東京都が今月、新型コロナウイルスの特設サイトを立ち上げました。一般のプログラマーなどが意見を出し合いながら、修正していく新しい方法で制作されていて情報が分かりやすいとして注目を集めています。 この特設サイトは東京都が新型コロナウイルスに関する最新の情報を伝えようと今月3日から公開しています。 発表内容をそのまま掲載する従来の方法ではなく、PCR検査を受けた人数の変化や地下鉄の混雑状況の時間ごとの変化などがグラフで示されるなど、データが分かりやすいように工夫されています。 制作にはサイトの設計図にあたるプログラムを公開して一般のプログラマーなどがインターネット上で意見を出し合える「オープンソース」と呼ばれる方法が使われています。 すでに600件以上の意見が寄せられていて、感染した人のうち何人が退院したかの情報を掲載したり、色覚障害がある人のためにグラフの色を変更したりなどの修正が提案がされた