲嘆が夜の闇に消え去るのを見ていればよい。 Kern Sibbald氏をヘッド開発者とするBaculaチームが開発したオープンソース・バックアップ・ソリューションは、実行速度と信頼性にすぐれ、際立って設定の自由度が高い。Baculaは単体のアプリケーションではなく、複数のプログラム

    Baculaで楽々バックアップ | OSDN Magazine
    bongkura
    bongkura 2008/06/08
    bacula
  • 簡易的なLinux用仮想化プラットフォームとしてのLguest | OSDN Magazine

    これまでのところLinuxカーネルのメインラインツリーには3種類のハイパーバイザ(hypervisor)が取り込まれており、まず最初がカーネル2.6.20段階でのKVMで、その次に2.6.23リリースにおけるXenおよびlguestという順番になる。ここで言うハイパーバイザとは、ホストシステム上で複数のオペレーティングシステムを実行させる技術のことである。これら3つの選択肢の中で、操作と実装という観点から見た場合に最も簡単なのがlguestであり、これから仮想化テクノロジの動作する原理を学習したいというユーザに適したオプションだと言えるだろう。 lguestは比較的新しいソフトウェアであるが、成熟の進んだ他のLinux用仮想化プラットフォームに見られる一部の高度な機能は装備されていない。例えばlguestの基構成は、カーネルモジュールおよびクライアントランチャという2つに分けられるが、l

    簡易的なLinux用仮想化プラットフォームとしてのLguest | OSDN Magazine
  • 削除したファイルをlsofで復元する | OSDN Magazine

    たとえば、あなたが午後いっぱいを費やして製作したオーディオ・ファイルの再生を楽しみながら、「やあ、こいつはすごい音だ! こっちに移動しておくとしよう」と思ったとする。そのとき、潜在意識が違和感を唱えるのだ。「ええと、mvだっけ、rmじゃないのか?」…やっちまった。そのショックはよくわかる。誰にでもありうる失敗だ。だが、失われたファイルを取り戻す簡単な方法はある。しかも、それはどの標準Linuxシステムでも使える方法だから、覚えておいて絶対に損はない。 簡単に説明すると、Linuxファイルシステム上にあるように見えるファイルは、実際はinodeへのリンクに過ぎない。inodeには、ファイルのあらゆるプロパティ(アクセス権や所有権など)のほか、ファイルの中味が実際に存在するディスク上のデータブロックのアドレスも記録される。rmコマンドでファイルを削除すると、ファイルのinodeを指すリンクは削

    削除したファイルをlsofで復元する | OSDN Magazine
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