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ブックマーク / sessai.cocolog-nifty.com (15)

  • 自民党総裁選挙の見方 - 雪斎の随想録

    ■ 自民党総裁選挙である。 報道によれば、谷垣禎一総裁の再選に「黄信号」だそうである。 だが、「谷垣総裁の何が問題なのか」という疑問は残る。政権喪失後の野党党首というそれ自体としては、「労多くして報われない」仕事を谷垣総裁が三年も務めたのは、ひとつの「義挙」である。「政権奪回」が近いからといって、首を挿げ替えるような印象を世に与えるのは、いいことではない。 雪斎は自民党員ではないので選挙に関われないけれども、筋としては「谷垣再選」支持である。 とはいえ、名前が出ている政治家に対する雪斎の評価は、以下の通りである。 町村信孝氏― 谷垣総裁の対抗馬という意味でならば、もっとも相応しい候補だと思う。国民的人気という点で厳しいという見方もあろうけれども、次の総裁に問われるのは、「政権奪回」後、すぐに官僚組織を動かす行政手腕である。 石破茂氏 ― 谷垣、町村両氏に並んで、「今、でるべき資格」のある政

    自民党総裁選挙の見方 - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2012/09/11
    半ば「中の人」でもある櫻田氏の見方。このときはガッキー支持だが、撤退した今は誰を支持するのかな。ノブテルと安倍にはやや厳しい/未だに小泉に期待するのはまぁこの人だから仕方ないとして、麻生って…w
  • 「橋下新党」のハードル - 雪斎の随想録

    ■ 「賽は投げられた」というわけか. □ 橋下氏、国政進出を表明=「日維新の会」結成へ 時事通信 9月8日(土)21時53分配信 地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)は8日、大阪市内で所属議員らによる全体会議を開き、次期衆院選での国政進出に向け、橋下氏を代表とする新党「日維新の会」を結成する方針を正式決定した。橋下氏は会議後の記者会見で「自治体を自立させるためにも、国家の統治機構を変えなければならない」と決意を表明。衆院選では過半数の議席獲得を目指す考えを示した。 与野党の対立激化で国政が「決められない政治」に陥る中、知名度の高い橋下氏率いる新党は、衆院選の「台風の目」となりそうだ。 大阪維新の幹部によると、小選挙区と比例代表で合わせて計350~400人の候補者を擁立する計画という。このため週明けにも、現・元職の国会議員らに加え、「維新政治塾」の塾生約900人を対象とした第

    「橋下新党」のハードル - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2012/09/11
    組織面でのアレさを指摘/櫻田氏は50議席で大成功、30議席が一つの基準と。どうなるか
  • 「鳩山ブランド」の失墜 - 雪斎の随想録

    ■ これは、幾ら何でも…、とおもう。 □ IAEA批判発言「完全に捏造だ」と鳩山元首相 読売新聞 4月9日(月)20時53分配信 鳩山元首相は9日、イランのアフマディネジャド大統領と8日に会談した際、国際原子力機関(IAEA)を批判する発言をしたとイラン大統領府が発表したことについて「完全に捏造(ねつぞう)記事であり、大変遺憾だ」と述べ、訂正を申し入れる考えを示した。 国会内で記者団に語った。 鳩山氏は大統領らとの会談で核開発の疑念を払拭するための努力を求めたと説明し、「非常に有意義な議論ができた」と強調した。また、「二元外交」との批判を念頭に、「政府の考え方を逸脱する発言は一切していない」と語った。 鳩山氏は6日からの日程でイランを訪問した。 イラン大統領府は、鳩山氏が「IAEAがイランを含む特定の国に二重基準的な対応をとっていることは不公平だ」と語ったと発表した。 そして、この記事であ

