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2008年5月11日のブックマーク (1件)

  • 初めての死体⑥ : 清野のブログ

    無残に引き千切られた肉片の数々が すごい量の血と共に、線路の至る所に散らばっていた。 丸見えにも程がある・・・そのくらい丸見えだった。 死体。初めて見る、死体。 人は電車に跳ねられたら、こうなってしまうのか。 バラバラになった礫死体を、俺は舐め回す様に観察した。 よく見ると、バラバラになった肉片の中に、顔の一部らしきものを発見した。 白髪交じりの頭から察するに、どうやら飛び込んだのは、初老の男性の様だ。 顔だけじゃなく、足や手など、原型をとどめたパーツが目に入る。 ふと自分の足元を見ると、なんとこんな所にまで男性の肉片が・・・。 危うく踏む所だった。 不思議だったのが、恐怖心や気持ちが悪いという感情が一切起きなかった事だ。 自分でも驚くくらい冷静に、事の顛末を見届けていた。

    初めての死体⑥ : 清野のブログ
    bow-end
    bow-end 2008/05/11
    ”人間、死んでバラバラになって、こうやって見ず知らずの人間にひょいひょい回収されれば、もはや「ヒト」ではなく「モノ」である。”