2009年10月26日21:39 カテゴリ駄文 食わず嫌い王選手権 ジブリ的なものが嫌いなのです。 ジブリが嫌いなわけじゃないのです。 「ジブリ的なもの」が嫌なのです。 ……それが何かは説明しにくいのですが、 まぁ、いわゆる『世間的に認められてるもの』の匂い。 森がどうこう、エコだのなんだのを『語って下さい!』 『現代文明を批判して下さい!』的な匂い。 自分の親戚が自分に求めるようなモノの匂い。 その匂いを嗅いだ瞬間に テーブルひっくり返したくなるアレ。 で、言語化できないので、つい 「ジブリ的なもの」といっちゃうのです。 例えば、最近の宮崎駿が教育を語るとき、 最近の押井守が政治を語るとき、 同じような匂いを感じて、もうダメなんです。 押井守も宮崎駿も大好きですが、 今も昔も「超」がつくほど好きなんですが、 これだけはダメなんです。 二人とも言葉を飾ってるわけでもなく、 遠慮無しに本音を
今回の山形ドキュメンタリー映画祭の上映作品で、僕が最も心を打たれたのはポーランド、ベアタ・ジャノヴィチ監督による『凧』であった。(Poland "Kites=Latawce" Beata Dzianowicz) 朝礼にコーランを唱えるアフガニスタンの芸術学校に、ポーランドの若手監督がやって来て、生徒たちにドキュメンタリーの撮り方を教えようと試みる。 生徒たちは、最初、岩山に住む水汲みの子供に、歩く位置やタイミングを指示して撮影していると、ポーランドの監督から、それじゃドキュメンタリーじゃないよ、と言われる。 それならと、カブールの街へ出て、悲惨なアフガニスタンの現実を世界に訴えようと考え、路上に裸で寝ている子供を撮り、その子にお礼にお金を与えると、ワッと通行人が寄って来て大騒ぎになったり、「お前らアフガニスタン人の誇りは無いのか」と怒鳴られたりする。 ポーランドの監督は、取材対象にお金を与
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く