北海道横断自動車道 本別―釧路 最後のトンネルが貫通 (12/10 13:30) 貫通発破の後、万歳で祝う工事関係者ら 北海道横断自動車道の根室線(道東道)・本別―釧路間の、白糠町と釧路市音別町をつなぐ白音(はくね)トンネル(全長713・9メートル)の貫通式が9日、同トンネル内で行われた。整備が進められている同区間にはトンネルが17カ所あり、貫通は白音トンネルが最後。工事関係者のほか、釧路市の蝦名大也市長や白糠町の棚野孝夫町長らも参加、無事故での貫通を祝った。 白音トンネルは、宮坂建設工業(帯広市)と松谷建設(北見市)の共同企業体(JV)が施工。工事の請負金額は約20億円で、2012年9月に工事を開始し、今年2月からトンネルの掘削を進めてきた。 式では釧路開建釧路道路事務所の高橋丞二所長が発破を行い、トンネルが貫通。おみこしが入場し、鏡開きが行われるなど祝賀ムードに包まれた。 宮坂建設工業