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ブックマーク / eetimes.jp (32)

  • 第4回 GoogleがAndroidで狙うもの | EE Times Japan

    インターネットの検索エンジンとしては後発のGoogleが産声をあげたのは1998年。それから10年もしないうちに、Googleは世界有数のIT企業にまで成長しました。 Googleの強みは、コア技術である検索エンジン以外にもあります。「すべてを破壊する」と言われる、世界でもまれに見る戦略と画期的な広告モデルの導入です。Googleが育て上げたAndroidには、Googleならではの機能や考え方が盛り込まれています。なにより、Googleのビジネスにおける、確固たる位置付けが与えられています。Androidを理解する上で最も重要とも言えるGoogleのビジネスの考え方について紹介しましょう。 Googleの柱は検索と広告 Googleの考え方を知るために、まずGoogleの生い立ちから振り返ってみましょう。  Googleの歩みはStanford Universityの学生であったLawr

  • 「スマートフォンの画質向上と薄型化を両立」、携帯向けカメラアレイを米社が発表 | EE Times Japan

    Pelican Imagingは、「携帯型機器向けとしては初となるカメラアレイ・モジュールのプロトタイプを開発した」と発表した。同社は、ベンチャーキャピタルの投資を受けて計算機画像処理(コンピュテーショナルイメージング)技術の開発を手掛ける米国の新興企業である。 Pelican Imagingによれば、同社はコンピュテーショナル・カメラアレイのアーキテクチャと基盤IPを開発済みであり、アレイ光学系やセンサー、画像再構成アルゴリズムなどで、12件の特許を出願中だという。同社は、今回開発したカメラアレイを使うことで、スマートフォンの画像と動画の品質を向上させながら、筐体の厚みをより薄くすることが可能だと主張する(図1)。 図1 カメラアレイでスマートフォンを薄型化 右側は、Pelican Imagingのカメラアレイを搭載したスマートフォンのコンセプト図である。従来型のカメラモジュールを使う

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    boonies 2011/02/16
    Pelican Imagingのカメラアレイ弄ってみたいけど、お高くなるのかなー。エバボードが早く出るといいのに。
  • 「Qi」規格に集うワイヤレス給電、5W以下のモバイルから普及へ | EE Times Japan

    電源ケーブルを使わずに、機器に非接触で電力を供給する「ワイヤレス給電技術」。ここ数年、注目が集まっているが*1)、一時的なブームで終わってしまうのだろうか…。2011年から始まる数年間が、今後の普及を占う節目になりそうだ。 標準規格「Qi」が誕生 なぜ、2011年が特別な一年なのか。それは、ワイヤレス給電技術の標準規格(Qi規格)に準拠した、複数の製品が市場に登場することが理由だ。Qi規格は、近接電磁誘導を使ったワイヤレス給電技術に関する業界団体「Wireless Power Consortium(WPC)」によって、2010年7月に策定されたばかり。送電電力が5W以下の機器を対象にしており、ワイヤレス給電技術について規定した業界初の標準規格である*2)。これまで、ワイヤレス給電システムはいくつも実用化されていたが、各社独自の方式を採用していたため、なかなか製品化の動きが広がっていなかった

  • 新型「iPod nano」を分解、サイプレスやSTマイクロがデザインウインを獲得 | EE Times Japan

    アップルは2010年9月初旬に、タッチスクリーンを搭載した第6世代「iPod nano」を発売した。市場調査会社であるアイサプライは、この新型iPod nanoの分解して分析を行った。その結果、サムスン電子と東芝、サイプレス セミコンダクタ、シーラス・ロジック、STマイクロエレクトロニクスのチップが搭載されていることが明らかになった。 アイサプライの分析レポートによれば、新型iPod nanoの8Gバイトモデルの部品コスト(BOM)が43.73米ドルである。これは、第4世代のiPod nanoの40.80米ドルに次いで、歴代のiPodで2番目に低いBOMだという。 アイサプレイのディレクタで、主席アナリストと分解サービスマネジャーを兼務するAndrew Rassweiler氏は、「新製品に新たな機能をたくさん盛り込むという多くのメーカーが採る手法とは異なり、アップルは第6世代のiPod n

