MIDI の送信回路はとても簡単ですが、受信側はフォトカプラを使って受ける必要があります。MIDI は古くから自作派の人々に愛されて来たので、回路例はネット上に沢山あります。
![MIDI 受信回路](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0d5db66f81b5523c56f22e1b22af5a72950b32e7/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2F2.bp.blogspot.com%2F-5U82DaC3fkc%2FTie4UvGOM5I%2FAAAAAAAABMU%2F8D-dIEdHLbo%2Fw1200-h630-p-k-no-nu%2Fmidi-coupler.png)
MIDI規格自体は、楽器の機能を制限して画一化しようとするものではない。しかし、規格化とは、ある意味で個性の封じ込めになる。各楽器や音源には、それぞれ固有の機能がありそれが特徴となってしかるべきだ。各メーカによって音源の音色パラメータやシーケンサーのダンプ・データなど、方式が違うわけだから、メーカーによって異なるのも当然である。このような固有のものまでMIDI規格で規格化することは出来ないし、またすべきではない。しかし、共有できないものはMIDIデータとして遅れないのでは発展性がない。 そこで、このような統一できないメーカー固有のデータを送るためのメッセージがMIDI規格で用意された。これがシステム・エクスクルーシブ・メッセージである。 エクスクルーシブ・メッセージは、ステータス"F0"とエンド・オブ・エクスクルーシブ"F7"の間に必要なバイト数のデータを挟んで送信される。ただし、"F0"
MIDI規格では、楽器のいろいろな演奏動作に対してMIDIメッセージが定義されています。 例えば、キーボードでいえば鍵盤を押す・離す、ペダルを踏む・離すといったような動作にしたがってメッセージを送出します。 MIDIメッセージを受け取った受信側はメッセージの種類によって所定の音を合成したり、他の動作をしたりします。 例えばメッセージ送出側のキーボードに”ド”の鍵盤が押されると受信側のMIDI機器(シンセサイザ)は現在選択されている楽器音色(これも予めMIDIメッセージによって設定されている)で”ド”の音を合成しアンプに出力され、 私たちの耳に”ド”の音として聞こえるわけです。 MIDIメッセージの種類 様々な楽器やその動作に対応するため、多くのMIDIメッセージが定義されています。 メッセージ分類表 MIDIメッセージは複数のパート別に独立したコントロールをするためのチャンネルメ
子供のころ電子工作に興味を持った経験は男子なら多いはず。このブログは中年になってから再び目覚めた筆者の悪戦苦闘の記録です。その他趣味のクラシックカメラの話題なども取り上げます。 [2009/7/13追記] このプロジェクトで使用している、Arduino Midi Libraryは最新のArduino IDEではコンパイルが通らないようです。こちらの環境では Arduino-012 までで稼働を確認しています。ご注意ください。 [2009/7/17追記] MIDIライブラリがアップデートされました!。詳しくはこちらのエントリを参照ください。 MIDIを使用してSX-150を演奏する回路を作成しました。 MIDI信号をArduinoを介して、SX-150用のCV/GATEに変換します。 Voltageの制御には以前作成した、DACを使った回路をそのまま流用しています。 (初心者らしい?)思い込
販売元販売終了により、在庫限りの販売です。 マイコンとMIDIを接続するのに最適なボード。 MIDI-IN、MIDI-OUT、MIDI-THRUの合計3個のポートを装備しています。このうち、MIDI-INはフォトカプラで絶縁されています。 実は、Arduinoのシールドでもあるのです。Arduino DuemilanoveやArduino Proの上にちょうど装着できるピン配置にしてあります。ArduinoのハードウェアシリアルのRX(受信)は、MIDI-INおよびMIDI-THRUに接続されています。また、TX(送信)はMIDI-OUTに接続されています。ハードウェアシリアルがMIDIにつながったままだとPCからスケッチを書き込むのに支障があります。そのため、これを切り離すためのスイッチを搭載しています。 MIDIのコネクタは3個付属しますが、ハンダ付けしてありません。 製造元希望小売価
