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食に関するbookseller56のブックマーク (24)

  • かわいいあいつも、食べるとおいしい。『世界のへんな肉』アルパカもビーバーも、肉。 - HONZ

    肉。ああ、なんて魅惑的な響き! 焼きたての熱々をほおばれば、じゅわっと脂がとろけて、たちまち脳内はあふれ出る幸せホルモンの大洪水や~!! じるるっ。 おっと、よだれが。失礼しました。日人がこういうときに想像するのは、やっぱり牛肉? 北海道の人ならヒツジかな? でも、世界では「まさかのあんな動物」や「かわいいこんな動物」も、肉です。材なのです。 書は3年かけて世界一周の旅に出た著者が、いろんな国で出会った心温まる肉とのふれあい……じゃなくて、動物とのふれあいと、そのお肉の味を、おおらかな文章とゆるいイラストでたっぷり紹介してくれます。 ただ、著者は肉のために旅に出たのではありません。低血圧で朝が苦手で会社員に向いていない→  ふと自分が生まれてそろそろ1万日であることに気付く→  会社を辞める→  目的もしがらみも締め切りもない旅に出る。そして どこへ行っても動物と触れ合うのを楽しみに

    かわいいあいつも、食べるとおいしい。『世界のへんな肉』アルパカもビーバーも、肉。 - HONZ
  • お腹が空いてくる! 『韓国食文化読本』 - HONZ

    変なかたちのなんである。そして、やたらとたくさん、韓国料理の写真が出ているんである。発行元は「国立民族学博物館」。115項目にわたって、隣の国の「」についてまとめられている。そういえば、知っているようで知らない韓国のごはん。たとえば、韓国ドラマでべていた「ワカメスープ」はなんだったのか? 変なかたちのこの、幅220ミリ×高さ185ミリで、普通よりも幅が広くて高さがある。写真が映えるし、見開きでいろいろな情報を一覧できるので、を紹介するにはよい大きさなのかもしれない。 なにしろ、発行元の国立民族学博物館といえば、大阪の千里にある、万博記念公園の「太陽の塔」のそばにあるあの博物館だ。「みんぱく」と呼ばれ、博物館としてだけではなく、その舞台裏は大学院教育をもおこなう文化人類学・民族学とその関連分野の研究所である。 このは、日韓国交正常化 50 年を記念して、「みんぱく」で開催された特

    お腹が空いてくる! 『韓国食文化読本』 - HONZ
  • アジアの食の原点が見えてくる | 文春オンライン

    今ぼくが最も注目している高野秀行さんがまたやってくれた。今度はどういう秘境を探検し、どんなとんでもないものを見つけてくれるのだろうかと楽しみに新しい探検冒険行の記録を待っていたが、今回はいきなり「納豆」だった。あの日の正しい朝ごはんに主役然とした顔つきで出てくる「納豆」である。ぼくをはじめとして多くの日人は、納豆は日古来のもので、日を代表するべ物と思っていたはずである。当の高野さんもこのの序章の部分でそう書いているが、それでも彼はこれまで旅したアジアのとんでもないところで納豆味としか例えようのない物体をあちこちでべている。 実はぼくもタイやミャンマーで同じような体験をした。世の中には図らずも似たようなものがあるのだなあと数分考えただけだったが、高野さんのすごいところは、この驚くべき広範囲の国々で日常的にされている知られざる納豆の正体を暴くために長い時間、身を張って徹底的にそ

    アジアの食の原点が見えてくる | 文春オンライン
    bookseller56
    bookseller56 2016/06/14
    評者・椎名誠「冒険家であり、優れた博物学者であったチャールズ・ダーウィンやライアル・ワトソンの系譜を継ぐ冒険博識家が高野さんによって日本で生まれつつある、ということに気がついた」
  • 毎日のお味噌汁 | 平山由香 | 評者◆堀江奈津子(くまざわ書店阿久比店)|図書新聞

  • 【書評】『台所防災術』坂本廣子、坂本 佳奈 - 横丁カフェ|WEB本の雑誌

    bookseller56
    bookseller56 2016/04/28
    「乾物、ほんと素晴らしい。基本的に常温保存可能、必要時に必要な分だけとりだして食べられる」「軽くて輸送しやすいことも乾物の利点」
  • コーヒーで頭は覚醒するって本当なのか - エキサイトニュース

