さて畑俊六元帥や岡敬純海軍中将が反省の弁を述べていたのに対し、我らが金子洋一先生はと言えば、8月15日の「全国戦没者追悼式」に出席したあと靖国神社に参拝あそばされ、ブログでは「私の先の大戦に対する基本的な見方」を公表しておられました。 59年前の今日、日本軍の無条件降伏、主権を制限下に置くなどの過酷な条件を内容とするポツダム宣言を受諾し、先の大戦は終わりました。 憲法秩序を守り、紛争の平和的な解決を図ろうとする上下の人々の願いにもかかわらず、中国の策略という外患と、陸軍の暴走とテロの恐怖という内憂に引きずられた政府は、国際協調路線を外れ、あまつさえドイツ、イタリアと同盟を、ソ連と中立条約を結び、無謀な戦争に突入していったのでした。 その結果、数百万もの大勢の尊い人命が失われ、また、国際法を蹂躙する大量破壊兵器である原子爆弾が、連合軍の手で広島に、そして長崎に落とされました。何十万人もの方々