メジャー初優勝を目指す松山英樹(28=LEXUS)が首位と1打差に迫った。絶妙なパーパットとアプローチを駆使して日没順延となった15番終了まで4バーディーでボギーなし。通算8アンダー、暫定5位につけた。首位グループのダスティン・ジョンソンらとの勝負はいよいよ本番で、一夜明けた第3日も残り3ホールを全部パーにまとめた。今平周吾は通算2アンダーで初の予選通過が確定的。第2日は48人がプレーを完了できなかった。 ◇ ◇ ◇ パトロン不在で静かなオーガスタに、松山の執念が漂った。バーディー直後の3番パー4。フェアウエーから残り123ヤードの第2打をミスした。アプローチは寄らなかった。しかし、2・5メートルのパーパットを決めた。5番では2メートル、11番では3メートルのパーパットも決めた。6番ではアプローチをピン30センチにつけた。 第2日終了時点で50位タイの暫定カットラインは通算イーブン