無償減資とは、株主にキャッシュアウトしない資本金の額を減少をいいます。 無償減資の目的・手続と、会社法や税額(外形標準額資本割・住民税均等割)への影響を解説します。 1.無償減資とは? 減資とは、資本金の額を減少することをいいます。株主にキャッシュアウトする有償減資と、株主にキャッシュアウトしない無償減資があります。有償減資を行うことは限定的なため、以下は無償減資を前提として説明します。 無償減資は、資本金の額を減少するという計数の問題でしかありません。つまり、貸借対照表上の科目間の数字を組み替えるだけで、会社財産に動きはありません。 なお、資本金の額の減少額は、資本金の額の減少の効力発生日における資本金の額を超えてはならないとされていますので、資本金の額がマイナスとなる減資はできません。 2.無償減資を行う目的 では、計数の問題でしかない無償減資を行う目的は何でしょうか? 会社法や税法に