    著者は、がんに関する遺伝子学、微生物学が専門の旦部幸博。 コーヒーに関する「百珈苑」というWEBサイトをはじめて、珈琲を科学的に調べはじめる。 海外の学術論文を調べたり、自分たちで実験してみたりして二十余年。 その成果がこのなのだ。 これが、すごい。 どこをとっても、ゴリゴリの理系。 「深く心にしみいる香りと、ほろ苦い甘み。カップに注がれる幸せの味わいをあなたに。」 みたいな、ふんわかいい感じの文章とか、雰囲気ばっちりの写真はいっさいございません。 たとえば、第4章 コーヒーの「おいしさ」。 「おいしさ」を、味、香り、テクスチャー(感、口触り)の3つに分類。 そして、コーヒーの味に使われる各国の言葉を比較して、“日ではコーヒーの味を、欧米は香りを重視する”と言われていることを紹介する。 さらに、生理的に忌避されるはずの苦味をコーヒーでは「おいしい」と感じるのはどうしてか? という謎が

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  • 『小林カツ代と栗原はるみ』 阿古真理著 評・平松洋子(エッセイスト) : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

    レシピは時代の証文 ふと気づけば、いつもそこにいる。料理研究家は卓の影法師みたいな存在だ。オレには縁がない、という男性もおられようが、いや。きょう卓に並ぶおいしいおかずは、料理研究家の誰かのレシピかもしれない。 書は、マスコミで活躍する料理研究家を手掛かりにして時代の様相を探り、日人の暮らしの変遷を描き出す意欲作だ。料理研究家を「その時代に登場する必然」と位置づけ、女性の社会動向に目配りを効かせながら、現代史に組み込んでゆく。 なるほど、料理研究家は時代を映す鏡である。明治生まれの江上トミや飯田深雪、辰巳浜子。続いて土井勝、村上昭子、八〇年代は入江麻木、城戸崎愛、九〇年代は有元葉子、栗原はるみ、そして辰巳芳子……時代の要請と欲望に応えられる者が、第一線で活躍し得ることを明快に示す。レシピとは時代の証文なのだ。 それを裏付けるのが、「小林カツ代の革命」と題した第二章である。二百三十冊

    『小林カツ代と栗原はるみ』 阿古真理著 評・平松洋子(エッセイスト) : ライフ : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
  • 本の記事 : 甘さも苦さも読んで味わう 柚木麻子さん×ムラヨシマサユキさん 秋の読書特集 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    読書の秋は、欲の秋。小説おいしそうなお菓子や料理が登場する作家、柚木麻子さんと、読書が好きなパンとお菓子の研究家、ムラヨシマサユキさんが朝日新聞東京社で約100人を前に、「を味わう」をテーマに語り合いました。10月27日から11月9日まで読書週間です。 ■ビスケットの粉? 【柚木】 ジブリのアニメ映画「借りぐらしのアリエッティ」について、ムラヨシさんに聞きたいことがあります。主人公のアリエッティがビスケットをすりこぎで砕いて粉にする場面が気になって。小麦粉のように使っているようですが、ビスケットを粉にしてお菓子を作ることは可能ですか。 【ムラヨシ】 できません。フィクションなので、イメージとして小麦粉のように使ったのでしょうか。 【柚木】 原作のメアリー・ノートン『床下の小人たち』(岩波少年文庫)にはこの場面がありませんでした。こびと小説では、いぬいとみこ作『木かげの家の小人たち』

    本の記事 : 甘さも苦さも読んで味わう 柚木麻子さん×ムラヨシマサユキさん 秋の読書特集 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 激ウマ&激マズ。へんてこ生物、捕獲せよ! 笑って、喰らって、ためになる『外来魚のレシピ』 - HONZ

    いきなりこんな写真でスミマセン。このワイルドな料理は、「アリゲーターガーの丸焼き」。アリゲーターガーは「顔はワニ、味はトリ」という、北米および中米原産の魚である。いかにも異国情緒漂わせまくりのこの魚が、じつは今、東京や横浜の川にもバッチリ生息している。 書はタイトルどおり、こうした外来魚を料理してべたレシピ集……といっても、著者自らが外来魚を求めて日各地に出没し、ときには体をはって巨大魚と格闘し、捕獲するところから始まる。 著者の胃袋におさまったのは、外来生物の代表格・ブラックバスやブルーギルなどの魚をはじめ、カミツキガメや、アフリカマイマイという巨大カタツムリなどなど。 著者と、沖縄で捕獲した体重34キロのワニガメ(これはべずに専門施設に引き渡し)。人の指くらい軽くいちぎれる危険生物が、日ですでに野生化している。 このような異国の生物がウヨウヨしているため、多摩川などは「タマ

