猫のしっぽみたいな巨石を頂く前岳の一峰をGPSで確認する。ここへのルートはかつてある調査で気が付かずに向かっていた。そのうち登りたい。 ヒモヅルはヒカゲノカズラ科のシダ植物。
アオダイショウ 素晴らしい樹上空間利用能力を持つことは,地面を移動している彼らだけ見てもわからない。尻尾の先端の数センチ分を小枝に巻きつけると,天空に一直線に体を伸ばして樹冠に消えて行く姿を見つけたときには,まるで魔法のロープみたいだった。 他に,A級フリークライマーのごとく,尻尾を壁の隙間,一箇所に差し込んで,壁面を登ってくるヤモリを狙ったりするのを見なければ,この長細い生き物が「樹上性」というのがなかなか理解出来ない。 今の密閉性の高い家ではなく,かつての日本的な家屋などでは,やはり樹上性のクマネズミを捕食するために天井裏に入り込んだり,一定期間住人化して,タンスの中などから脱皮殻が出たりするのも,このヘビならでは。クマネズミ食いヘビの片鱗を見るということなのだが,英語名'Rat snake'は,和名のアオダイショウという言葉と乖離しているように見えるけれど,そのまんま特性を表している
とりあえず食べないと勿体無いということでゲットした分。末っ子が「凄い、きれいな魚だなぁ」と感動していた。 で、一度教えたものはちゃんと覚えていて、ソーティングも抜かりのない末っ子。しらっとアニサキスを見つけて、「この魚、おいしいね」と食べ続ける。私の子だ。 彼が箸で引っ張り出したとき、まさか、淡水魚だしなぁ、と思っていたが、検索するとそこそこヒットする。たしかに、一旦海で暮らすアユは寄生される可能性があってもおかしくない魚。そこそこは入るらしい。 内臓部分は、大好きなウルカの味だが、よく見て食べよう。勿論、内臓部分ばかりにいるわけではないのは秋刀魚の場合と同じ。基本、火が入っていれば、寄生されるリスクはないが、口から入ると、アレルギー発症リスクもあるようだ。このあたりは、こんな記事も見つけたが、少し資料を集めて確認、整理したほうが良さそう。 チコベェの奴は、コイ、マスなどの淡水魚は食べなか
末っ子の誕生日,実家から電話がかかる。「チコもいっしょだよー」と末っ子が叫ぶ。そうだ一緒に育った。ここまで。 「父さん,公陳,何年生きた?」「15年だったよ。」 「そうか」 「ぼく,チコと後何年一緒に居られるだろう。」チコは10歳。こういう話が出るとき,末っ子は死による別れというのをいつも意識している。くよくよナイーブに考えるというよりは,それは彼を見送る役目をするということ。物凄く冷静に考えてその覚悟をしている,そういう子供。 「この家族の中で,ぼくが最後のひとりになる可能性が高いと思うんだ。その時,僕はひとりになる。」ということをなんとなく考えている少年でもある。まあ,兄弟の年齢を考えるとその辺は微妙だけど,家族を見送る役目というのを意識したりしている。こういう年齢ってあるものだと感じる。 私も,小学校中学年ぐらいだった。人はいつかは死ぬということを考えてなにか捉えどころがない死のイメ
猫馬鹿連休,チコの威嚇音が響いてきたので,いつもどおり収めに行く。ここも近所に多いズン止まりの未舗装の私道。通称猫横丁。 相手の威嚇音は甲高く,亡くなった公陳丸に似ていて,かなりうるさい。誰とやっているのかなと思ったら,大福(個体識別名)だった。 そしてその後ろに,別の黒雉白斑八割れの個体と,最近良く庭に侵入してくるヤマト(個体識別名)がバトル中の二匹を覗っていた。 私の接近に,いつもどおり大福が逃げ出す。ポスチャーから,チコにプレッシャーを掛けられて,元々逃げ出したかったんだろう。物陰から様子を覗うヤマトがなんか笑える。 この界隈,ブイブイいわしているように見えるチコだが,相当苦労していると思う。僅かな時間だが,外に出て戻るユッチの痕跡を追ってなのか,やっぱり猫たちが次々と現れる。ユッチ&ナッチが来る以前には,ここまで来訪者は多くなかった。 新規個体は今年度3番目の雄なので,Christ
