本に関するbono_hakoのブックマーク (372)

  • 『1Q84』 - 村上春樹の衰えやら末期症状的な感想やら - オシテオサレテ

    村上春樹の『1Q84』の売上が、上下巻合わせて200万部を軽々と突破しているそうです。うーん、何でそんなに売れるのでしょうか?エルサレム賞の授賞式がお昼や夜のニュースで取り上げられた影響?あのイベントによって前の長編である『海辺のカフカ』には手を出さなかったような新たな読者を獲得したのかな。 でもまあなぜ売れたかという話はともかくとして、みなさん、『1Q84』ってそんなに面白かったですか?いや、ちゃんとした批評ならたとえばchikiさんの書いたものを見てもらうとして、以下では私が感じたことを適当に書いていきます*1。行き当たりばったりで書きますし、文章の推敲もしません。あ、そもそも今手元に『1Q84』がない。というわけで引用も不可能です。 まず読んでいて私が一番気になったのは「話の作りが強引」ってことです。強引と言っても、これは大枠のストーリーの作り方について言っているのではありません。む

    『1Q84』 - 村上春樹の衰えやら末期症状的な感想やら - オシテオサレテ
  • 『TOKYO一坪遺産』坂口恭平(春秋社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 はじめてパリに行ったとき、その街並み、建築はもちろんだが、ああ、西洋だなあ、としみじみ感じたのは、建設現場のありようを見たときだった。ちょうどルーヴル美術館が「グラン・ルーヴル・プロジェ」、ミッテラン政権下の大再開発の真っ最中だったのだ。館の入り口に辿りつくまでに、改築現場脇の殺伐とした通りを長々と歩かなくてはならなかったのだが、その広大さと、仕事をしているのかいないのか、なんだかやけにのんびりしているようにみえる現場の人たちの様子をみて、ここでは百年も二百年も先までもつ建築物を造ろうとしているのだなあ、年中、壊したり建てたりをくりかえてしている日の都市の建設現場とはずいぶん趣がちがう、と妙に感心した。その直後の日では、メセナという言葉がやたらと飛び交い、美術館がうようよと建った。あのバブル期の建設ラッシュ、今はさすがにおさまった感があるが、それでも新しい美術館は

    『TOKYO一坪遺産』坂口恭平(春秋社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
    bono_hako
    bono_hako 2009/08/01
    一坪空間は落ち着く。
  • 奇妙な世界の片隅で : 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその3

    中田耕二編『恐怖の一ダース』(出帆社 後に講談社文庫で再刊(一部差し替えあり))は、「恐怖」の範囲を広くとったものか、サスペンスやミステリ調の作品も多く含まれています。コーネル・ウールリッチ、 ロス・マクドナルド、レイモンド・チャンドラーが出てくる怪奇アンソロジーというのも珍しいですね。収録作品中では、暗示を多用した幻想小説『塔』(マーガニタ・ラスキー)が秀作。 比べて、同じく中田耕二編の『恐怖通信』(河出文庫 全2巻)は、娯楽性重視の楽しめるアンソロジーに仕上がっています。ロマンスの味の濃い『犠牲(いけにえ)の年』(ロバート・F・ヤング)、淡々としたタッチが戦慄度を高める『おぞましい交配』(ウイリアム・バンキアー)、民話風のファンタジー『の王さま』(スティーヴン・V・ベネット)、人を喰った奇妙なコメディ『ヘンリー・マーティンデールと大きな犬』(ミリアム・アレン・ディフォード)など。 橋

    奇妙な世界の片隅で : 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその3
  • 奇妙な世界の片隅で : 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその2

    『怪奇小説傑作集』(創元推理文庫)と同時期もしくはそれ以前で、重要な怪奇小説アンソロジーといえば、『怪奇幻想の文学』(全7巻 新人物往来社)と『幻想と怪奇』(都筑道夫編 ハヤカワ・ミステリ 全2巻)、『恐怖と幻想』(矢野浩三郎編 全3巻)が挙げられるでしょう。 『怪奇幻想の文学』は、荒俣宏と紀田順一郎が、平井呈一を監修として企画したアンソロジーで、今でもこれだけの質と量を誇るアンソロジーはないんじゃないでしょうか。各巻がテーマ別になっているのが特徴で、例えば1巻は「真紅の法悦」と題して吸血鬼小説を、2巻は「暗黒の祭祀」と題して、黒魔術を扱った小説を集めています。4巻目までは、わりと正統派の英米怪奇短編を集めているのですが、後に増補された5~7巻のセレクションがかなり凝っているのが印象的です。 5巻「怪物の時代」は、怪物をテーマにしたセレクション。『恐怖の山』(E・F・ベンスン)、『ウイリア