    「鳩山ブランド」の失墜 - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2012/04/10
    鳩山個人ではなく、鳩山家というブランドの失墜ということか。逆に言えば、4代続く世襲だとああいう兄弟が出てきてもそう簡単に失墜しないとも
  • 「意識」の世界地図 1 - 雪斎の随想録

    bt-shouichi
    bt-shouichi 2012/03/21
    「日本は、どこぞの国とは違って、特定の国々に対する対抗意識や反骨意識を社会全体で植え付けるようなことはやらないので」…いくら衒学的な装いをしてもこのへんの天然な感じが丸見えなので何とも
  • 田母神論稿の「正しさ」と「愚かさ」 - 雪斎の随想録

    ■ 田母神航空幕僚長更迭の件について記してみる。 雪斎も、件の論稿を読んでみた。 率直にいえば、雪斎は、この論稿には高い評価を与えられない。「不可」に限りなく近い「可」というところである。「不可」にしなかったのは、「自分と意見を異にする論稿は、否定的に評価する」真似は、したくないからである。少なくとも、懸賞論文で「最優秀」を取るようなものではあるまい。選考した人々の見識は、どうなっているのであろうか。 というのも、これは、雑誌『正論』辺りに載ったならば、航空幕僚長が書いたということを除けば、他の論稿に埋没するような「没個性的な」中身であるからである。とある漫画家の漫画に影響されて、保守論壇の作品に触れ始めた若者が、そういうものを必死になって真似して自前の論稿を書けば、こういうものができるという風情であろう。要するに、この論稿を航空幕僚長が書く「必然性」が、まったく判らないのである。 たとえ

    田母神論稿の「正しさ」と「愚かさ」 - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2011/11/03
    田母神のアレは櫻田が教師だったらギリギリ可だそう。「自分と意見を異にする論稿は、否定的に評価する」姿勢を批判することでごまかす櫻田に「酷すぎたら不可でいいだろ」というのは酷。これが保守の処世術
  • 政治家が憧れ倣おうとした「指導者」 - 雪斎の随想録

    ■ 実に、暫くぶりのエントリー更新である。 気分としては、「平常」に戻りつつある。 菅直人に関して素朴に雪斎が抱いている疑問がある。 「彼は政治家として誰に憧れ、誰に倣おうとしたのか。」 この視点は大事である。 というのも、「人間は、なりたいと思った自分にしかなれない」からである。 正確にいえば、「人間は、誰でもなりたいと思う自分に必ずなれるわけではないけれども、それでも、なろうとしなければなれない」のである。 鳩山由紀夫ならば鳩山一郎だろうとは、容易に推測できる。 麻生太郎ならば吉田茂、安倍晋三ならば岸信介であろうという推測は、平凡の極みである。 小泉純一郎ならば、祖父・叉二郎が仕えた浜口雄幸であったかもしれない。 金解禁という一つの政策の実現に賭けた浜口と郵政民営化に執念を燃やした小泉とは、確かに似ている。 二世、三世議員であることは、このように「近付くべき目標」が身近にある点では、決

    政治家が憧れ倣おうとした「指導者」 - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2011/05/31
    「「憧れ倣おうとした政治家」像が判らないところは、菅直人の政治家としての本質であろう」自分のアホさを棚に上げた凄まじい難癖/後半の噴飯物の政治家論は現実主義という観念に憑かれている者の症状の典型
  • 長谷川如是閑の言葉 - 雪斎の随想録

    ■ 震災二ヵ月である。 先刻、震災前に始まった短期連載が完結した。 「読売新聞」文化面で、日の知識人の言葉を紹介するという企画である。 昨年、雪斎が取り上げtのは、永井陽之助教授であった。 此度は、長谷川如是閑を取り上げた。 長谷川如是閑については、拙ブログで幾度も言及している。 元々、三つの原稿は震災前に読売新聞に提出してゐていたものだった。 震災後も、結局、語るべきことは変わらなかった。 そのことは、率直に悲しむべきことかもしれない。 □ 『読売新聞』短期連載 「今に問う言葉」 長谷川如是閑 1 「政府の無力なのは、それが政治の大局を支配する力の所在でないからである」。 ―長谷川如是閑、「政治家の喪失」『読売新聞』(一九三七年二月五日) 長谷川如是閑は、明治から大正を経て第二次世界大戦後に至るまでの日を第一線で凝視し続けた論客である。戦前期政党政治が終焉の時を迎えようとした頃、長谷

