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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (6)

  • 「いにしえの00年代のインターネットへの憧れ」はわかる気がする - シロクマの屑籠

    今の10代の人の間で、「ゼロ年代のいにしえのインターネットへの憧れ」がそこそこ共有されているっぽいのに最近気づいてる— highland (@highland_sh) 2023年12月18日 highlandさんの上掲投稿を見かけて、その少し前に読んだ00年代のブロガーの文章を連想せずにはいられなかった。 amamako.hateblo.jp gothedistance.hatenadiary.jp 未経験な世代の憧れを牽引し、その時代を経験した世代も懐古的に当時を語る、その00年代のインターネットとはどういうものだったのか? 私も思い出したくなったので少しだけ書く。 「当時のインターネットは良いことづくめじゃなかった」という一面 この問題について、同じくhighlandさんは絶対に無視できない一面にも触れている。 おもしろい個人サイトとか、フラッシュ動画とか、2ちゃんの面白コピペとか見て

    「いにしえの00年代のインターネットへの憧れ」はわかる気がする - シロクマの屑籠
  • 『何者かになりたい』が出版されます - シロクマの屑籠

    何者かになりたい 作者:熊代 亨発売日: 2021/06/12メディア: 単行(ソフトカバー) このたび私は、「何者かになりたい」という願い、「何者にもなれない」という悩みについてのを出していただく運びとなりました。 SNS時代の「何者」とは、いまどきのアイデンティティの問題とは 『何者かになりたい』はじめに SNS時代の「何者」とは、いまどきのアイデンティティの問題とは 中年期を迎えた私自身にとって、「何者かになりたい」という願いや悩みは新しい問題ではありませんでした。先達が残したアイデンティティ論のおかげもあり、私のなかでは回答が出ている問題だと思っていました。もう回答があるから、わざわざ語るまでもあるまい──そうも考えていました。 ところが2020年、ある編集者さんから「何者かになりたい」「何者にもなれない」について熊代亨のを読んでみたいとお誘いをいただき、アップトゥデイトな"

    『何者かになりたい』が出版されます - シロクマの屑籠
  • 拝むものが無くて合理性を拝む迷える子羊 - シロクマの屑籠

    ネット言説における「合理性」信奉 - 道徳的動物日記 リンク先のブログは『道徳的動物日記』という私の好きそうな語彙が集まった名前で、しかも冒頭に「このブログは利益や金銭目的ではなく人々に対する啓蒙のために書かれています。ありがたがれ。」と記されているので、安易にリンクを飛ばしてはいけないと前々から思っていた。 ところが今回の合理性信奉の話が好きすぎること、筆者のDavidRiceさんが「まとまりのない与太話になってしまった」とはてなブックマークでコメントしているのに勇気づけられて、自分のブログでもっとまとまりのない、自分っぽい与太話をやりたくなってしまった。 *      *      * リンク先の記事は、安易で浅薄な合理性信奉は、不毛で、異様で、ポジティブ心理学や徳倫理学からみて的外れもいいところとなかなかに手厳しい。「コスパ最高!」「合理的選択ができるアタクシってば素敵!」とうぬぼれ

    拝むものが無くて合理性を拝む迷える子羊 - シロクマの屑籠
  • 日本の破局的な少子化と、急ぎ過ぎた近代化 - シロクマの屑籠

    今の20歳が40歳の半分しかいないって当にいい話だと思う。戦争でもあったのかな?— 🦀カニカニカーニバル🦀 (@yu1096) 2018年11月7日 たぶん、このツイートはブラックジョークのつもりで書かれたものだろうが、私には冗談にみえなかった。 「今の20歳は40歳の半分しかいない。戦争でもあったのかな?」というツイート、ジョークのつもりかもだけど、これ、実際戦争に匹敵するようなカタストロフィがあったのに気付いている人があまりいない、ってグロい状況を反映しているなぁ、と思った。— p_shirokuma(熊代亨) (@twit_shirokuma) 2018年11月8日 乳児死亡率の低下によって起こる第一の少子化は、それほどカタストロフではないし、アメリカやヨーロッパのベビーブームが証明しているように劇的少子化とも限らない。しかし、東アジア諸国などで今起こっているような第二の少子化

    日本の破局的な少子化と、急ぎ過ぎた近代化 - シロクマの屑籠
  • 【スプラトゥーン2】サブアカを作ったらサブアカ部屋に隔離された - シロクマの屑籠

    Splatoon 2 (スプラトゥーン2) - Switch 出版社/メーカー: 任天堂発売日: 2017/07/21メディア: Video Gameこの商品を含むブログ (10件) を見る もうすぐ発売から一周年を迎える『スプラトゥーン2』。最近、この『スプラトゥーン2』でサブアカウント(略してサブアカ)を作ってみたところ、任天堂の工夫というか、ゲームシステムにびっくりさせられた。 1.「サブアカ作って無双してやんよ」 私は『スプラトゥーン2』が好きだ。とりわけ好きなのはガチマッチだ。おじさんの私が、たぶん高齢者向きの武器と思われる”もみじシューター”を手にとって、若いプレイヤーに立ち向かうのである。 それでも10カ月の修練はゲーム慣れさせてくれるというか、だいぶいいところまで辿り着けるようになった。『スプラトゥーン2』のランキングの頂点である「X」には届かないものの、そのひとつ下の「S

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  • コミュニケーションが変わると、「私」が変わって「社会」も変わる - シロクマの屑籠

    gendai.ismedia.jp リンク先の文章は、【現代社会では、「自分」や「私」のフレームワークが、スイッチひとつで切り替えられるような方向に変わってきているのではないか】といった主旨だ。 「ひとまとまりの自己」から「分人」へ スイッチひとつで切り替えられる自己、場面やコンテキストごとにキャラを切り替える自己については、かなり前からいろいろな指摘があった。 キャラ化する/される子どもたち―排除型社会における新たな人間像 (岩波ブックレット) 作者: 土井隆義出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2009/06/05メディア: 単行購入: 9人 クリック: 71回この商品を含むブログ (21件) を見る キャラを使い分ける子どもや若者については00年代から言及があったし、90年代にも、人間関係をデジタルに切り分け、場面やコンテキストごとに態度をスイッチさせるライフスタイルを指摘する向

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