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  • 村上春樹「若い読者のための短編小説案内」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)

    文藝春秋 1997年10月 村上氏の「1Q84」を読んで、感想めいたものを少し書いたが、何だか書ききれていないという、すっきりしないものが残った。 「1Q84」という小説の問題はよくも悪くも物語の部分にあり、それがこの小説の評価に深くかかわっているのだと思う。しかしそれは長編小説であればこそ生じる問題である。わたくしには「海辺のカフカ」や「1Q84」よりも「神の子どもたちはみな踊る」や「東京奇譚集」のほうがより印象深いものに感じられる。後者は短編集である。もしも村上氏の長編作品のもつ力が主として物語の力に依拠するものであるとするならば、短編作品のもつ力は何によるのだろう? そんなことは考えても仕方がないのだけれども、そういうことを考えさせる何かが「1Q84」にはあるらしい。 それで村上氏の短編小説への見方が色濃くでていると思われる書を思い出した。これは氏がプリンストン大学でした講義にもと

    村上春樹「若い読者のための短編小説案内」 - jmiyazaの日記(日々平安録2)
  • ストイックとはこういうことだったのか 『人生の短さについて』 | Biiingo!! -乱雑な書斎-

    書には表題作の他、「幸福な人生について」、「心の平静について」の3編が収録されています。どれも貴重ですが、中でも「幸福な人生について」が素晴しいと思います。以下、短評です。 われわれは短い時間をもっているのではなく、実はその多くを浪費しているのである。 始めに意識しないといけないことは、時間と人生とは違うということです。セネカにとっては、忙しそうに働くことも時間の浪費にあたるんですね。無駄な娯楽に興じることは言わずもがな。だから書は効率よく時間を使おうなどという時間術を説くものではありません。  じゃあ人生を手に入れるにはどうすればよいのか。まずは自分の手に時間を取り戻すこと。他人に時間を支配されない、自分の意思で時間を使うこと。そして過去と対話すること。先人たちの英知に耳を傾け、彼らの生きた時代を自己の時代に付け足すこと。 心の平静について とても読みにくい1編。運命に右往左往しな

  • 欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその1

    小説が好きな人の中でも、翻訳ものを好む人はそのなかの一握りだといいます。翻訳ものの怪奇小説を好むひとは、さらにその一握り。とするならば、欧米の怪奇小説読者の絶対数は、かなり少ないと考えても間違いないでしょう。 かといって、日における欧米怪奇小説の翻訳状況はお寒い状況なのかといえば、そんなことはありません。少数ながら、このジャンルに愛着を持つ翻訳者や紹介者がいたことが幸いして、クラシックの時代から現代のホラーまで、有名無名あわせて、一通りの作品を日語で読むことができます。 ただ、この手のジャンルに不案内な人からは、なかなか入り込みにくい分野なのは否めません。そこで今回から、何回かに分けて、欧米の怪奇小説について、ご紹介していこうかと考えています。 まずはじめに、主だったアンソロジーから紹介していきましょう。というのも、怪奇小説のエッセンスは、長編よりも短編にあると考えていますし、アンソロ

    欧米の怪奇小説をめぐって  アンソロジーその1
    bono_hako
    bono_hako 2009/07/19
    欧米の怪奇小説アンソロジーの紹介。参考になります。
  • 小熊英二『1968』上巻を読む。 - 2009-07-13 - 【海難記】 Wrecked on the Sea

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

    小熊英二『1968』上巻を読む。 - 2009-07-13 - 【海難記】 Wrecked on the Sea
    bono_hako
    bono_hako 2009/07/14
    "この本で小熊英二は、「あの時代」の「若者たちの叛乱」を政治運動ではなく表現行為とみなす、という立場を一貫してとっている。"
  • 『一六世紀文化革命』----とても知的刺激を受けてしまった - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    十六世紀の印刷技術と大航海が、ヨーロッパの文明をどのように変えていったのか、職人が「学者」とは別の、実利的・実践的なメソッドで世界を分析し、理解し、それを世界(ヨーロッパ世界)に伝えたすごい時代を、膨大な資料とわかりやすい紹介で語りつくしているとんでもない。「2」の「あとがき」から引用するとこんな感じ。p726 実際、このボルケナウの書(引用者注:『封建的世界像から市民的世界像へ』みすず書房)には、私が今回の書物で扱った、一六世紀の芸術家や技術者や数理技能者がまったく触れられていない。すなわち工房で教育されたレオナルド・ダ・ヴィンチはもとより、画家で数学者のピエロ・デッラ・フランチェスカ、「大工の幾何学」を書いたドイツの画家アルブレヒト・デューラー、商業数学に出自をもち複式簿記を広めたルカ・パチョリ、ガラス職人あがりの陶工で地質学や古生物学を研究したベルナール・パリシー、弾道学から静力学

