シェアハウス「かぼちゃの馬車」の運営が破綻した問題で、拡大を支えた地方銀行のスルガ銀行(静岡県沼津市)が物件購入資金を融資する際、預金通帳の確認を写しで済ませていたことが28日、分かった。不動産融資では物件担保価値に加え、通帳原本や残高証明書で返済能力を審査するのが原則で、融資拡大を優先してずさんになった可能性がある。 金融庁は、こうした情報を物件の所有者側から入手しており、重大な関心を持って対応を検討している。 所有者は約700人で、ほぼ全員がスルガ銀から融資を受けた。審査のため提出した書類で預金残高の改ざんが横行していたことが既に判明している。
![スルガ銀、通帳の写しで融資 シェアハウスずさん審査 | 共同通信](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ca0c1bb784f735294be315550e76f1784290c7b8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnordot-res.cloudinary.com%2Ft_square_200%2Fch%2Funits%2F39166665832988672%2Fprofile_7.png)