    長谷川如是閑の言葉 - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2011/05/13
    如是閑が、アメリカの「執事」「家老」「番頭」になれなんて言う評論家が「現実主義・実践主義」などとほざくのをみたら何て言うでしょうねぇ
  • 菅直人の「大博打」 - 雪斎の随想録

    ■ 雪斎はATG系の映画が好きである。 そのATG系映画に『人魚伝説』というのがある。 劇中、圧巻の場面は、旦那を殺されたヒロインの海女が、原発竣工祝賀会場に乗り込んで、原発関係者や招待客を手当たり次第に刺し殺していくところである。どうにも凄まじいシーンが続くけれども、ヒロインを演じた白都真理が綺麗な女優だったので、こういう殺戮シーンですらも、妙な「快感」を覚えさせるところがあった。東映系ヴァイオレンスの世界と日活ロマン・ポルノ系「濡れ場」の世界に、山薩夫監督が手掛けたような往時の「社会派」映画のようなテイストをまぶしたようなものである。率直に「無茶苦茶で濃厚な」映画でるけれども、それは、「バブル」以前の日の「熱」をヴィヴィッドに感じることのできる作品である。 ただし、この映画を雪斎が思い出したのは、この映画の背景が「原子力発電所」だったということである。 1984年頃でも、「原発誘致

    菅直人の「大博打」 - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2011/05/07
    相手を「観念」だとか「反・原発」に結びつければ何でも腐せると勘違いしてるのか。そんでもって手前は「実感」だのなんだのと言って現実主義者気取りか。単に現状を前にして無為無策なだけのくせに
  • 「世良周蔵」の再来 - 雪斎の随想録

    ■ 朝日新聞「ウェブ論座」に下記の原稿を寄せた。 ● .「白河以北一山百文」の地の「復興」とは? だが、自分の原稿よりも、朝日新聞の小出清人記者が書いた記事が目を引く。 ● 東北はまたも「中央」の踏み台か――維新以来の怨念の歴史 一部を引用する。 「そうか、あいつは敵か。そうか……」 福島県出身の友人が、酒を飲んだときに小さく漏らすようにいった。冗談のようでもあり、半ば気のようでもあった。 菅直人総理は、選挙区は東京だが、生まれ育ったのは山口県である。高2の時に父親の転勤で東京に転居したとしている。もともと「長州の人」なのである。 福島県、つまりざっくりいって江戸時代の会津藩は、幕末から維新の転換期、大変な目に遭わされた。長州と薩摩を中核とする官軍は、徳川慶喜の降伏(大政奉還)後も責め手を緩めず、江戸を火の海にはしなかったものの、幕府側に立つ諸藩を「賊軍」と決めつけ倒滅戦に動いた。その最

    「世良周蔵」の再来 - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2011/04/19
    会津ナショナリズムに便乗した櫻田のいいがかり。悪乗りして、ただでさえひどい品性がさらに悲惨なことに。うまいこと言ってやった感が救いのなさをダメ押し
  • 「復興構想会議」 - 雪斎の随想録

    ■ 「復興構想会議」の議論が始まるようである。 そのメンバー(敬称略)は、以下の通りと報じられている。 【議長】 五百旗頭真(防衛大学校長) 【議長代理】 安藤忠雄(建築家)、御厨貴(東大教授) 【議員】 赤坂憲雄(学習院大教授)、内館牧子(脚家)、大西隆(東大大学院都市工学専攻教授)、河田恵昭(関西大社会安全学部長)、玄侑宗久(臨済宗福聚寺住職)、佐藤雄平(福島県知事)、清家篤(慶応義塾長)、高成田享(仙台大教授)、達増拓也(岩手県知事)、中鉢良治(ソニー副会長)、橋五郎(読売新聞特別編集委員)、村井嘉浩(宮城県知事) 【特別顧問】 梅原猛(哲学者) この顔ぶれだけから判断すれば、「変な提言は出てこない」とは、予測はできる。 多分に、「高度な常識」を反映させた提言が出されるのであろう。 五百旗頭教授は、「神戸の経験」を活かす立場なのであろうし、御厨教授は、「関東大震災と後藤新平の事績