    『一六世紀文化革命』----とても知的刺激を受けてしまった - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 山本義隆_第三十回大佛次郎賞受賞記念講演 十六世紀文化革命

    第三十回大佛次郎賞受賞記念講演 十六世紀文化革命 「磁力」と「重力」をめぐる思考の変遷を描いて読書界の話題を集め、大彿次郎賞を受賞した『磁力と重力の発見』。 その著者・山義隆氏が、新たな視座から西洋思想史の知られざる側面に光を当てる。 「空白の時代」とされてきた十六世紀に起きた「知の地殻変動」とは何だったのか。 (二〇〇四年二月二十一日、横浜市開港記念会館で行われた講演会の記録をもとに加筆・編集した) 山義隆 予備校講師 今日はわざわざ来ていただいて、ありがとうございます。遠方からも来られた方がおられるようなんで、正直恐縮しております。 今回受賞した『磁力と重力の発見』というは科学史のなんです。科学史という学問が学問として自立したのは、実はたかだか五十年ぐらい前で、二十世紀の後半です。もちろん科学史、あるいは物理学史のはそれ以前から存在していたんですが、それまでの

  • 私は静かに本を読みたい : 10年前の村上インタビュー(marie claire)メモ

  • “だから”村上春樹が好きな男はダメなんだよ - Infoseek ニュース

    村上春樹(60)の長編小説「1Q84」(全2巻)がバカ売れだ。発売からまだ1カ月足らずで、累計150万部に迫るハイペース。当然、世の“ハルキスト”たちも、5年ぶりの長編をむさぼるように読んでいることだろう。でも、そんな自分をそろそろ見つめ直してみないか。 村上春樹好きにはなぜか独身男が多い。ハルキスト歴20年以上のAさん(39=会社員)も、そんなひとりだ。高校時代に「ノルウェイの森」を読んでハマり、作品はすべて読破した。村上と同様に、音楽とビールが大好き。「1Q84」を読んで、早速、作中に出てくるチェコの作曲家レオシュ・ヤナーチェク「シンフォニエッタ」のCDを買った。 「村上作品に出てくるものはフォローしないと気が済まない。今はSNSの『春樹コミュ』に、感想を書き込んだり情報交換をするのが、何よりの楽しみです」 乾いた文体と体温の低い登場人物、難解なストーリー。村上作品ならではのユニークな

    bono_hako
    bono_hako 2009/06/26
    ゲンダイネット
  • http://web.sfc.keio.ac.jp/~oguma/report/book/The_Myth_of_the_Homogeneous_Nation.html

  • Tsugami Toshiya's Blog

    またまた、たいへん長いブランクを空けてしまったことをお詫びします。今回は最近読んで大きな啓発を受けたの感想文です。 「単一民族神話の起源」 を読んで 「・・・戦前の日では、大和民族は雑種民族であって、複合民族だと誰でも言っていたんです。あの日主義を唱道していた真最中にもそういう風に考えていたんです。ところが、戦後になって奇妙きてれつにも、進歩的な文化人をはじめとして、日は単一民族だと言いはじめたんです・・・」 (政治学者神島二郎が昭和 57 年に行った講演の中から) 最近 「単一民族神話の起源」 (新曜社刊)というを読んだ。著者は慶応大学の小熊英二助教授、サントリー学芸賞を受賞した書の 7 年後、平成 14 年に戦後知識人と呼ばれる人々の言説を取り上げながら、その時代背景、国民の心情を分析した書 「民主と愛国」 (注1) を刊行して大仏次郎論壇賞、毎日出版文化賞などを受賞した人

  • これが大蟻食の二十世紀ベストだ! 文学篇 : 新大蟻食の生活と意見

    ご訪問いただいたお客様へのお知らせ Information for customers visiting this Web site from SpinNet アクセスいただいたWebサービスは提供を終了いたしました。 長年にわたり、多くの皆様にご利用いただきましたことを心よりお礼申し上げます。 SpinNetトップページへ The Web service you are trying to access has been terminated. We would like to thank all of you for your patronage over the years. Go to the SpinNet

