オリヴィア・ロドリゴのデビューアルバム『サワー』が、アメリカを中心に今まさに世界を席巻している。同作は全米・全英を含む世界11カ国にてチャート初登場1位を獲得。Spotifyをはじめとしたサブスクリプションサービスのグローバルチャート上位には『サワー』の収録曲が並び、瞬く間にありとあらゆる記録が18歳の高校生によって塗り替えられてしまった。しかし、これが世界基準のスピード感であり、世界中のリスナーが求めてやまないアーティストであることを物語る。 ここ日本でも着実にオリヴィア・ロドリゴの名前は浸透している。デビュー曲にして2020年代を代表する曲ともなった「drivers license」は、Sexy Zoneの菊池風磨ら主演の7月期新ドラマ『イタイケに恋して』(読売テレビ・日本テレビ系)の主題歌に起用されるなど、この夏以降、さらにその名を見る機会も増えていくはずだ。 なぜ私たちはオリヴィア