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    boonies 2010/10/04
    タッチコントローラはCypress, 加速度センサはSTマイクロ, オーディオコーデックはCirusLogic
  • XPERIAを分解、基板はスッキリした北欧風デザイン(1) | EE Times Japan

    2010年4月1日、NTTドコモはソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのスマートフォン「XPERIA」(図1)を発売した。テレビ番組でも取り上げられ、同社ならではの洗練された体デザインと効果的な演出は多くの人の関心をひいた。「スマートフォン」という言葉よりも「新感覚エンタテインメントマシン」や「XPERIA」という言葉がカタログや店頭に並んでいたのは印象的だ。 図1 ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのスマートフォン「XPERIA」 Androidを搭載しているが、それを感じさせないグラフィカルユーザーインターフェイスを備える。 米Google社のオペレーティングシステム(OS)である「Android」を搭載したスマートフォンなのだが、発売前からソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが出していた広告からは、XPERIAがAndroidを搭載していると

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    boonies 2010/06/11
    XPERIA
  • iPadを分解、高速なメモリー・アクセスが可能なことが明らかに | EE Times Japan

    図1 米Apple社のiPad iPadは、2010年4月3日(米国現地時間)に鳴り物入りで発売された。 米UBM TechInsights社*1)の分解レポートによると、米Apple社の「iPad」には、並はずれて高度なプロセッサとメモリー・チャネルのほか、多数のタッチスクリーン向けチップを採用するなど優れた設計手法が採用されていることが明らかになった(図1)。同社の分解レポートによると、「iPad」にチップを提供した主要な半導体メーカーに、韓国Samsung Electronics社と米Broadcom社が含まれているという。 Apple社のプロセッサ「Apple A4」は、iPadが搭載したチップの中で最重要の部品といえる。今回の分解で一番の驚かされた。「Apple A4」は、64ビット幅のメモリー・バスを採用している。これはiPhoneやiPod Touchのメモリー・バス幅の2

  • 「位置取得に時間を掛けない」、ユーブロックスがGPS新チップの提供を開始 | EE Times Japan

    図1 u-blox社のGPSチップ「u-blox 6」 製造技術を改善することで、受信感度を高め、消費電力を削減した。2010年末に量産を開始する予定である。 スイスu-blox社の日法人であるユーブロックスジャパンは、位置情報の捕捉特性を高めたGPSチップ「u-blox 6」の日市場に向けたサンプル出荷を2010年4月に開始した(図1)。RFレシーバとベースバンドプロセッサをワンチップに集積した「UBX-G6010」と、別個のチップとして用意した「UBX-G0010/UBX-G6000」がある。u-blox 6は、同社がこれまで提供してきた「u-blox 5」の後継品種で、受信感度を向上させつつ、消費電力を削減したことが特徴だ(参考資料)。 受信感度は、従来の-144dBmから-147dBmに高めた(コールド・スタート時)。感度を高めたことで、コールドスタート時の初期位置算出時間(

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    boonies 2010/06/01
  • ARM社のデュアルコアCortex-A9、低消費電力版でも性能はAtomを上回る | EE Times Japan

    英ARM社は、「Cortex-A9 MPCore」プロセッサのデュアルコア版の実装を開発した。「Osprey」と名付けられたこのプロセッサは最大2GHzで動作し、ARM社が開発してきたプロセッサの中で最も性能が高い(図1)。 Ospreyは、米Texas Instruments社の「OMAP-4」に似たものになるようだ。OMAP-4は、2009年秋にサンプル出荷を始める予定のプロセッサで、米Intel社の「Atom」プロセッサのシングルコア品と同じチップ面積に2つのCortex-A9コアを集積したものである。 Ospreyは台湾Taiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)社の40nm汎用(G)製造プロセス技術で製造するハード・マクロの形で提供される。少なくともIntel社が製造プロセスをさらに微細化するまではAtomキラーとなりそうだ。

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    boonies 2009/11/17
  • 1/1000秒単位で画像処理、位置検出精度高めて野球ロボット実現 | EE Times Japan

