Webサイトのページビューがなかなか伸びない。アクセス解析をすると、せっかくサイトに来てくれた訪問客の多くが、ページを開いてはすぐに帰ってしまっているようだ――。 「直帰率」や「離脱率」の問題を解決し、サイト内の滞在時間を伸ばしたり、最終的なコンバージョンを高める方法として注目されているのが「LPO(Landing Page Optimization)」だ。LPOとは、検索エンジンなどの外部サイトから訪れる人が最初に開く“着地ページ”を最適化すること。もう少し具体的にいえば、検索キーワードによってページの内容を一部を書き換えたり、関連性の高いページへ誘導する方法だ。 このLPOの仕組みを新たに取り入れたのが、9月25日にリニューアルされた日本マクドナルドのWebサイト(http://www.mcdonalds.co.jp/)だ。以前の白を基調としたポップなイメージから、ブラウンをベースにし
前回記事で、「検索における課題」として5つのポイントをまとめた。これらについて検索パターンを設計する際に発生するステップ (プロセス) をもとに、求められる要素や検索パターン事例と合わせて解説する。 プロセスは次の6つで構成される。それぞれにおいてどういうことが必要になってくるのかを見ていく。 User(ユーザー) Query(要求) Search Interface(検索画面) Search Engine(検索エンジン) Content(コンテンツ) Results(結果) ユーザーを特定する 検索に限らず、利用者にはさまざまな種類がある。それらは別の価値観で行動し、違う目的を持つことになるため、それらを整理し価値観を見定めることが重要になる。 では実際に、それらをどのように整理するかという点において「ペルソナ/シナリオ手法」が役立つ。これは単純な大多数を示す平均的なユーザー像ではなく、
Mashableの記事。冒頭でRobert Scobleさんの話を引いたらコメント欄に本人降臨して大喧嘩、というのはあるのだけれど、それはどうでもいいので無視。 記事では「典型的な」(ステレオタイプではあるが、と断っている)アーリーアダプター(どのサービスを好きで、どのサービスを馬鹿にしてるとか)を描写したあと、ニューメディア馬鹿(New Media Douchebag)にならないための4つの自問集が提案されている。 母親はそれを使うか? たいへんな努力と面倒を越えて新しいコンセプトのサービスを使うあなたのアーリーアダプター仲間ではなく、普通の人が使うかどうかを想像する 暇潰しのツールか、効率化のツールか? 普通の社会人は毎日の作業の邪魔をするサービスが欲しいわけではない。それを使ってどんな改善があるのか。「これが今一番楽しいサービスなんだ。一日中でも遊んでいられるよ」は通用しない。 新た
UNIQLOCKは大成功したようですが、果たしてUNIQLOCKやユニクロが最近手がけているWEBのプロモーションを見た人がどのくらいユニクロの服を購入したくなったのでしょうか。 UNIQLOCKの開発経緯については「世界のテレビCMを超えたWEB広告「UNIQLOCK」・ウェブ開発物語 インターネット-最新ニュース:IT-PLUS」に詳しく書かれています。この記事を見てみても、UNIQLOCKをはじめとするPRは大きな反響を呼び、大成功だったことがわかります。ただ、その成功はあくまでユニクロそのものとは別のレイヤーにあるように見えるのです。 UNIQLOCKが登場したとき、確かに画期的ですごい発想だと思いました。ただ、それでユニクロの服をたくさん買うようになったかというと、別にそんなことはありません。(個人的に) ユニクロの目的は何にあったのでしょうか。日経の記事に「新メディア情報発信チ
カナダのクチコミエージェンシーAgent WildfireがBuzz Report WOM Surveyという調査で11のクチコミが失敗するトップの理由をあげている。 本物でない 70.7% 双方向の対話を作り上げていない 51.2% 誰かのふりをする(偽ブログなど) 51.2% 何が起こっているかを計測していない 46.3% 戦略を持っていない 43.9% ビジネス目的を達成することに関係していない 26.8% クチコミの結果、企業の慣習を変えていない 22.0% ブランドメッセージを失ってしまう 14.6% 必要なリスクを取らない 9.8% 十分な予算をかけない 9.8% 長期にわたって作っていかない 7.3% ソース:Buzz Canuck: The 11 Deadly Sins of Ill Advised Word of Mouth Marketers July 24, 2008
