(公財)東日本不動産流通機構(通称:東日本レインズ)は2月10日、首都圏(1都3県)における2017年1月度・不動産流通市場の動向を発表した。 中古マンション成約件数は前年比で7.8%増加し2,861件。成約平米単価は前年比5.4%上昇の49.35万円/平米、成約価格は前年比5.1%上昇の3,138万円と、ともに2013年1月から49ヶ月連続で前年同月を上回った。専有面積は前年比マイナス0.3%の63.59平米と、16年12月に続いて前年同月を下回った。 地域別成約件数は横浜・川崎市と埼玉県以外の各地域が前年比で増加し、東京都区部は10ヶ月連続で前年同月を上回った。成約単価は多摩を除く各地域が前年比で上昇し、東京都区部は12年10月から52ヶ月連続で前年同月を上回った。 中古戸建てにおいては、成約件数は前年比マイナス12.6%の2ケタ減で847件。成約価格は前年比マイナス0.4%の3,10