東京裁判で被告人席に座らされた東条英機・元陸軍大将(1947年12月26日、写真:近現代PL/アフロ) 筆者も今年2月21日、「NHKは公共放送の原点をどこにおいているのか」(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59399)で、北方領土返還要求全国大会の報道を「ニュースウオッチ9」で一言も触れなかったことを言挙げした。 その中で、NHKの偏向報道にも言及し、特に2016年12月12日から4夜連続で放映された「東京裁判」は、事実の偏向や新しい研究成果が全く取り入れられていない点などが高池勝彦弁護士からクレームがついたことなどを紹介した。 ところがこのシリーズがほとんど内容を変更することなく、今年も2話ずつ2回(8月9日、10日)に変えて放映されたのだ。 NHKが再度放映したということは、日本人は東京裁判史観を受け入れ、日本に着せられた悪徳国家論や指導者