ドイツ・ケルンで開かれた教会での性暴力問題に関する記者会見に臨む、ケルン大司教区のライナー・マリア・ベルキ大司教(2021年3月18日撮影)。(c)Ina Fassbender / various sources / AFP 【3月18日 AFP】(更新)ローマ・カトリック教会のドイツ・ケルン(Cologne)大司教区で浮上した過去の性暴力疑惑についての独立調査の報告書が18日公開され、聖職者や信者202人が暴行に及び、被害者は314人に上っていたことが明らかになった。 カトリック教会の委託で調査を実施していた弁護士は、800ページに及ぶ報告書を公開。記者会見で、1975~2018年で加害者は202人、被害者は314人に上り、被害者の大半が当時14歳未満だったと発表した。 疑惑をめぐり、ライナー・マリア・ベルキ(Rainer Maria Woelki)大司教による「義務違反」の可能性も調査