Arduino による MIDI 機器の制御は恐ろしく簡単に実現できる。例えばこんな感じで…… ケーブルの加工 不要な MIDI ケーブルを切断してピンヘッダをハンダ付けする。 MIDI では 5 ピン DIN コネクターのうち 2, 4, 5 番のピンしか使用しない(下図参照)。テスターを使って各ピンと繋がる線を特定する。 加工したケーブルは以下のような感じ。ホットグルーを使って絶縁を施してある。 配線 以下のような感じで配線する。 プログラム 以下のプログラムではオクターブ1から6の間の「ド」を順に鳴らしてリピートする。 void setup() { Serial.begin(31250); sendMidi(0xb0, 0x78, 0); // all sound off } void loop() { for (int i = 1; i < 7; ++i) { int note =
MIDIのロゴ MIDI(ミディ、Musical Instrument Digital Interface)は、電子楽器の演奏データを機器間で転送・共有するための共通規格である[1]。日本のMIDI規格協議会(JMSC、現在の社団法人音楽電子事業協会)と国際団体のMIDI Manufacturers Association (MMA) により策定され1981年に公開された。 概要[編集] MIDIは音楽制作の現場で幅広く利用されている。MIDI規格に則って作成されたデータは、DAWをはじめとしたシーケンサーなどで再生・編集することができる。 物理的な送受信回路・インタフェース、通信プロトコル、ファイルフォーマットなど複数の規定からなる。MIDI 1.0の策定完了から38年後の2019年に、Ver.2.0となるMIDI 2.0の策定開始が発表された[1]。2023年からMIDI検定を含む、M
PIC16F648AのUSARTモジュールを使ったMIDI送信に成功したので今度は調子に乗ってMIDI受信のほうに挑戦します。 MIDIデータをPICで読み取る原理は基本的には「スイッチのON/OFFをPICで読み取る」http://picmidi.seesaa.net/article/110419065.html と同じです。32マイクロ秒単位の速さでスイッチをON/OFFしてくれる人がいて、それが相手方のMIDI送信機器だと思えばよいです。というわけでMIDI受信ピンに対してプルアップの回路を組むということになります。 とはいえMIDI送信機器は物理的なスイッチを押してくれるわけではなく、電圧をかけたりかけなかったりしてくれるだけです。その電圧の動きをスイッチのON/OFFに置き換えるために、「学研SX-150のゲートをPICで制御する」http://picmidi.seesaa.ne
[1] MIDI とは Musical Instrument Digital Interface ・MIDI端子の裏側はどうなっているの? 5ピンのDINコネクタを使っているけど、実際に働いているのは4番と5番だけ。 (厳密には2番をシールド用のグラウンドとして使っていますが。) (1) MIDI IN → フォトカプラを経てシリアル受信回路へ (2) MIDI OUT ← シリアル送信回路から抵抗(220Ω)を介して出力 (3) MIDI THRU ← MIDI IN のフォトカプラからバッファと抵抗を介して出力 ・フォトカプラとは? LED とフォトトランジスタを組み合わせた素子。 LEDが光るとトランジスタが導通する。 電気的に絶縁した状態で情報を伝達する。 オーディオ信号にノイズが載らないように。 ・いけない実験 MIDI OUT 端子に LED を接続したら... 光るかな? (
PIC AVR 工作室->TopPage->AVRの工作->UART-MIDI変換 TINY2313でUARTとMIDIの変換 前置き MIDI接続の今と昔 最近のMIDI機器は既にUSB化されて久しいのですが、残念なことに私の手元にはUSB化されていない機器がいっぱい残ってます。 昔のPCであれば、サウンドブラスターのボードに登載されたゲームポートがあれば、 単純な変換ケーブルで繋ぐだけでPCとMIDI機器が簡単に接続できたのですけど、最近のPCにはこのゲームポートも付いてません。 例えばこれはウチにあるおもちゃのMIDIキーボードの背面写真です。 左側にある丸い端子がそれぞれMIDI-IN、MIDI-OUT。普通ならここに各種のMIDI機器をズラズラと直列的に簡単に繋げちゃう。 MIDI-OUTをMIDI-INにズラズラつないでいく分には迷うことなし。 って具合に、昔ながらのMIDI信
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