シカのロースステーキ。赤ワインがなかったので焼き目をつけて最後に日本酒と醤油を放りこんで蒸した。 名人の取ったシカで,小さめに切って調理して出すと,あっという間に子供たちの胃袋に消える。 オスは角の落ちた頃〜夏場まで,メスは秋の繁殖期直前あたりが最も美味だと言われる。有害鳥獣捕獲で捕られた個体は,農作物依存の植生の結果なのか,基本的に年中栄養状態は良かったりする。 今日はちょっと特別な日で,ワイフのビフ・ストロガノフ&ライスが有ったので,もちろん泣かずに済んだ。 この料理の名前の意味は諸説流れて,コミックの「大使閣下の料理人」なども「ビフ」は「〜風」の意味でというような説に言及しているが,どうやら「ストロガノフ風牛肉料理」で良いみたい。たしかに,これを豚肉やシカ肉で作ったりしても,多分合わないのではと感じられるので,なんとなく納得。他に合うとしたらササミぐらいかな。 鹿児島ラーメン原型と思
仕事の合間,昼になる。昼に成れば腹が減る。面倒臭がりのフィールド屋なので,ともかく早く沢山作るのが好き。 奄美塩豚,小さく切る。早く塩抜きしたいときはなるべく細かく。肉はお盆前のもの。長期常温保存で,生ハムみたいになっている。
f1.4クラスの135サイズ一眼レフ標準レンズは,楽に最高画質がたたき出せるメーカー一眼レフレンズシステムの基本ともなる最高画質レンズなのだけれど、APSサイズデジイチが主流となり,高倍率ズームの性能が上がり,一方でコンデジがこれだけ普及して高画質になると,その「標準」レンズの意味は,多くの人にはあんまり理解されなくても全然おかしくないという状況。 で,自分自身でも,実際のこのレンズ出番を考えると,よほど精神的余裕があって、気合い入れて趣味の撮影が出来るシチュエーションに限られるようになってきて、かなり出番が減った。 たまに,自分の画像を見直して,わー困難撮ってたら駄目だ、どんどん下手になって行く、どうしようもないなという思いがぶり返すと、初心に戻ろうと引っ張り出す。 自分が撮った画が,初めて満足できて好きになれたのもその時のレンズは、やっぱりPlanar 1,7/50 T*,標準レンズ。
火山島の噴煙状況。来るだよ,「あれ」がこっちに来るだよ。 もちろんメインコンピュータが人工砂嵐を起こしているわけではない。ロプロスもポセイドンも来ない。 で,一番ひどいときは,瞬く間に道路のセンターラインも見えなくなるくらい火山灰が降下する。市内でも,1平方メートル当たり数キロに達したこともある。 火山島の裏側に,「鍋山」という場所があって、そこは身内では「月面」と呼んでいる火山灰で出来た砂丘。そこに登ったとか写真撮ったとか言わないけれど、足跡のつき方と言い、でかい火山弾が火山灰の砂丘に突き刺さり、まるで月面みたいなで、凄い風景・・・らしいよ。 つい最近,行ってみたくなったが、今は絶対に無理。 降灰は風で何度でも宙を舞い,目に飛び込んだりすると,コンタクトレンズ使用者は,リアルでムスカ大佐状態になります。
大意:「季節の換毛で結構家の中は毛だらけだが,火山島活動活発化の折り,猫はそれなりに暮らしているが灰だらけにはならないか,気になる日々ではあるなぁ」 上二人はキャンプに出かけて今日は一泊。猫ドアではなく居間のサッシを開けさせてチコ帰宅 →生さんまの焼いたのを詰め込む→猫ドアではなく玄関を開けさせて出かけていく この間,3分少々。いつもながら日本一かどうかは知らないが,忙しい猫。 Canon EOS Kiss Digital X, P.ANGENIEUX PARIS 1:2.8/75 TYPE Z5 キャンプのヘルプに長男が回ることになったので,林業用のブッシュブーツと施設利用時の上靴で揃えておいてものを渡した。 予め聞いていたサイズに少し余裕持たせてあったのだが,どちらもきついというので,本人捕まえて買いに行かせたらサイズが,途中すっ飛ばして,2cmアップしていた。そりゃ無理だよ。今の靴,
みんなでお月見お団子 ほのぼのしますね~ 手作りお団子おいしそうですねっ! チコちゃんもお手伝いしたんですか?笑
その後は切って炒めるなり,ラフティにするなり。塩はたさない形でちょうどいい感じになります。末っ子がせっせと野菜と一緒に切っては放り込むと,きちんと炒めてくれた。黒糖酒を少し眩してアルコールを飛ばすプロセスで,塩味は野菜に移ります。 若干塩抜きが弱く,まだホンの少しだけ塩が強く感じたので,最後に卵を溶いて流し込みました。これで,調度よい塩味に。 熟成豚肉みたいな感じだったり,作り手と時間によってアジは結構まちまち。ワイフは,自分が口にしていた塩豚と違うと言い,私も以前同じお店で買ってきたそれと味が違うなぁと思いつつも,まあ,綺麗に消えました。友人に送ったところ,ラフティにしたいみたいで,もつ煮にちょっと似ているみたいな感想が来ましたが,その後,彼はこれでベーコンを作ってみると言っていました。画像はちょっと手ぶれ,ご容赦。 こちらは,同じ甘味の食材で,「なり味噌」。「なり」とは蘇鉄の実を水にさ