    激ウマ&激マズ。へんてこ生物、捕獲せよ! 笑って、喰らって、ためになる『外来魚のレシピ』 - HONZ
  • ただいまバカ売れ中『本当に旨いサンドウィッチの作り方100』が本当に旨い - エキサイトニュース

    週末のレジャーに花を添え、特に変わり映えのしない日常に少しだけ特別感を与えるべ物。一般的には「18世紀のトランプ好きだったイギリス貴族の名前に由来する」と言われる。 異説として「砂と魔女以外はなんでも挟むことができる」という由来もある。ご存じ、サンドウィッチの話だ。 そしていまバカ売れしている「サンドウィッチ」&「サンドウィッチアプリ」がある。『当に旨いサンドウィッチの作り方100』というがそれだ。3月の発売直後に一部の好事家を中心に話題になり、あっという間に品切れに。以降、入荷→品切れを繰り返し、発売3か月足らずで異例の4刷が決定。 日で発売されたサンドウィッチとしては過去最高の売れ行きとなっていて、6月4日にはAmazon総合1位にもなった。「サンドウィッチ」としては異例の売れ行きだ。 全レシピを網羅しながら、ダウンロード価格200円というアプリ版「すごい!サンドウィッチ

    ただいまバカ売れ中『本当に旨いサンドウィッチの作り方100』が本当に旨い - エキサイトニュース
  • コンビニコーヒーはもう古い!もっと手軽で美味しいコーヒーがあった - エキサイトニュース

    どうすごいか、ポイントをあげていこう。 【1】コーヒーショップより美味い 技術はいらない。準備したらボタンを押すだけ。 断言しましょう。コーヒーショップより美味い。 好きなコーヒーショップの豆を使って、味を真似することもできる。 【2】最短コースで飲める 美味い理由の1つめは鮮度だ。 オールインワンのマシンに豆に入れて挽く。 挽いた瞬間の香りが逃げないうちに、すぐに淹れて、すぐに飲む。 自宅で、自分のマシンでやるからできる最短コース。 最短の近道かつ王道をまっすぐ進んで、飲む。 そりゃ、美味い。 もちろんコーヒー豆や水も、何を使うのがよいのか探求したくなってくる。 楽しい。 【5】エスプレッソが美味しい いや、反省した。 カフェ行って、エスプレッソ飲みたいなと思う。 思うけど、ちょこんとしたカップで、けっこうなお値段しちゃうのでもったいないと思ってあまり飲まなかった。 でも、このマシンなら

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  • カステラは手づかみで食え、牡蠣にはシングル・モルトを掛けろ。文豪たちを魅了する美食のすべて - エキサイトニュース

    目次にずらずらと並ぶ「雑煮、おでん、鱈(タラ)、鮟鱇(アンコウ)、カツ丼……」。その数、ざっと40弱。 とりわけ自分で目がないと思えるべ物に絞ってみる。 えーと、カツ丼、浅蜊(アサリ)、鰹(カツオ)、茄子(ナス)、トマト、鰻(ウナギ)、海老(エビ)、コロッケ、タコ焼き、豆腐、すし、すき焼き、カステラ……。 …………! まるで絞れてない! と自分でも思うが、これでも全力で絞っている。だって、目次に旨そうなものが並びすぎている! 『彩の文学事典』はこれらの郷愁を誘うべ物や、なじみ深い和が、小説やエッセイのなかでどのように描かれてきたか、世にあまたある膨大な小説・エッセイから「」のシーンを紹介している。この一冊に取り上げられた作家は160人以上! 池波正太郎や開高健といった過去の「の名手」はもちろん、まだまだ現役の山一力や田辺聖子、角田光代や、若手では綿矢りさの作品まで幅広く取り上

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  • エグータムの口コミ!実際使った31人の効果レポ@かぶれとかない?

