内容:情報収集の手段をインターネットに頼りがちになってしまう昨今だが、パソコンの前に座っているだけでは得られないものは多い。実体験から得られる情報収集の重要さを説く。 インターネットを使えば、居ながらにしてあらゆる情報が手に入るようになった。しかし、人と人とが直接出会ってこそ得られる情報は何物にも代え難い。外に出かけていって情報を得ることの大切さを、漆原直行氏が本書で説く。 漆原氏は、すぐにインターネットに頼る人のことを「ググればいいじゃん」症候群と呼ぶ。インターネットで得た情報から、自分なりの分析をするでもなく、まとめ直すでもなく、そのまま印刷して渡せばOKだと思っているような人たちのことだ。 ネットの情報は、そこにある時点ですでに他人がなんらかの編集を施したもの。言わば、他人のフィルターを通した情報だ。それをそのまま写すのでは、新たな発想も企画も浮かぶわけがない。 そこで、このような時