日帰りで,今住んでいる島の端の方まで行ってきた。現在,一泊で家を開けられない状況にあるので,平日思いっきり早い時間にたどり着いて,必要最小限を回ったら速攻で帰ってくるという技。たくさん人がいるはずと思ったが,さすがに空いていた。 もと,進駐軍のリゾート地だった場所にかなり金をかけて作られた水族館があったが,近年の巨大水族館ラッシュが落ち着いた今,ある意味普通の水族館という印象になっていた。 躰の中にカメのコアメダルを持っている末っ子は,ここにいると聞かされていたウミガメたちとの逢瀬を楽しみにしていたが,願いがかなって有頂天だった。タイマイの嘴形状による同定方法を私にレクチャーしてくれた。 カメラ持たせておくと,ばしばし使えそうな画を長男が撮ってくれるので,最近こういう時はずいぶん楽だ。彼も,それなりに使いやすいデジカメとそうでないものの道具選びに着いて口にするようになってきた。F31fdの
私,ワイフ,長男と一緒に寝ると,頭皮に爪を突き立てて,髪の毛をへちゃへちゃ舐める幼獣返り行動が出るが(これがものすごく痛い),末っ子には,前肢をくっつけたりするのに,その行動が出ない。庇護者というよりは,やっぱり兄弟なのだろう。 動物にも,特に高等動物には,確かに「家族」という概念がある。私が動物に興味を持ち始めたのは,田中光常氏による「動物家族」という動物写真の雑誌連載の父のスクラップを見てから。 犬や猫が人間にとっての家族であるかどうかという論議は,人間の側から言えば,いろいろ面倒臭いツッコミも入れられるようだが,動物側から見た場合の「家族」という概念の中に私たちが入っているとすれば,そんなにとんでもない話でもなかったりすると思っている。 主人を亡くした動物の心の傷はいろいろ言われているが,過去経験の違いや個体差もあるし,人間的な意味ではその表現はあっさりしているといってもいいかもしれ
昨晩,やはり食事中の出来事。チコの凄まじい威嚇音に,猫ドアを見に行ったワイフが驚いた。レンポウが侵入してきていて,それを発見したかして,先ほど出かけたばかりのチコが急いで戻ってきて猫ドアの外から威嚇していたのだ。レンポウもまずいと思ったのか逃げようとしたが,後ろを私たちに,猫ドアの外をチコに抑えられて,動けなくなっていた。 動けなくなっていたはいいけど,この子どうしようか... ワイフが,外に回ってチコをなだめて,猫ドアから引き離そうとしたが,チコが興奮しすぎていてダメで,引き離したところで,レンポウを追い立てて出ていってもらおうとしたわけだが,無理であった。 追記ーたしかに,この時レンポウも,毛を逆立てて戦闘モードでした。まあ,普通は手を出したくない状況。 どうしようかと迷っていると,長男が「レンポウを抱いて玄関から出せばいいだけでしょ。」と,あっさり彼をだっこして運びだした。レンポウも
チコの下腹部が少し膨れているとワイフ。 「公陳丸だって、年齢行った後は、お腹だけはタプタプだったじゃないか。」 「でもね、こうチコが座ると、なんとなく飛び出て目立つのよ。」 触診してみると,タプタプした感じが手に水腫っぽくあるようにも感じて少し慌てる。 嫌な予感がしてきた。ちなみに「猫」「腹」「膨らみ」で検索すると、かなり恐ろしい病名しかヒットしない。いろいろ、ここ最近のことを思い出してみる。3日前に目脂がひどくなったとワイフが気にしていた、今日はそうでもないが、昨日は食べたものを珍しく全部吐いていた。ああ... もしもこれが猫伝染性腹膜炎(Feline Infections Peritonitis:FIP)とかだったら,不治の病だし、彼は助からない。手に感じたものがもしもそれならwet typeで,dry typeなら脳神経系も冒されるさらに悲惨な運命が待っている。どちらもかなり苦しい末
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