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ブックマーク / blog.tinect.jp (5)

  • 敗北者は虚空に向かって叫べ。強くキーを打て。そして公開ボタンを押せ。

    あるベテランのラジオのパーソナリティーが、新人パーソナリティーの番組にゲスト出演した。 そこで語られたのは、虚空に向かってひとりでしゃべる才能、ないしは病についてであった。 ひとりで二時間あまりしゃべることができるのは、一種の才能である。一種の病である。 ラジオ好きのおれはそれをおもしろく聞いた。 しかし、よくよく考えてみると、自分自身のことじゃないかと思った。 おれは虚空に向かってしゃべる才能がある。病がある。 しゃべるといっても、声を出して話すわけじゃない。 だれが読んでいるかもわからない、だれも読んでいないかもしれないブログに、自分の言葉をひたすらに書き続けてきた。そのことだ。 民放ラジオなんかに比べたら、無に近いほどはるかに規模が小さく、それこそ当の虚空を相手にして。 それでもおれは書き続けてきた。 おれには才能がない。金になるような才能がない。 それでも、おれは虚空に向かって書

    敗北者は虚空に向かって叫べ。強くキーを打て。そして公開ボタンを押せ。
  • 人間関係をギロチンのように断ってきた人間の末路

    おれの今までの人生における人間関係について書く。 おれがだれだろうとあなたには関係ないだろうし、まったく興味がないかもしれない。 ある人には全く理解できないかもしれないが、共感を覚える人もいくらかいるかもしれない。 もし子供や人の親であれば、反面教師として役に立つかもしれない。役に立たないかもしれない。 はじめての他者 はじめて他者、家族以外の他者を意識したときのことを覚えているだろうか。 おれは覚えている。 祖母に連れられて近くの公園に遊びに行ったときのことだ。幼稚園に入る前だと思う。 そこに二人の子供がいた。双子だった。 二人とも自分より一つ下だった。……いや、そりゃ、二人ともだろう。 しかし、双子はおれよりも背が高かった。 かけっこをしても追いつけなかった。 鬼ごっこをしてもすぐにおれがつかまった。 しまいには、手加減してくれるようになった。 おれは早生まれだった。 そして、今、結果

    人間関係をギロチンのように断ってきた人間の末路
    bounoplagia
    bounoplagia 2020/10/13
    “おれは喧嘩の仕方を知らなかったのかもしれない。あるいは、仲直りの仕方を。” “人生を左右するくらい、カラオケというものは恐ろしい。” このあたりがわかる。
  • 「判断できないことを、判断しない」のなにが悪いのか。気にすることはない。

    インターネットには膨大な量の情報が溢れている。 日々、新しい情報が押し寄せてくる。 そして、インターネットより前の時代とは違い、われわれはそれらに対するレスポンスを表明できる。 情報の海に溺れている。 われわれは常に、あるニュースに対するレスポンスを求められているといっていい。 ああいう意見、こういう意見、あんたはどっちに賛成なのか? どっちを攻撃するの? どっちを庇うの? 是非を問う。挙手を願う。 常に選択に迫られている。 だがちょっと待ってほしい、そこで即断即決して旗幟鮮明にする必要があるのか? 当に選択する必要があるのか? だれの言葉だか忘れたが(当に忘れた)、「問いに対する即断を迫るものは、そもそもその問いが妥当か疑え」というような意見を見たことがある。 おれはそれでいいと思う。問いそのものを疑え。 即断しないことによって、あるいはそのことについて言及しないことによって、「おま

    「判断できないことを、判断しない」のなにが悪いのか。気にすることはない。
    bounoplagia
    bounoplagia 2020/10/01
    判断を留保しておくことというのは大事だが、それもなかなかに意志を必要とすることよな。
  • 初心者は「自分の価値基準で要点をつかもうとする」よりも、「完コピする」ほうがはるかに有益

    著者は、イタリアの「26年間三ツ星を保ち続けている、伝説のレストラン」で、創業者の一族以外ではじめての副料理長に抜擢されるという輝かしいキャリアを積み、東京の「ラッセ」というイタリアンレストランを経営しているのです。 『note』の記事が話題になり、書籍化されたこの。 正直なところ、僕の第一印象は、あまり良いものではなかったのです。 ああ、また奇抜なことをわざわざやって、話題づくりをしようとしている人のか……サイゼリアでバイトしている時間があるなら、自分の店のことをなんとかすればいいのに……って。 こののなかでは、自らの行動指針としている 「サバンナ思考」(危機感を持ち続け、一つでも多くのことに気づき、すぐに行動する、というサイクルをなるべく早く繰り返していく)と 「マヨネーズ理論」(自分でマヨネーズの作り方を一から研究するよりも、美味しいマヨネーズを作れる人に、作り方を教えてもらう

    初心者は「自分の価値基準で要点をつかもうとする」よりも、「完コピする」ほうがはるかに有益
    bounoplagia
    bounoplagia 2020/09/30
    勘所が分からんときはとりあえず完コピすることを通じて細部に至るまで観察することが大事というのはその通りだと思う。
  • 「熱意」は、言葉ではなく「異常な行動量」でしか伝わらない。

    私の会社では、即戦力を期待して経験者採用にこだわるのは随分前にやめており、今は新卒を含む未経験者も積極的に採用しています。 そういった実務未経験で応募される方のほとんどは、熱意を一番の武器として応募してきます。 私自身も、実務未経験でデザイナーになろうとした28歳時の転職活動では、いかに自分が気でやる気があるかを必死で伝えようとしました。 これまで経験や実績がない以上、熱意で訴えるのは当然であり、その作戦自体は間違っていないと思います。 熱意は思考量に転換され、思考量は行動量に反映される しかしその一方で、言葉だけで熱意を伝えようとする方も多く、それは熱意の伝え方として有効ではないな、と思ったりもします。 例えばデザイナー志望の実務未経験者が 「デザインの仕事に憧れていました」 「私が当にやりたいのはこれだと思いました」 といくら言葉を尽くしても、職業訓練校の課題で作ったものしか作品が

    「熱意」は、言葉ではなく「異常な行動量」でしか伝わらない。
    bounoplagia
    bounoplagia 2020/04/01
    “熱意を数値で表すことはできませんが、熱意は思考量に転換され、思考量は行動量に反映されるものだと思います。”これは分かる。何かにめちゃくちゃ入れ込んでる人はびっくりするほどその分野について頭が回る。
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