「著者から後書きに名前を入れていいか聞かれることはありますが、誤植が後で見つかったらと思うと怖いですね」。引用部分を探す苦労、事実確認はどこまでするか…出版の分野で活躍する校正・校閲者の方々に聞きました。 言葉にまつわる仕事という共通点をもとに、会って話を聞くシリーズ「校閲記者が聞く」。今回は出版の分野で活躍する校正・校閲者です。同じ仕事とはいえ出版と新聞の垣根を越えて話をする機会はそう多くはありません。大いに語り合いました。内容を2回に分けてご紹介します。 大西 寿男 おおにし・としお (写真・後列左から3人目) 1962年生まれ。フリーランス。「本づくりと校正 ぼっと舎」代表。校正・校閲に関する著書多数。 奥田 泰正 おくだ・やすまさ (写真・後列左端) 1970年生まれ。フリーランス。情報誌や文芸誌、文芸書などを手がける。 寺田 恵理 てらだ・えり (写真・前列右から2人目) 196
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