米イリノイ州シカゴで行われたメーデーの行進で、警察の暴力に対する抗議のメッセージを掲げる男性(2015年5月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/Getty Images/Scott Olson 【5月7日 AFP】(一部更新)米シカゴ(Chicago)市議会は6日、シカゴ市警が1972年~91年に組織的に行っていたとされる拷問の被害者に対し、総額550万ドル(約6億6000万円)の賠償金を支払うことを承認した。地元紙シカゴ・トリビューン(Chicago Tribune)が報じた。 当時のジョン・バージ(Jon Burge)署長の下では、アフリカ系男性を中心に最大100人が拷問を受けたとみられている。ラーム・エマニュエル(Rahm Emanuel)市長は「過ちを正し、汚点を取り除く重要な一歩」だと述べた。 被害者の多くは市内の貧困地区サウスサイド(South Side)の出身。市当局は数十年