    産業用ロボットは極めて正確な動作を高速に繰り返すことができる。ただし、あらかじめ決められた動作以外はできない。一方、高性能なコンピュータと接続された知能ロボットは、周囲の環境を認識でき、柔軟な行動が可能だ。ただし一般に、動作は緩慢である。柔軟な動きを実現しながら、高速に動作するロボットができないだろうか。 そのようなロボットの先駆けが、東京大学が開発した「ロボットが投げたボールをロボットが打つ」システムである(図1)。投手(スローイング・ロボット)が投げたボールを、打者(バッティング・ロボット)が打ち返すというものだ*1)。バッティング・ロボットに向かってくる球のコースは大まかにしか決まっていないため、人間の打者のように球筋を見て打ち返す必要がある。 図1 東京大学が開発した野球ロボット 手前が投手、奥が打者に相当する。打者の左右には2台のカメラがあり、1/1000秒ごとに球の位置を認識

  • 静電容量方式のタッチ・スクリーン、マルチタッチ対応の実現方法 | EE Times Japan

    組み込み機器では、今後ますます、ユーザー・インターフェースの重要度が高まる。iPhoneなどの最新の携帯電話機がその一例だ。タッチ・スクリーン上でのフリック(はじく)動作とタップ(軽くたたく)動作を区別し、指の動きには追従するが、通話時に耳が当たったときには反応しない。このようなタッチ・スクリーンが望まれている。 このようなユーザー・インターフェースの核となるのが、センサーである。周辺環境の状況やユーザーの動作を検出して、確実に反応できなければならない。だが、タッチ・スクリーンのセンサー・フィルム自体は高機能ではない。センサー・フィルムはデータを収集できず、ただ検出するだけだ。役に立つデータと役に立たないデータを区別し、入力された内容を見分けることもできない。 実際には、センサー・フィルム自体はほとんど何も検出していない。インテリジェントな静電容量センサー・チップによって生み出される電界を

  • iPhone 3GSとGoogleホン夏の陣、勝負は互角 | EE Times Japan

    2009年初夏、2機種の携帯電話機が日で発売された。1つはソフトバンクモバイルが6月26日に発売した米Apple社の「iPhone 3GS」、もう1つはNTTドコモが7月10日に発売した台湾HTC社の「HT-03A」である。オープンソースのソフトウエア実行環境「Android」を搭載した「Googleホン」として、日初登場となる機種だ。どちらもワールド・モデルであり、仕様や外観は世界共通である。 すべてが2倍速いiPhone iPhone 3GSは、「すべてが2倍速い」というApple社の宣伝の通り、第3世代携帯電話回線を利用したデータのダウンロード速度が初代機「iPhone 3G」の2倍(最大7.2Mビット/秒)に高速化され、iTunesなど、インターネットへの接続を前提としたアプリケーション・ソフトウエアの使い心地は飛躍的に向上した。ネットワーク関係機能の性能アップが、今回のiPh

  • 機器の起動を速くする | EE Times Japan

    Linuxを用いた組み込み機器の起動時間短縮が課題になっている。 現在、組み込みLinuxはデジタル・テレビやハード・ディスク・レコーダなど家電機器を中心に広く使われている。例えば、デジタル・テレビに使われている組み込みOSとしては全体の9割に達する勢いがあり、主要メーカーがほぼ採用している。携帯電話機でも3割を超えている。 Linuxが組み込み用途に用いられ始めたのは2000年ころで、そのときにはいくつかの問題が指摘された。リアルタイム性に欠けること、メモリーを大量に必要とすること、GPL(GNU General Public License)の順守などだ。これらの指摘は現時点ではほぼ解決されたと言ってもよい。残った最大の課題が「起動時間の長さ」だ。 例えば、デジタル・カメラでは電源投入後数百msで起動することが要求される。組み込みLinuxを使う限り、容易には実現できない。ただし、すべ

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    boonies 2009/07/28
  • Android携帯「T-Mobile G1」を分解、ハードウエア設計に大きな特徴なし | EE Times Japan

