数学と芸術/遠近法の関係 〜ヨーロッパと近代絵画と遠近法 物を物としてだけ捉える空間の数学化 線と点としての空間 空間の数学化と遠近法 数学と芸術 気になったら読んで欲しい本 【クライン『数学の文化史』】 【ゴンブリッチ『芸術と幻影』】 【デカルト『幾何学』】 【小林信彦『侵入者』】 数学と芸術/遠近法の関係 〜ヨーロッパと近代絵画と遠近法 今回はちょっとおまけで、デカルトの考案したX軸Y軸を使った座標軸による空間の捉え方が、とある芸術と深い関わりを持つ、ということでもお話してみたいと思います。 物を物としてだけ捉える空間の数学化 デカルトが空間を数学的に捉えたので神学的な捉え方は後退していきました。それは神の意図とみなせるものを追放し、物はただ物としてだけ把握される、というものに変わります。これは空間や空間に存在するものを意味あるものとして捉えるのではなく、客観的に単なる物質としてだけ捉
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