『タグライン』が決まると、web2.0(やっぱり古い)で生き残る。 という話です。 アメリカは、日本よりももはやTVCMを信じていないように感じます。 僕がここChiatに来て約1年、Chiat全体で作ったCMは、おそらく十数本です。 しかもその半分以上が、あの、スーパーボウル用CM。残りのほとんどが ブランドのローンチ用のCMです。 つまり、所謂ふつうのCMは、ほぼ作っていない。 じゃあ、何をしてるのかというと、オールドメィア(4媒体と呼ばれるもの)以外の 仕事がものすごく多いのです。 そして、それを可能にするのも、やっぱり『タグライン』です。 要は、『タグライン』に落ちてりゃ、なんでもOKという状況で 打ち合わせを進めていけるからです。 太いコトバで『タグライン』を握ってしまい、 そこに落ちるアイデアジャンプの距離を競う、というのが 欧米広告であり、いわゆるカンヌスタイルであったわけで
安全地帯で、コピーは書けない。 会社に入って一度だけ、 思いきり殴られたことがあります。 拳ではなく、言葉で。 あれは、入社一年目の頃。 マーケティング志望で入社したのに、 どういうわけかコピーライターになって。 全くコピーを書いたことのない僕は、いきなり仕事に入ることもできず。 トレーナー(師匠)からコピーの個人指導を受けることになりました。 毎週ひとつの課題が出され、コピーを100本書く。 それを週に一度2〜3時間かけ、ひとつひとつ見てもらうのです。 僕の場合は、切り口までは出るのだけど、それを、泣けたり、笑えたり、 ハッとさせたり、と活きた届く言葉にするのが、どうも苦手でした。 「言葉の解像度が粗い」とか、 「こそこそ話すのか、大声で叫ぶのか、声色まで考えろ」とか。 トレーナーは、色んな言葉で、そこを突破させようとしてくれまし
乗りかえないと、遠いところまで行けない。 こんばんは。博報堂クリエーティブヴォックスの井村光明くんからバトンを引き継いだ、谷山雅計です。TCCの入会年度は1987年。もと博報堂、いまはフリーのコピーライターで、最近のおもな仕事は、東京ガスの「ガス・パッ・チョ!」資生堂の「TSUBAKI」などです。今週のコラム、よろしくお願いします。 さて、バトンをくれた井村くんの前回の文にすこし補足をしておきますと、ぼくは井村くんのことを「永遠の不発弾」とだけ呼んでいたわけではありません。他にも「排気量6000ccの空ぶかしヤロー」とか「球速160キロのノーコンピッチャー」とか「ルー大柴に似ているけど、ルー大柴よりうるさい」とか様々な賛辞を、入社1年目とか2年目の井村くんに送っていたわけですよ。まあ、最後のは単におちょくってるだけかもしれないけれど(しかもそれがいちばん当たっているかもしれないけれど)
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