  • 【『1Q84』への30年】村上春樹氏インタビュー(下) : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    小説 より力強く立体的に 『風の歌を聴け』で村上春樹氏が群像新人文学賞を受賞したのは1979年6月。30年間のうちに、作家と時代はどう変化したか。(尾崎真理子) 米小説と「距離」 ――1000ページもの長編は強靱な文体がなければ成立しない。チャンドラーの文章を「緻密な仮説ディテイルの注意深い集積」と村上さんは評されたが、『1Q84』の文章もまさにそうだ。 村上(以下M) 7年前の『海辺のカフカ』以降、古典の新訳を次々とこなした。チャンドラーの『ロング・グッドバイ』、サリンジャーの『キャッチャー・イン・ザ・ライ』、それから『ティファニーで朝を』『グレート・ギャツビー』……どれも素晴らしい英語の文章。それをどのように日語に移していくか、翻訳家として責務を負える力がついたと判断してとりかかり、何とか乗り越えた。その代わり、同時代のアメリカ小説から遠ざかることになった。よそから新しい何かを学ぶ

  • 困ったものだ - hazumaのブログ

    http://d.hatena.ne.jp/jun-jun1965/20090616 ここに書いてあることですが、週刊朝日のぼくのコラムをどう読めばこんな感想が出てくるのか、意味不明です。 そもそも該当コラムでは、ぼくは「1Q84」にはっきりと否定的です*1。他方、村上春樹について、いままで正当な評価がされてこなかったことは、それとはぜんぜん別の次元でよく言われていることです。リンク先のブログの著者が村上批判を書いてマスコミで干された経験があるだかないだか、という話は、ぼくのコラムとは100パーセント関係がありません。 つまり、ぼくは今作については村上春樹を批判しています。しかし村上春樹の文学については、いまこそ正当な評価が必要だと感じています*2。それは両立する立場です。ちなみに、次号思想地図では、「村上春樹以後」をめぐる座談会を行う予定です。 とにもかくにも、リンク先の記事のぼくへの批

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  • 読売新聞の村上春樹インタビュー『1Q84』をめぐって : Feel in my bones

    昨日。10時半過ぎに出かけ、大手町で乗換え。丸の内丸善の前にX的な女の子たちが大勢いて何事かと思ったら、ヨシキの著作刊行記念サイン会が行われるということだったらしい。ダークスーツ男女が行き交う丸善の一階に異空間が出現していた。東京駅のキオスクで読売新聞を買う。朝mixiを見ていたら村上春樹のインタビューが掲載されるという情報があったからだ。一面に抜粋、23面に詳しく出ていたが、新聞のインタビューらしく語尾とかが適当に端折られているのでなんだか読みにくい。『モンキービジネス』みたいなだらだらした感じの方がずっと読みやすいのだが。でも要点は押さえられているという感じかな。上中下の三回に分けての掲載。村上が『1Q84』について語るのは初めてで、その意味で注目される内容だと思ったが、その他の部分では今までいろいろなところで彼が語ってきたことが中心だという印象を受けた。印象に残ったことをいくつか。

  • 【『1Q84』への30年】村上春樹氏インタビュー(中) : 出版トピック : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    成長つづける若者に興味 女性の観点 より深く 村上春樹氏の新作『1Q84』は、「400字詰め原稿用紙に換算すると、1984枚」(新潮社出版部)にのぼる重厚な長編。登場人物、ストーリーは、どのように出来上がったのだろう。(尾崎真理子) 交互に配す展開 ――スポーツクラブに勤める独身女性「青豆(あおまめ)」と、小説家志望の予備校教師「天吾」。二人を主人公にした話が1、2巻それぞれ24章ずつ交互に進む。一方、ストーリー展開はヤナーチェックの「シンフォニエッタ」のようにきわめて独創的だ。 村上(以下M) バッハの平均律クラビーア曲集のフォーマットに則(のっと)って、長調と短調、青豆と天吾の話を交互に書こう、と決めていた。その前にまず名前が必要だったが、ある時「あ、青豆いいな」とひらめいた。居酒屋のメニューにあった「青豆とうふ」から連想して。天吾という名前も一緒にぽっと出てきて、「あ、これでもう小説

  • 【書評】村上春樹:1Q84 BOOK1・2/三浦天紗子 Friday新刊チェック 2009/6/5【Book Japan】

    bono_hako
    bono_hako 2009/06/09
    『1Q84』書評