    「復興構想会議」 - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2011/04/14
    「こういう議論を専ら「保守派の妄言」などと評している向きがあるけれども、阿呆な反応である。雪斎は、ただ単に「無能な政治指導者」の害を語っているのである」…ポジショントークであるのを隠さないだけマシか
  •  「君の明らかなる所以の者は、兼聴すればなり。其の暗き所以の者は、偏信すればなり」。 - 雪斎の随想録

    ■ 「君の明らかなる所以の者は、兼聴すればなり。其の暗き所以の者は、偏信すればなり」。 ―『貞観政要』「君道第一」 『貞観政要』を読み始める。 といっても、明治書院から出ている上下二巻で九百ページ、二万円近くという代物である。 「明君」と「」暗君」の違いは何か。 「明君」というのは、「様々な人々の意見をちゃんと聴くことのできる君主」である。 それは、君主自身ぼ明晰さということとと重ならない。 「暗君」とは、「一方に偏った議論だけを信じ、他を受け付けない君主」である。 それは、君主の知的能力云々の問題ではない。 現在の日の不運は、この『貞観政要』の定義における典型的な「暗君」を宰相にしているということであろう。 とにかく、この宰相には、「自分の気に入らないこと」を避ける姿勢が目立つ。 色々な会議を立ち上げ、色々な人々を次から次へと内閣参与に迎えるという姿勢には、「自分の気に入ったことを言っ

     「君の明らかなる所以の者は、兼聴すればなり。其の暗き所以の者は、偏信すればなり」。 - 雪斎の随想録
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    bt-shouichi 2011/04/10
    いや知識はあると思うよ、古典を引っ張り出すくらいの。この人のファンってそういうところに幻惑されてるのかな/安岡正篤に心酔した政治家には、漢文の素養がないのに劣等感を感じてたのが多かったとかなんとか
  • 「脱・原発」…というわけにはいくまい。 - 雪斎の随想録

    ■ 昨日、東京・築地の朝日新聞社に出向いた。 東京都下、節電励行目的で様々なものが休止している。 朝日新聞に隣接する都営地下鉄大江戸線築地市場駅の地上行きエスカレーターは、全部、止まっていた。 「おいおい、どうやって地上に出ようか…」と一瞬、迷った。 駅員の「人力」を借りて階段を上るかと思ったが、エレベーターが一基だけ稼働していたので、それを使って事なきを得た。 若い時、六木駅のエレベーターが一時的に故障し、ビル七階分を階段で降りなければならなくなったことがある。 その時、手を貸してくれたのは、陸上自衛隊のレンジャー部隊の「教官殿l」だった。 雪斎に手を貸すのは、「戦場」よりも怖かったかもしれない。 今は、もはや、そういうことはできまい。 雪斎は、原発推進論者である。 正確にいえば、「安定して電気を供給してくれるのであれば、原発であろうが何であろうが…」という立場である。今のところ、「

    「脱・原発」…というわけにはいくまい。 - 雪斎の随想録
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    bt-shouichi 2011/04/10
    かっこつけてるくせに中身はただの保守親父じゃねぇかw/最後のドイツの件でこのおっさんが「現実」をどう解釈してるか想像すると笑えてくる
  • 「阪神淡路」と「東北関東」の間 - 雪斎の随想録