米ボストンの口コミマーケティング会社BzzAgentが同社の抱える42万以上のクチコミエージェントを介してクチコミを広げる時には、ひとつの会話が50セント(53円)ぐらいが普通だと、同社のPresident、Dave Balter氏が語っている。クチコミ業界では、投資対効果を作るべく動いているが、マス広告のようなCPMを設定するに至っていない。 ソース:Brandweek: Is Talk Cheap? How Cheap? July 3, 2008 in WOM | Permalink TrackBack TrackBack URL for this entry: https://www.typepad.com/services/trackback/6a00d8341bfeba53ef00e55385be968833 Listed below are links to weblogs t
1ヶ月に渡って開催されていたケータイ会議2もつつがなく終了。金曜日に成果報告会がおこなわれました。会議のスライドを交えつつ、つらつらと感じたことを書いておきます。 ブログパーツの総インプレッション数は約198万、クリック率は1.47% 今回ケータイ会議2の参加者(20名)のブログにブログパーツが設置されていました。最新のレビュー記事やまとめサイトへのリンクが表示されるパーツです。期間中のブログパーツのインプレッション数は、約198万だったということでかなり多くの人の目にふれたものと思われます。これは一般的なメディア系ブログを1日500PVとすると約132人分になるそうです。 また、ブログパーツのクリック数は29,061回でクリック率は1.47%という結果でした。 1ヶ月レビューをおこなう意味 今回のモニタープログラムの参加条件には『期間中、週に1度記事を上げていただける方。』という条件があ
インターネットのアドレスなどを管理する国際団体ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)は,日本時間の2008年6月27日,ドメイン名の命名方法の大幅な改正案を承認したと発表した。 この改正案は,パリで6月22~26日(現地時間)に開催されたICANNの国際会議で承認されたもの。ICANNはこの改正案について,「インターネットが始まってからの40年間で最大」と表現している。 この改正案はインターネットのアドレス体系の広範囲に渡るが,最も影響が大きいのは,国によらずに利用できるトップ・レベル・ドメイン(gTLD)を自由に選択できるようになったことである。 現在,gTLDとして利用できるのは,「com」,「org」,「info」といった21種類だけ。これに対し,今回承認された改正案では,新しいドメイン名を申請者自身が自由
ドットインストール代表のライフハックブログ
こうやってブログを書いたり、Twitterやmixiを使ったり、またははてなアンテナやRSSリーダーで情報を集め、気に入った記事があればはてなブックマークに登録するなど、気ままにネットツールを利用していますが、こういうのを当たり前に使っていると、一般的な世界とは認識が離れていくもんです。使っている人にとっては当たり前のツールでも、知らない人・使わない人にとっては「なんじゃそりゃ」です。「自分の常識は、他人の非常識」であることは珍しくありません。 特にそれを痛感したのは学生との会話。5月はゼミのディベートの試合があったので、後輩を指導しておりました。そのため、学生と話す機会がもの凄く多かったわけですが、そこでの会話がまあ自分の認識のズレを気付かされるものでして。自分は普通、一般人と思っておりましたが、気付かないうちに奇妙な人種になっているものなんですね。 ブログは書くものではなくて読むもの
"Predictably Irrational"を読書中。少し前に買って放置していたのですが、先日読売新聞の書評欄で紹介されていたのを見てようやく読み始めました。タイトルは「予測可能な不合理」といった意味で、副題に「我々の決断を左右する隠れた力」とあるように、一見したところ不合理に見える行動の裏側にはどんな心理が隠れているのかを解き明かす本。著者の Dan Ariely さんはMITの行動経済学者で、本書でもMITの学生達(不合理な行動などするわけがない、と信じられている人々)を被験者にした実験が数多く紹介されています。 ちなみにこのブログでも、そんな実験の1つを以前紹介したことがありました: ■ ドアを閉めろ! こんな感じのユニークな実験を基に話が進むので、モルモットになった学生達は大変だなぁと思いつつも、面白おかしく読んでいます。たぶん、というより確実に邦訳されると思うので、覚えておく
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