    スマートホンと呼ぶ高機能携帯電話機に、再び熱い視線が注がれている。今、注目を集めているのは、米Google社が開発を主導する、携帯電話機向けオープンソース・ソフトウエア「Android」を搭載した「T-Mobile G1」である(図1)。スライド式の筐体を採用しており、米Apple社の「iPhone」とは外観が明らかに異なる(「iPhone 3Gに見るケータイ文化、随所に見られるApple社ならではの機能」を参照)。最も重要な問題は、このAndroid搭載の携帯電話機が当に画期的な製品なのか、それとも創造的な模倣品なのかという点だ。 スマートホン市場混乱の兆し Apple社が2008年7月に、第3世代(3G)の携帯電話機「iPhone 3G」を発売した際、うわさや憶測が業界を飛び交った。報道機関は報道合戦を繰り広げ、米AT&T社の店舗の前には長蛇の列ができた。 スマートホン市場はその後

  • Wi-Fi、WiMAX、LTEどれでも使える、コグニティブ無線に実用化の兆し(1/2) ― EE Times Japan

    図1 異なる無線通信システムを選んで使う その時々の状況に応じて利用する無線通信方式を変えることで、無線資源の有効活用が図れる。ワイヤレス・テクノロジー・パーク2009でKDDIが展示した内容を基に誌が作成 利用する周波数や帯域(チャネル)幅、通信方式などを、その時々の利用状況に合わせて動的に変える「コグニティブ無線」。電波資源のひっ迫という、今後避けられない課題を解決する切り札とされている無線技術である。技術的な難易度が高く、導入はまだ先とされてきたが、最近になって実用化の兆しが少しずつ見えてきた。 コグニティブ無線を実現する際の土台となる国際標準規格「IEEE 1900.4」が2009年2月に策定された。また、同年5月に開催された無線技術関連の展示会「ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2009」では、KDDIと情報通信研究機構(NICT)がそれぞれコグニティブ無線のデモを見せ

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    boonies 2009/06/25
  • 任天堂の赤い汚点「バーチャルボーイ」、早急な製品開発が失敗を誘引 ― EE Times Japan

    今回取り上げる「バーチャルボーイ(Virtual Boy)」は、任天堂の携帯型ゲーム機として、最も革新的な機種になるはずだった。「真の3次元(3D)グラフィックス」をコンセプトにした機種で、プレーヤを仮想世界(バーチャル・リアリティ)にいざない、既存のテレビゲーム機では実現できない体験を提供するとうたっていた。1995年に日と北米地域で発売されたものの、現在では同社の歴代ゲーム機の中で厄介者として、主流ではない補足的な位置付けになっている。 仮想現実の実現目指す バーチャルボーイの開発の歴史は、1990年代の初頭にさかのぼる。任天堂のゲーム機開発者である横井軍平氏は、「ゲームボーイ(Game Boy)」の目覚ましい成功によって、携帯型ゲーム機業界で高い評価を受けていた。彼なら何をやっても失敗するはずがないと判断した同社の経営陣は、「鉄は熱いうちに打て」ということわざ通りに、新し

  • ケータイに向けて手を一振り、タッチ・スクリーンは不要になるか ― EE Times Japan

    「次に購入するのは『絶対に』タッチ・スクリーン搭載型の携帯電話機」と考えているユーザーは、考え直すべきかもしれない。携帯電話機に直接触れる必要はもはやないかもしれないからだ イスラエルeyeSight Mobile Technologies(eyeSight)社の創立者で、CEOを務めるItay Katz氏によると、同社の開発した「タッチ・フリー」制御ソフトウエアを2009年5月末からフィンランドNokia社製の携帯電話機に向けて販売し始めたという。Nokia社のオンラインショップ「Ovi Store」から購入できる。同氏は、販売開始に先立ってモナコで開催された「Nokia Developer Summit 2009」において、eyeSight社の取り組みを明らかにした。同社の技術により、タッチ・スクリーン搭載型の携帯電話機が、もはや過去の遺物となる可能性も出てきた。 今回eyeS

