11月2日に行なわれた優勝パレードでファンの声援に応える上原浩治。今シーズンはSNSなどを通じて、ファンとの交流を図ってきた。 レッドソックスの上原浩治投手。 彼の今シーズンを振り返ると、本人が表現しているように“出来過ぎ”という言葉が最も適しているのだろう。 地区優勝、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズの常に大事な局面で登板し、試合を決める最後の打者を空振り三振で締めくくる。如何に有能な脚本家でも書けないような、あまりに出来すぎたクローザー夢物語のシナリオを体現してしまったのだ。 すでに報道されているように、シーズン途中から4人目(正確には4人目で5番目)のクローザーに指名されて以降、圧倒的な投球とともに、日米で“時の人”となった。 ただ、上原のチームでの存在感はシーズン開幕当初から眩いばかりの光を放っていた。 「コウジがMVPを受賞しても驚かないだろう」 ポストシー