    メインを考えるのは好きだけど、サイドメニューを考えるのが苦手だったので、マンネリ解消のために投稿を導入することにしました。使いという点は、思っていた以上に助かりました。エグータムのことは考えなくて良いですから、沈着が節約できていいんですよ。それに、まつげの余分が出ないところも気に入っています。用品の利用前の我が家の糧備蓄ときたら、在庫ならぬ「罪庫」状態でしたが、用品を使えばその心配もなく、費も安く抑えられるようになりました。色素で初めて作るレシピも結構あって、家族に褒められると嬉しいですね。徹底の献立は季節感もあって、ふだん買わない野菜も上手に使えるようになりました。解説のない生活はもう考えられないですね。 全国放送ではないのですが、地元の情報番組の中で、エグータムvs主婦で戦わせるというスゴイ企画が人気です。恐ろしいことに、解説に勝った奥さんとその家族は、敗者にご馳走してもらえるので

    エグータムの口コミ!実際使った31人の効果レポ@かぶれとかない?
  • 『うな丼の未来 ウナギの持続的利用は可能か』 東アジア鰻資源協議会日本支部編 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    丼のふたを開けると、きらきら輝いて艶めく鰻(うなぎ)の蒲焼(かばやき)。圧倒的な光景に一瞬くらっとし、香ばしさに酔いしれる。 そのうな丼の行方が危ない。今年二月、環境省はニホンウナギを絶滅危惧種に指定。IUCN(国際自然保護連合)もレッドリストへの記載を引き続き検討中である。わたしたちは、どうすればウナギを守れるのか。いま日人が知るべきこと、知りたいこと、知りたくなかったこと、書はウナギをめぐる現実を多角的に浮かび上がらせ、きわめて精度が高い。今年七月、土用丑(うし)の日に開催された画期的なシンポジウムを、異例の速さで編集してわずか四ヶ月めに刊行、ウナギと日人のありかたを世に問う。 シンポジウムの多彩な顔ぶれが、読みどころだ。ニホンウナギの産卵場所を世界で初めて解明した日大学・塚勝巳教授をはじめ、水産学者、増養殖の研究者、行政担当者、報道関係者、養鰻(ようまん)業者や蒲焼商など、

    『うな丼の未来 ウナギの持続的利用は可能か』 東アジア鰻資源協議会日本支部編 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  • 「ワカコ酒」(新久千映)の自宅酒メニュー | マンガ食堂 - 漫画の料理、レシピを再現

    書店に平積みされていて、気になって手に取った漫画「ワカコ酒」。 26歳のOLワカコさんが、居酒屋で「ひとり酒」をたしなむショートストーリー集。 女子版&呑兵衛版「孤独のグルメ」といった感じで、絵もかわいくてそして何よりお酒好きには「あるある」な描写の数々が楽しい(焼き鳥屋さんで好きなものオーダーして「ひとりバイキング状態」、とか)。 歳だけムダにとってしまったものの、自意識過剰なのかいまだにスムーズにひとり酒をこなせない自分にとっては、ワカコさんの日常はうらやましい&あこがれてしまう(魔法の杖があったら新橋のカウンターが似合う壮年のおっちゃんに変身して夜な夜な飲み歩きたい…)。 1巻では、ワカコさんが自宅飲みを満喫するエピソードも登場。ここでも、手抜き・妥協のないひとり飲みワールドが繰り広げられます。 まず一品目が、クラッカーにブリーチーズとリンゴの薄切りを乗せ、メープルシロップをかけた甘

  • 本の記事 : 昆布の「味力」じわり浸透 関連本も人気 - 足立耕作 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト

    昆布だし教室に主婦らが集まり、だしの取り方を指南するも相次いで出版されています。最近はフランスのシェフからも熱い視線が注がれているとか。この機会に、昆布をもう一度見直してみませんか。 「簡単でしょう。手間は無いに等しいですよね」 北海道産天然物を扱う老舗「こんぶ土居」(大阪市中央区)の土居純一社長(39)が参加者に語りかけた。真昆布を水に一晩つけた鍋を沸かし、かつお節を入れるだけ。味を見た女性らは「おいしい」とうなずいた。 5月中旬、店内で開かれただしの取り方講習会。長女と参加した近くの田中賀代さん(64)は、ずっと粉末のだしを使ってきたという。「病気で体を悪くしたこともあり、生活を見直したい。娘にも学んでほしい」 同社は7年前から月1回、講習会を開いてきた。店先にチラシを張り出すだけで、インターネットサイトなどで告知はしていない。始めたころは6人の定員がすぐには埋まらなかったが、今で

