渋谷にて。クリストファー・ノーラン新作。わたしとバットマンの関係でいうと、ノーランのバットマン三部作はすべて見ていますし、他のバットマン映画も好きですが、コミック等はまだ読んだことがない、という中ぐらいのファンです。深く分析できるほどのバットマン知識があるわけではないのですが、個人的に感じたことをいくつか。デントが死んでから八年、彼の死の責任を背負ってゴッサムから姿を消したバットマンと、まるで老人のように隠居していたブルース・ウェイン、という設定から始まる、トリロジーの完結編。 今回の悪役、ベインがきわめてたくましく強い肉体を誇示していることが、むしろ映画への没入を妨げてしまうのである。『ダークナイト』(’08)を通過した後で、悪役の屈強な肉体を見せられても、どうにも物語に熱狂しがたい。もちろん、ごく一般的な映画の悪役として考えればベインは魅力的であるし(わけても、その声は音響効果含めすば
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