3Dプリンターとクリアファイルを使って作製した防護具を着ける大阪大学の中島清一特任教授=4月3日、大阪府吹田市 大阪大学の中島清一特任教授(消化器外科学)らのチームは4月3日、3Dプリンターと文房具のクリアファイルを使い、飛沫から顔を守る医療関係者用の防護具を作製したと発表した。フェースシールドと呼ばれる用具で、新型コロナウイルスの感染拡大で不足が懸念されているため、誰でも利用できるようデータをホームページで公開した。 中島氏は「欧米などで防護具が不足し始めており、途上国に感染が広がる可能性もある。安く、簡単に作れるものが必要だと考えた」と話した。 3Dプリンターで樹脂製のフレームを作製。両端にクリアファイルを挟み、眼鏡のように顔に着けることで、ウイルスを含んだ飛沫が目などに入るのを防ぐ。顔にフィットするフレーム作りには、福井県鯖江市の眼鏡フレームメーカー「シャルマン」の協力を得た。費用は
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