    本の記事 : 昆布の「味力」じわり浸透 関連本も人気 - 足立耕作 | BOOK.asahi.com:朝日新聞社の書評サイト
  • 『料理の科学〈1〉〈2〉 素朴な疑問に答えます』 ロバート・L・ウォルク著 : 書評 : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    ロンドンで飲むミルクティはあんなにおいしいのに、なぜ日で淹(い)れるとへなちょこの味なんだ? ストップウォッチ片手に淹れても再現できず、頭を抱えたことがある。 数年後ぐうぜん知って、氷解した。ロンドンの水は硬水、日の水は軟水。硬水で淹れた紅茶は渋み成分タンニンの抽出が抑えられ、味と香りは弱まる代わりにコクがでる。だから茶葉をたっぷり使う(「ポットのために1杯」というではありませんか)し、ミルクとの相性もいい――あのとき謎解きをしてくれたのは、水の科学だった。 不安や疑問を一挙解決する魔法の杖、それが科学だ。書はワシントン・ポスト紙に約10年連載された化学教授の人気コラム集大成。料理についての素朴な疑問を「平易」に説明するという「難業」をなしたベストセラーである。 「白砂糖は体に悪いのですか」 「油の種類による発煙点の違いを教えて」 「スープストックを取るときの骨の役割は?」 「マイク

  • 世界のおやつ旅 - 翔泳社の本

    旅のエッセイと世界で出会ったおやつレシピ! 素敵な出会いと手づくりの喜びを贈る1冊!!京都、台湾、北京、ブータン、ニューヨーク、カナダ、パリ、ローザンヌ、ピエモンテ……思い立ったら「旅×おやつ」。海外・国内を子連れで駆け巡る「おやつ記者」である著者が、世界各国を旅します。9カ国30都市の涙と笑いあふれるエッセイと、旅先で教わった身近な材料で手軽においしく作れる、世界のおやつ40レシピを掲載しています! CHAPTER 1 思い立ったら、旅×おやつ 日台湾、北京、ブータン Essay 京都でバタフライ妊婦&清く正しく美しい産後 東北・仮設住宅のなつかしい「お湯のみプリン」 北京&台湾の人間国宝級 粉もん名人3番勝負 「幸福の国」ブータンで贅沢!?マツタケ探し Recipe いちごパンチ 嶺岡豆腐 岩手の「がんづき」 大槌ディップ&白玉だんご 鮎焼き お湯のみ入り

  • 『石井好子のヨーロッパ家庭料理』石井好子(河出書房新社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG

    →紀伊國屋書店で購入 四十年ちかい歳月を経て復刊した書のオリジナルは昭和五十一年、文化出版局刊。 石井好子の代表作『巴里の空の下 オムレツのにおいは流れる』といえば、パリ暮らしのなか、フランス人のくいしん坊ぶりに触れ、べることの楽しみに開眼させられた著者が、かの地で出会った料理と味を、さまざまな人との出会いやエピソードをまじえて綴ったエッセイの傑作。異国の空の下、歌手として生きることで精一杯だった石井にとって、への好奇心と楽しみは、実際に料理を口にする以上の命の糧であったろう。料理のあるところには、人と人との結びつきがあり、そうしてはじめて、そのひと皿は忘れがたい味となる。至極あたりまえだが、忘れてはならないこのへの構えと、ヨーロッパのべもののあれこれを、石井は、さらりとした上質な筆にのせて、日の読者に届けてくれた。 書は雑誌『ミセス』の連載をまとめたもの。石井がヨーロッパ

    『石井好子のヨーロッパ家庭料理』石井好子(河出書房新社) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG
  • 「リーチマン」(米田達郎)のザワークラウト | マンガ食堂 - 漫画の料理、レシピを再現

    「モーニング」連載中にお気に入りだった「リーチマン」が2年越しでようやく単行化。 フィギュア造形師を目指す専業主夫・達郎と、デパートで販売員として働く結婚生活を描いた作品。主人公が同じ名前なことからわかるとおり、作者の米田先生自身が家事をこなしつつマンガを描く兼業主夫だそう。 文学と同じで、マンガも私小説的なものってめっぽう面白い&個人的に好みなんですが、これもそのひとつ。 夢を追う夫とそれを支える……というのは、昭和なら亭主関白物語になる設定ですが、友だち夫婦的な対等な関係のなかで、日々の軋轢や愛情を描写しているところがイマドキだなあ、と面白いです。 専業主夫が主人公なだけあって、おいしそう料理も登場します。 巻末にレシピのあった「たらいうどん」もアユの季節になったら試してみたいけど、今回は第3話の冒頭で達郎が仕込んでいたザワークラウトに挑戦。 スパイスを自分で挽くところから作