GⅡ青葉賞からの参戦から初のダービー制覇を目指したスキルヴィングに、まさかの結末が待っていた。 道中は中団追走、3コーナー過ぎから馬群の外に出すとグイグイと進出を開始したのだが…。直線での反応はなくズルズルと後退し、完走した17頭の中では最下位でゴールに入線。鞍上のルメールが下馬すると力なく、内ラチにもたれるように倒れ込むと、そのまま動かなくなってしまった。その後は馬運車で運ばれ、急性心不全で死んだことがJRAから発表された。 騎乗したルメールは「直線を向いたら手応えがなくなって、ペースダウンしてしまいました。残念です」とコメントを残した。