大統領選にあわせて実施された上院選では、強姦(ごうかん)を巡る発言で非難を浴びた二人の上院議員候補がいずれも落選した。 ミズーリ州で共和党から立候補したトッド・エイキン氏は、今年8月に「医師から聞いて理解するところでは、(強姦の結果の妊娠は)非常にまれだ。『本当の強姦』なら女性の体はまるごと拒絶する」と発言。 インディアナ州で同じく共和党から出馬したリチャード・マードック氏も10月、妊娠中絶に反対する立場から「生命が強姦という悲惨な状況から生まれた時でも、神の意思による」と発言し、批判を浴びた。(ワシントン) 関連記事「『本当の強姦』なら妊娠しない」 米共和党議員が発言(8/21)米上院選、中絶巡り論争 「強姦でも禁止」が波紋(11/1)