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大人の勉強は“読む”から始めよ──多読ではなく精読こそが自分を変える|ブックス & ミュージック & アート(本・書評)|GQ JAPAN
大人であれば「本を見る」などと言わず、「本を読む」ようにしたい。さらにいえば、多読ではなく精読が... 大人であれば「本を見る」などと言わず、「本を読む」ようにしたい。さらにいえば、多読ではなく精読がよい。書かれていることをすべて知ろうという読み方が、あなたの仕事も人生も豊かにするからだ。 知性的であるということは、自分の人生の可能性を太くするということである。多忙なビジネスパーソンの皆さんこそ、実感していることだろう。では、知性を磨くには、何から手をつけたらいいのか。 たとえば、自由に使える語彙数が500しかない人と、5000以上ある人とではどちらが表現力と伝達力に優れているかは、言うまでもないだろう。表現力と伝達力が弱ければ、相手から理解される度合いが俄然と少なくなる。生きるうえでこれは相当に不利なことだ。 語彙数が5000語の人のほうが、語彙の組み合わせ数も、はるかに大きい。これは発想の豊かさにもつながるし、窮地を脱する方法の見いだしやすさにも直結する。表現力、伝達力、思考力、発想力、
2016/06/19 リンク