主人公である高校生のアンドリュー(デイン・デハーン)は、アル中で暴力を振るう父親と病気で寝たきりの母親と暮らしている。家庭環境が影響したのか、引っ込み思案のアンドリューはクラスでもいじめられっ子的存在だが、自分の生活の全て(クロニクル)をビデオカメラで撮影し始め、いよいよ周囲から薄気味悪がられるようになっていく。ある日、アンドリューは信頼する従兄弟マット(アレックス・ラッセル)に連れられて行ったパーティーで、スティーブ(マイケル・B・ジョーダン)に知り合う。スティーブは、アメフト部のスター選手だが、気さくな男だ。パーティー会場の外で洞窟探検に出掛けた3人は、その中で不思議な物体に触れ、以来特殊な能力を持つようになる。 映画は、冒頭から、自らの生活を撮影するアンドリューのカメラ・アイで語られてゆくが、特殊な能力を得たアンドリューは、次第にそれを使いこなしてゆき、ビデオカメラのポジションを自在