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ブックマーク / cpplover.blogspot.com (14)

  • Bjarne Stroustrupのプログラミング入門書の査読の感想

    C++の設計者ストラウストラップによるプログラミング入門書の最新版日語訳が、9月に @asciidwango から出版されます。 https://t.co/ssT9ubfXtT — アスキードワンゴ編集部 (@asciidwango) August 5, 2016 アスキードワンゴ編集部からBjarne StroustrupのProgramming -- Principles and Practice Using C++というの第二版の邦訳が出版される。初版は翔泳社が出していたが、C++14に対応した改訂版の第二版の版権が空いていたので、アスキードワンゴから出すための作業をしていた。私は邦訳の査読をした。 今年になってから半年は、ずっとこのの査読をしていた。このためにC++標準化委員会の最新の文書を把握する作業が数ヶ月ほど滞った。そして、この仕事は、私がドワンゴに入社して以来、最悪の

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    bunnyhop 2016/08/06
  • うっかりチューリング完全になっちゃったもの

    Accidentally Turing-Complete ― Andreas Zwinkau 来なら、チューリング完全となるべきではなかったものがある。これは、そのようなうっかりチューリング完全になってしまったものの例である。 C++テンプレート 当初はチューリング完全を目指していなかったが、C++テンプレートはチューリング完全になってしまった。その証明は、この論文にある(PDF) x86 MMU x86のpage fault handlingは、単純なマシンの実装に使える。原理としては、page faultが1 wordをスタックに積み、それによりアンダーフローを起こして別のトラップを生成する。この仕組みは、「減算して0以下ならば分岐」処理を実現する。チューリングマシンを実装するには十分である。デモ動画、講演動画 マジック・ザ・ギャザリング マジック・ザ・ギャザリングはカードゲームであ

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    bunnyhop 2016/01/05
  • Minecraftクライアントからdockerの管理ができるminecraftサーバー: Dockercraft

    docker/dockercraft 公式の未改変Minecraftクライアントから接続してDockerの管理ができるMinecraft互換サーバー、Dockercraftが公開されている。 Dockercraft Dockercraftの実行方法 1. Minecraftのインストール: Minecraft Minecraftクライアントは改変していないので、公式リリースをそのまま使える。 2. Dockercraftイメージをpullするかビルドする。 docker pull dockercraft もしくは、 git clone git@github.com:docker/dockercraft.git docker build -t dockercraft dockercraft 3. Dockercraftコンテナーを実行する docker run -t -i -d -p 255

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    bunnyhop 2015/11/18
  • Sarah Sharp、Linuxカーネルコミュニティの暴力性に嫌気がさして貢献をやめる

    Closing a door | The Geekess ドアは閉められた この記事は一年もの間、下書きフォルダーに入れてた。いまこそ投稿すべき時。炎上は怖かったので、この問題について触れるのはなるべく避けてきたのだけれど、部屋の中の象を指摘しないのはもやもやする。そういうわけで、公開する。 つまりこういうこと。私はもうLinuxカーネル開発者じゃなくなった。2014年の5月にUSB 3.0ホストコントローラードライバーのメンテナーの座を明け渡したし、2015年の1月には女性向けFOSS推進計画(FOSS Outreach Program for Women)のLinuxカーネル部門とかその他の役職も降りたし、2014年12月6日には、最後のLinuxカーネル開発のプレゼンをした。2015年8月のシアトルでのLinux Plumbers Conferenceへの協力は断った。Linux財団

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    bunnyhop 2015/10/07
  • LinuxカーネルのMLにおける悪口の励行についての議論勃発

    Linuxカーネルのメーリングリストは、常に罵詈雑言に満ち溢れているが、そういうのは辞めて大人になろうという主張がSarah Sharp[1]によってなされた。なかなか面白い。 きっかけは、いたって日常的な罵倒混じりの議論に、Sarah Sharpが横槍を入れたところから始まった。 LKML: Sarah Sharp: Re: [ 00/19] 3.10.1-stable review On Fri, 12 Jul 2013 18:17:08 +0200, Ingo Molnar <mingo@kernel.org> wrote: * Linus Torvalds <torvalds@linux-foundation.org> wrote: On Fri, Jul 12, 2013 at 8:47 AM, Steven Rostedt <rostedt@goodmis.org> wrote

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    bunnyhop 2015/10/07
  • ビッグデータツールチェインのセキュリティはビッグリスク、あるいは、誰もHadoopをスクラッチからビルドする方法を知らない件について

