憲剛に惜別弾を送った鄭大世 10月31日のFC東京との多摩川クラシコで自身の40歳バースデーを祝う決勝弾を叩き出した中村憲剛(川崎)。その翌日に今シーズン限りでの現役引退を発表するなど、一体誰が予想しただろう。 1日の15時に開催された引退会見と同じ時間に本拠地・デンカビッグスワンスタジアムで東京ヴェルディ戦に挑んでいたアルビレックス新潟の鄭大世もショックを受けた1人だ。2006~2010年にかけて川崎で中村憲剛とホットラインを形成した重戦車FWは偉大な先輩に捧げるゴールを叩き出した。2-2で引き分けた後の試合後オンライン会見でも「憲剛さんに怒鳴られ続けた」とエピソードを明かし、改めて感謝の言葉を口にした。 そんな彼が「もう少し詳しい話を聞かせてほしい」という筆者の要望に応じて、心のこもった長文のメッセージを寄せてくれた。 「憲剛さんにどれだけ怒鳴られたか分からない」 私のキャリアは中村憲