  • 原音を忠実に再現、余計な味付けをしないスピーカ(1/2) ― EE Times Japan

    図1 京都大学とアクティモ、東芝が開発したスピーカ・システムの全体図 口径が8cmのメイン・スピーカに同口径の補助スピーカを組み合わせた。残留音を20dB抑制するという。 「スピーカの役割とは何か。それは、入力したオーディオ信号を、忠実に空気の圧力波として空間に放射させる変換装置『トランスデューサ』である。しかし、スピーカの長年の研究・開発の歴史の中で、いつしかそれが忘れられ、音を良くしようと味付けしてしまっている。それならば、来の役割をきちんと実現するスピーカを作り上げよう」(京都大学工学研究科都市環境工学専攻で准教授を務める伊勢史郎氏)。京都大学と、京都大学発のベンチャー企業であるアクティモ、東芝は共同で、入力したオーディオ波形に忠実な音響波を空間に放射させることに主眼を置いたスピーカ技術を新たに開発した。富士通テンも同様の開発指針に基づいたスピーカ「ECLIPSE TDシリーズ

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    boonies 2009/05/27
  • 照明には紫色LED活用が最適【第2部 白色実現手法】(1/2) ― EE Times Japan

    第1部で述べたようにLED照明は、エネルギ変換効率の向上を背景に、白熱電球や蛍光灯といった既存の照明光源を置き換えていく見込みである。しかし、数多くの利点を有するLED照明にも課題がある。対象物の色の再現性を表す「演色性」が十分でないことや、LEDチップが発生する熱をうまく逃がさなければ寿命が極端に短くなってしまうことだ。 これらの課題の解決に向けた取り組みも着々と進む。演色性の課題は紫色(または近紫外線)LEDチップを活用することで解決が図れる。紫は波長がおよそ400nm以上、近紫外線は波長が400nm以下の紫外領域のうちでも300~400nmと長い領域である。近紫外線LEDは、これまで殺菌用途や紙幣検査向けセンサー、樹脂硬化用光源といった限られた分野に使われてきた。今後は、照明分野にも用途が拡大する。 「見る」から「照らす」へ 「イルミネーションなどのように光源からの光を直

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    boonies 2009/04/24
  • 廃熱から電力を回収、熱電モジュールの開発進む ― EE Times Japan

    図1 KELKの熱電モジュール Bi2Te3を用いた微小な素子を組み合わせてモジュールを形成した(左)。体温と室温の温度差でも50mm角のファンが回転する(右)。 pn接合部に温度差を与えると起電力が発生する「ゼーベック効果」*1)。可動部がなく、小型化が容易で、起電力を生む熱電素子が劣化しにくいため、エネルギ・ハーベスティング技術としても注目されている*2)。国内ではKELK(旧小松エレクトロニクス)、産業技術総合研究所、昭和電線ホールディングス、東芝、村田製作所などが熱電素子や熱電モジュールの開発に取り組んでいる(図1)。 「発電コストを商用電源並みまで下げられる見込みがないため、これまでは熱電モジュールの市場性は低いと考えていた。近年、環境重視の機運の高まりが廃熱の利用にも及んだため、熱電モジュールの製品化に踏み切った。設置場所によっては太陽電池よりも面積当たりの出力を高くで

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    boonies 2009/04/17
  • 米社の新型MEMS加速度センサー、「独自アルゴリズムでタッチ・スクリーンを不要に」 ― EE Times Japan

    米社の新型MEMS加速度センサー、「独自アルゴリズムでタッチ・スクリーンを不要に」(2009/04/01) MEMSセンサーを手掛ける米Kionix(カイオニクス)社は、タッピング操作を検出する独自のアルゴリズムを搭載した3軸MEMS加速度センサー「KXTF9」を発売した。携帯型電子機器に組み込めば、コストが高いタッチ・スクリーンを利用せずに、12通りのタッピング操作が可能になるという。 今回の3軸加速度センサーには、「Directional Tap/Double-Tap」と呼ぶ同社独自のアルゴリズムが搭載されており、携帯型電子機器の筐体の6つの面それぞれに対するシングル・タッピングとダブル・タッピングを識別できる。同社でセールス&マーケティング担当バイス・プレジデントを務めるEric Eisenhut氏によれると、このアルゴリズムは、「機器の筐体の6つの面、すなわち前面、背面、右側、