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ブックマーク / kamiyakenkyujo.hatenablog.com (5)

  • 「軍師官兵衛」、今日は「城井谷の悲劇」だぜ! - 紙屋研究所

    NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の日(2014年9月14日)放映分は、なんと「城井谷の悲劇」である。 ぼくは以前のエントリで、“どうせNHKはこの官兵衛の黒歴史は描けまい。ハハハハ”と侮りまくっていた。 屋代尚宣『黒田官兵衛と宇都宮鎮房』 - 紙屋研究所 NHKパンフの描き方にみられるように、大河ドラマの主人公が謀殺などをした男であってはならず、このエピソードがとりあげられることはまずない。 職場でこういう話が好きな人と、「まさかあのエピソードは扱うまい」と話題にしていた 正直、スマンカッタ かなり、しっかり、はっきり扱いましたね……。ええ。 NHKの描き方は、次の通りである。 宇都宮に大敗したのは官兵衛ではなく、息子の長政の独断専行であって、官兵衛の天才軍師としての実績には傷はつかない。 その後の宇都宮攻めでは、長政が作戦を立てたものの、官兵衛の承認のもとにおこなわれた「官兵衛の管理下の

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  • 山本おさむ『今日もいい天気』 - 紙屋研究所

    おさむを最初に知ったのは、学生時代。学生運動仲間から「最近注目している漫画家がいる」といって、『遥かなる甲子園』を見せられたのである。いいなとは思ったけど、その友人が強烈にプッシュするほどにはのめりこめなかった(よくあることだ)。 その後、『どんぐりの家』で強烈な存在感(ぼくにとって)。 障害者のノンフィクションということで定評があるわけだけど、それが自分のことを描くとき、どういう筆加減になるのか。 というわけで、作『今日もいい天気』(双葉社)は、山おさむ自身のことを描いた、エッセイコミックというか実録コミックというか、そういういうものである。「田舎暮らし編」と「原発事故編」に分かれている。共産党機関紙「しんぶん赤旗」に2008年から連載されたもので、当然原発事故が起きた後からすべて描いているわけではないので、「田舎暮らし編」と「原発事故編」では中身の重さが違う。にもかかわらず、「

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  • (コメント欄)共産党は癌なのか - 紙屋研究所

    参院選の結果を受けての、東浩紀のこの発言。 共産党は日の癌だ。共産党の主張が悪いというのではない。絶対に為政者にはならないという安心感のもとに、為政者への不満だけを吸い上げる党という存在がある、その事実が日政治をひどく損ねている。共産党の批判は決してぶれないから、そこに不満が流れ込む。でもそれはなにも変えないのだ。 https://twitter.com/hazuma/status/358984438501224448 Twitter / hazuma: 共産党は日の癌だ。共産党の主張が悪いというのではない。絶対 ... この人が、どうして政治的な迷路にハマリ込んでいってしまったのかがわかる。前から言ってるけど、東は自分なりに何か切実な問題(保育園をふやして、とか、生活保護を切り下げないで、とか)をかかえて政治にかかわってみれば、「『共産党はなんでも反対だから』みたいな居酒屋談義を

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  • 左派は成長が嫌いか? - 紙屋研究所

    何で日の左派なひとは「成長」が嫌いか: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳) (日の)左派って成長が嫌いなの? まず日の代表格的左派の一つである共産党はどうか。 大企業応援から くらし応援へ 日共産党の「成長戦略」 http://www.jcp.or.jp/tokusyu-10/10-syouhizei/02.html共産党版「成長戦略」 http://www.jcp.or.jp/tokusyu-10/05-jcp-qa/a010.html 志位さん「日共産党版“成長戦略” 」語る http://www.jcp-osaka.jp/2010/04/post_612.html はいー、ストップストップ。もういいです。もうお腹いっぱいです。 つい先日の共産党の中央委員会総会でも、日の現状を「成長が止まった例外国家」という規定をしているくらいだし、彼らの「消費税増税をし

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  • 唐鎌直義「日本の社会保障の後進性と打開への道」 - 紙屋研究所

    「前衛」2011年3月号に載った唐鎌直義「日の社会保障の後進性と打開への道」は、認識を新たにする点がいくつもあった。認識を新たにするような文章にはそうそう出会えるものではない。 ぼくが一番うなったのは、日生活保護制度の額面上の「充実」ぶりであった。「国民一人当たりの生活保護支出」の国際比較が載っているのだが、300米ドル台のずばぬけた実績をもつスウェーデンとアメリカをのぞくと、日ドイツやイギリスと並んで「90米ドル」台となっている。つまりヨーロッパ諸国と比べると遜色ないように見える。 ところが、ドイツとイギリスの生活保護(公的扶助)は日でいうところの「生活扶助」に特化しているのにたいし、日では生活・医療・住宅・介護・教育・生業・葬祭・出産という8つの扶助があわさっている。 生活扶助だけで比較すると、約30米ドルになってしまい、独英の3分の1になるのである。 唐鎌はそれが意味す

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