    ビッグデータツールチェインのセキュリティはビッグリスク、あるいは、誰もHadoopをスクラッチからビルドする方法を知らない件について The sad state of sysadmin in the age of containers コンテナー時代のシステム管理者の惨状 システム管理は惨劇に見舞われている。現状は悲惨だ。 筆者は昔気質のシステム管理者に不満はない。システムの稼働を維持し、アップデートし、アップグレードする方法を知っている者達だ。 この憤りは、コンテナーと構築済みVMと、それらがもたらす、「信頼」や「アップグレード」の欠如による悲惨な惨劇に対するものだ。 例えば、Hadoopを見てみろ。誰もHadoopをスクラッチからビルドする方法を知っているようには見えないぞ。依存性とバージョンとビルドツールが悲惨なほどに絡まりあっている。 この手のイケてるツールの中で、古典的なmake

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    bunnyhop 2015/04/28
  • 500マイル以上離れた場所にメールが送れないのだが

    http://web.mit.edu/jemorris/humor/500-miles From: Trey Harris <trey@sage.org> 今から私が書く話は、起こりようのない問題についてだ。この話を広く一般に公開してしまうのは惜しい。というのも、いい酒の話のネタになるからだ。この物語は、退屈な詳細や問題を隠すために、多少事実を変えていて、物語を面白く脚色している。 数年前、私はキャンパスのメールシステムを保守する仕事をしていて、統計学部の学部長から電話を受けた。 「大学の外にメールを送るのに不具合が発生しているのだが」 「どんな問題でしょう?」と私はたずねた。 「500マイル以上メールを送れないのだよ」と学部長は説明した。 私はラテを吹き出した。「何だって?」 「ここから500マイル以上離れた場所にメールを送信できないのだよ」と学部長は繰り返した。「実際は、もう少しあるの

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    bunnyhop 2015/04/09
  • コンパイラーを負かす

    roguelazer's website: beating the compiler なかなか面白かったので翻訳して紹介する。 たとえば、97%の場合において、僅かな効率など忘れるべきである。。早すぎる最適化は諸悪の根源である。とはいえ、残りの重要な3%の機会を逃すべからず。 -- Donald Knuth 計測せよ。計測するまで速度の最適化を施してはならぬ。たとえ計測したにせよ、一部のコードが残りを圧倒するまではまだ最適化してはならぬ。 Rob Pike 最新のWebサービスを主体とした技術の業界に長年浸かった我々は、パフォーマンスの問題を忘れがちである。SQLAlchemy ORMの中で行うリクエスト一つが8,9秒かかる中で、関数呼び出しひとつを3ミリ秒最適化したところで何になるというのか。とはいえ、時にはそのような最適化スキルを養っておくのもいいことだ。今回は、ある簡単な課題を最適化

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    bunnyhop 2015/03/30
  • ffmpegとlibavの背景事情

    ffmpegをインストールしようとしたら、なにやらちょうど一年前あたり、大規模なforkが起こったらしい。いまや、ffmpegとlibavに分裂している。forkは自由なソフトウェアではいたって普通の出来事だ。大抵の場合、開発者の間での意見の不一致により起こる自然な現象だ。自由なソフトウェアであれば、fork自体はそれほど悪いことではない。どちらも自由であるので、双方の開発者がIRCやMLで広角泡を飛ばしながら喧嘩しつつ、何事もなかったかのように相手のコードをこちらのコードベースにマージできる。なぜならば、どちらも自由なソフトウェアという共通点を持っているからだ。 しかし、ffmpegは、だいぶ巨大なソフトウェアだ。おそらく、現時点でこれ以上にでかい動画と音声のソフトウェアは、mplayerしかあるまい。mplayerはffmpegを包括しつつ、さらに変態的なことをしている。これについては

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    bunnyhop 2014/11/30
  • Linus Torvalds、 GCC 4.9.0のコード生成にブチ切れる

    Phoronixで知ったが、Linus TorvaldsがGCC 4.9.0のコード生成にブチ切れている。 問題はLinuxカーネルのload_balance()がランダムにパニックを起こすというもので、その原因は、報告者の使っているコンパイラーであるGCC 4.9.0のコード生成がおかしかったという話だ。 Linus様は御自ら生成されたコードを読み給い、平生と変わらぬ調子で物事の道理を示された。 Linux-Kernel Archive: Re: Random panic in load_balance() with 3.16-rc From: Linus Torvalds Date: Thu Jul 24 2014 - 14:47:25 EST On Wed, Jul 23, 2014 at 6:43 PM, Michel DÃnzer <michel@xxxxxxxxxxx> wro

