サッカー元日本代表FW鈴木隆行氏(40)が23日、江戸川大(千葉県流山市)の現代社会学科の特別講義にゲスト出演。「サッカー日本代表から読み解く社会学」と題し、学生たちに海外でプレーした経験談などを語った。 20歳のときに鹿島からブラジルのリオデジャネイロ州3部リーグにレンタル移籍した経緯について、「高卒でプロに入団して力の差を感じた。知らない文化に触れることは勇気のいることだったが、自分を変えたいと思った」と当時の心境を明かした。 ひざ丈まで雑草が伸び放題のピッチ。時間にルーズなチームメート。日本では感じたことのないストレスに「本当にきつくて、地獄のような嫌な生活だった。こんなところには、もう2度と来たくないと思った」。それでも、半年後に日本に戻ってきたときは「どんなに苦しくても我慢できる自信ができた」と、精神面での成長を実感したという。 その後、2002年日韓W杯でゴールを決めるなど、ス