皮むき、種取りから調理まで、製造はすべて手作業。今後は桃グリーンカレーなど、さまざまなバリエーションを開発予定だとか。桃カレー、葡萄カレー、ともに価格は630円(画像クリックで拡大) 山梨県の農家が作った「桃カレー」が、県内のパーキングエリアや土産物屋、インターネットショップを中心に人気を集めている。販売元はROOTS(甲府市)。同社の代表取締役、手塚優さんは、自身の家も代々続く桃農家だ。 「地元の若手農家を活性化し、全国に『山梨県は桃の産地』、というイメージを広く伝えたい」(手塚さん)という思いから、桃を使った特産品の開発を決意。その後、何の商品を開発するか悩んでいたが、料理店を営む友人のひと言から、「桃を使ったカレー」というアイデアに行き着いたという。 しかし、開発までの道のりは楽ではなかった。手塚さんは、かつて東京で営業をやっていた経験はあるものの、食品開発に関するノウハウは皆無。地
収穫のピークを迎えている県ブランド米「彩のかがやき」が、JAなどが行う新米検査で、ほとんどが等級がつかずに「規格外」と評価される異常事態が生じている。今年の猛暑の影響で、でんぷんがうまく行き渡らず米粒が白くなる「白未熟粒」が多発しているためだ。見た目の悪さから市場価格が低下したり、販売先が確保できない懸念があり、関係者は「味に大きな影響はない」と消費先を探している。 (池田宏之) 管内に加須、羽生、行田の三市の米所を抱える県加須農林振興センターによると、白未熟粒の現象は、穂が出てから二十日間の平均気温が、二七度を超えると著しく発生量が増えるとされる。 彩のかがやきは県内の作付面積でコシヒカリの36%に次ぐ28%を占め、産出額も四百二十億円のうち約三割。通常、彩のかがやきは八月中旬から下旬にかけて穂が出るが、例年は八月中旬から気温が低下。本格的に販売を始めた二〇〇四年以降は順調に生産が進んで
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