農林水産省は10日、加工食品会社のユウキ食品(東京)が、販売している「ガラスープ」や「オイスターソース」などの調味料の原材料を意図的に表示しなかったとして、JAS法に基づいて是正を指示した。 農水省によると、不適切な表示があったのは18商品。ユウキ食品は2008年1月から10年6月までに、これらの商品を計約415万点販売していた。健康被害はないという。食品添加物のトレハロースなどを表示しなかった理由について同社は「隠し味として使っているため、企業秘密として意図的に表示しなかった」などと説明したという。