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    bunnyhop 2014/07/27
  • OpenGLでムカつくこと

    Rich Geldreich's Blog: Things that drive me nuts about OpenGL Valve社員のRich Geldreichが、OpenGLの設計が古臭すぎることについて不満を爆発させている。 OpenGLについてムカつくことを脳内ダンプしてみる(これは個人的な件秋であって、Valveや同僚の見解ではない。あと、ここ数年、OpenGLと格闘してきたので、今日は機嫌が悪い)。これを投稿する理由はこうだ。GL APIには再設計が必要だ。というのも、思うに、MantleやD3D12がどうせ昼飯前にOpenGL APIを駆逐してしまうだろうから、この問題については、今考える必要があるのだ。 ここに見れば些細な問題もある。単にAPIのトレースの問題というのもある。しかし、それらの問題が積み重なって、他の開発者にGL APIという環境に飛び込むよう誘うのを躊

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    bunnyhop 2014/05/17
  • 超会議3の超チューニング祭の感想

    さて、超チューニング祭が終わったので、感想を書こうと思う。すでに、参加者の中で、感想を書いている人もいる。 レポート - 超チューニング祭で努力賞(最速賞)をとるためにやったこと - Qiita ニコ動 超チューニング祭で最優秀賞もらいました 超チューニング祭に参加した - masarakki's blog JavaScript - 超チューニング祭に参加&表彰した - Qiita kmizu/slide_cho_tuning また、いつの間に行ったのか、優勝者に取材したところもあるらしい。 『ニコ超3』の超チューニング祭で、“創世神”戀塚昭彦氏を上回ったカップルが見せたバランス感覚 - エンジニアtype さて、筆者の視点からみた超チューニング祭はどうだったか。 そもそも、私がスタッフとして配置されるブースは、超時空ニコニコ研究所であるはずだった。しかし、超会議にさかのぼること三週間前、

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    bunnyhop 2014/04/30
  • 本の虫: Bazaar-NG: 分散バージョン管理システムを7年ハックしてきて

    Bazaar-NG: 7 years of hacking on a distributed version control system Bazaarの開発者が、Bazaarが失敗した理由について、当時を振り返って書いている。なかなか面白い。 Bazaar-NG: 分散バージョン管理システムを7年ハックしてきて この7年間、筆者はBazaarプロジェクトに関わってきた。筆者はプロジェクトから距離を置き始めている今この時、筆者のこのプロジェクへの関わりや、何が良くて何が悪かったのかの意見などを、振り返ってみるべきだと思う。 この回顧録には多くの複雑な詳細が出てくるので、筆者の誤りもあるかも知れない。間違いを見つけたら知らせてくれ。 黎明期 < ddaa> dscmsには2種類ある。古臭いやつと、実験中なやつ。 2004年、筆者は、 SambaのコントリビューターであるMartin Pool

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    bunnyhop 2014/01/08
  • XKCD What If: 致死量のニュートリノ放射ってどのくらいなの?っと

    超新星にどれだけ接近すれば、致死量のニュートリノ放射を浴びることができるの?っと (物理屋の事務所から聞こえてきたセリフ) 「致死量のニュートリノ放射」というセリフは、いかにも奇妙だ。私はこのセリフを耳にした後、何度も首をかしげざるを得なかった。 もし、読者が物理屋でなければ、読者にはさほど奇妙に聞こえないかも知れない。そこで、この驚くべき発想の意味をちょっとわかりやすく書いてみよう。 ニュートリノとは、幽霊のような粒子で、この世界とはほとんど干渉しない。試みに読者の手の平を観察せよ。毎秒10兆個ほどのニュートリノが太陽から降り注いでいるのだ。 読者が膨大なニュートリノの存在に気が付かない理由は、ニュートリノというものは、通常の物質とほとんど干渉しないからだ。平均して、このような大量のニュートリノは、数年に一回ぐらい、読者の体の一個の原子と衝突する[1]。 [1]: 読者が子供であれば頻度

    XKCD What If: 致死量のニュートリノ放射ってどのくらいなの?っと
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    bunnyhop 2013/12/28
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