スウェーデン南部でハイリスク患者にインフルエンザワクチンの接種を行う看護師(2020年11月25日撮影、資料写真)。(c)Johan NILSSON / TT NEWS AGENCY / AFP 【12月5日 AFP】スウェーデンでは2009~2010年に新型インフルエンザ(A/H1N1)が流行した際、ワクチンの大規模な集団接種を行った結果、衰弱を引き起こすナルコレプシー(過眠症)にかかった若者が何百人もいる。そのうちの一人、メイサ・シェビ(Meissa Chebbi)さん(21)は、急いで開発されたワクチンの接種はもう絶対に受けないと断言する。 この経験は、今後登場するだろう新型コロナウイルスワクチンへのスウェーデン人の信頼を揺るがし、あるかもしれない長期的副作用についての懸念を深めている。 急速に開発されるワクチンについて、シェビさんはAFPの取材に「絶対に勧めません」と語った。「命に