別表記:未通女い、童女い 「おぼこい」とは、幼いことやあどけないことを意味する表現である。「おぼこい」とは・「おぼこい」の意味「おぼこい」には、「異性知らずで無垢な女性」という意味もあることから、漢字では「未通女い」や「童女い」と書く。しかしこれは当て字であり、ひらがなで「おぼこい」と表記するのが一般的だ。「おぼこい」の語源には2つの説がある。一つ目は、出世魚が由来という説だ。出世魚にはイワシやボラ、ブリなどがあるが、その内ボラの稚魚は「おぼこ」と呼ばれている。ボラの稚魚は体長10センチ程度で小さい。この「ボラの稚魚」という意味の名詞「おぼこ」が、形容詞となり「おぼこい」になったと言われている。 もう一つ、「おぼこい」は「産子」が語源だという説もある。「産子」は「うぶこ」と読み、「生まれたばかりの子ども」という意味だ。この「産子」が変化し「おぼこ」となり、「おぼこい」になったと言われている