    ■ 二十世紀日の最大の国難は、太平洋戦争であった。それは、三年九ヵ月続いた。 二十一世紀日最大の国難は、少なくとも現時点では、民主党政権ということになるのであろう。 対米関係の破壊に始まって、このたびの震災である。 今、その国難が始まって一年半くらいが経ったところである。 前世紀の国難に当てはめると、昭和18年5月頃である。 アリューシャン列島アッツ島日守備対玉砕、山五十六戦死は、この月の出来事である。 だから、国難の時期は、あと二年は続く。菅直人も、その気になれば、あと二年は政権に居座れる。 震災自体は去っても、もっと困難な時期は、これからなのであろう。 少し前には、半ば冗談のつもりで、「太平洋戦争=民主党政権」説を書いたのであるけれども、冗談ともいえなくなっているところが恐ろしいところである。 菅直人は、震災以後、何をしているのか。 二度ほど、テレビ・カメラの前で、気の抜けたメ

    「阪神淡路」と「東北関東」の間 - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2011/03/28
    古典的自由主義者を装うスタイルの薄ら寒さに目を瞑り、ポジショントークであることを差っ引いて読んでも、何も考えた形跡のないこの「観察」なるものはひどくねーか。開き直りすぎだろ
  • 震災初期対応 - 雪斎の随想録

    ■ 昨日の午後以降は、福島原発事故の報道が集中的に行なわれた。 おかげで、震災体の様子が脇に追いやられた感がある。 今回の震災は、雪斎が「縁」を持つところには、軒並み、ダメージを与えている。 青森・八戸から仙台までの一帯には、程度の差はあれ、雪斎の「足跡」がついている。 雪斎の畏友、小野寺五典代議士の選挙区は、栗原から気仙沼に至る東西に長い宮城六区である。 震度7が来た山側の栗原よりは、津波に直撃された海側の気仙沼、南三陸の被害のほうが、多分に被害は大きいのであろう。少なくとも津波映像を見たりすれば、そう思う。 だが、栗原の事情が、まるで判らない。とんでもないことになっていないであろうな。 わからない分だけ、いやな気分が募る。 自衛隊は、五万人を動員するそうである。 だが、「どこに、いつ、どれだけの規模で」部隊が投入されるのかというインフォーメーションをきちんとしたほうがいいと思う。被災

    震災初期対応 - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2011/03/13
    「普段から真面目に安全保障を考えたことのないような人々が、こういうときだけ、「非常事態」を口にする」…普段から真面目な顔して安全保障とか考えてる振りして自慰に耽ってるお前が言えた事ではない(言いすぎw
  • 「千年に一度」の震災 - 雪斎の随想録

    ■ 「千年に一度」の地震だそうである。 震災発生時、大学研究室にいた。信じられないくらいに揺れた。地震を「怖い」と思ったのは、何十年ぶりだろうか。 しかも、よりによって、雪斎の故地、宮城・栗原に、震度7が来た。 親類、縁者に人的被害は、ない模様である。 帰宅困難者として大学に一泊するつもりだったが、夜遅くに親類が車で迎えに来たので、それで帰った。 拙宅は、雪斎の自室の壁面にひびが入り、箱がひっくり返っていた。 部屋には、書籍と音楽CDが散乱している。 学者の部屋で書籍散乱いうと、丸山真男の故事を思い出す。 ひとつひとつ整理しなおすしかない。時間をいそうである。かなりの脱力感がある。 政治は、暫時、「休戦」だろう。 菅内閣は、これで「やること」が定まったはずである。 子ども手当も高校無料化もすべて棚上げにして、「震災復興」を最優先にやってもらうしかあるまい。 その際、「事業仕分け」で数々

    「千年に一度」の震災 - 雪斎の随想録
    bt-shouichi
    bt-shouichi 2011/03/12
    この人は政治家なので、ある特定の立場から発言するのは当然ではある。それより注目すべきなのは、マキァヴェッリの肖像と「雪斎」という名前を使えちゃう図太さというか厚顔さであろう
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