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ブックマーク / thisistanaka.blog66.fc2.com (23)

  • これからのコンパクトデジタルカメラはどうなるのだろうか

    キヤノン・PowerShot G9 X 久しぶりのブログ。 ここで紹介したいカメラやレンズがなかったわけではないが、つい無精してしまって…。 ここ2~3年のあいだに、いわゆるコンパクトデジタルカメラが急激に売れなくなった。かといって、レンズ交換式のカメラがそれに替わって売れているかといえばそうでもなさそう。 デジタルカメラの世界シェアではキヤノン、ニコン、ソニーに続く4位を維持してきた韓国・サムスンが、今年いまま続けてきた「デジタルカメラ事業」から撤退するというニュースもあった。撤退についてはサムスンは公式にはアナウンスしていないが、「儲からないから」というのがその理由のようだ。 最近のサムスンは国内メーカーと同じようにコンパクトカメラの生産は大幅に縮小して、レンズ交換式のミラーレスカメラに重点を置いていた。日国内では販売はしていないが、じつは昨年の世界シェアは約10%ちかくもあった。

    これからのコンパクトデジタルカメラはどうなるのだろうか
    carrion-crow
    carrion-crow 2015/11/25
    「最近のサムスンは国内メーカーと同じように」「レンズ交換式のミラーレスカメラに重点を置いていた。日本国内では販売はしていないが、じつは昨年の世界シェアは約10%ちかくもあった」 カメラ全体で、とのこと。
  • Photo of the Day 光学性能最優先主義のレンズ

    富士フイルム・X-T10+XF16mmF1.4 R WR XF16mmF1.4レンズは、いま新型のX-T10で撮影をしてるのだが、そのX-T10の話はまた今度ということで、とりあえずXF16mmについて。 XFシリーズの中では高価格なレンズだが、それだけはあって、ほんと良く写るレンズだ。フレアも少なく、だからヌケがいい。ぼけ味も柔らかく自然で図々しさがない。 11群13枚のレンズ構成で、特殊レンズとして非球面レンズが2枚、おもに倍率色収差を補正するためにEDレンズを2枚使っている。その13枚のレンズの中で、6枚固定ユニットと1枚の2つの"フォーカス群"を動かしてピント合わせをしている。近距離時に発生する収差補正のためのフローティングフォーカス方式である。 これがレンズ構成の断面イラストで、「フォーカス群1」と「フォーカス群2」がそれにあたる。ここで注目したいのは6枚のレンズを一体固定にして

    Photo of the Day 光学性能最優先主義のレンズ
    carrion-crow
    carrion-crow 2015/06/21
    最後発で差別化が必要だから出来る割り切り、ということはわかっているけど、相反する性能要件の優先順位がきっちり決まっているのはいいなぁ。
  • ソニーのチャレンジ精神

    2台のQXは、「カメラ」としてはなはだしく使いづらいモノだけど、しかしこれを製品化して売ろうという決断をしたソニーはひじょうにエラい。さすがにソニーだなあと感心する。 このような製品は提案したとたんに「だめだ」「ナニを考えてるか」と一蹴されるのが通常一般だが、どこがどうなってるのかソニーではこうしたことが往々にしてまかり通る。カメラにかんしてだけだが、ぼくはいままでにそうした「やってみなはれ」の製品を何度も見てきている。サントリー、ホンダ、そしてソニーに共通したチャレンジ性。そこに夢や未来や新しい文化を強く感じる。 ここがパナソニック(のカメラづくり)と決定的に違う点だ。そういう意味でいえばパナソニックのカメラには夢も希望も未来も、ぼくには感じられない。パナソニックのカメラは使うたびに、「カメラなんてそこそこ写りゃイイんだ、夢? 写真文化? ばかなこと言うんじゃないよ、ガキじゃあるまいし…

    ソニーのチャレンジ精神
    carrion-crow
    carrion-crow 2013/10/07
    「 パナソニックのカメラには夢も希望も未来も、ぼくには感じられない。パナソニックのカメラは使うたびに」「作り手側の冷めた声が聞こえてきて悲しくなる」 それ以上良くない。
  • わざとエイジングした特別仕様

    ペンタックスリコー・PENTAX MX-1 このカメラ、ちょっとした紆余曲折があって(いや、確かなことは知らないけど)、結局、国内でも販売することになった。 今年、春のCP+で参考出品して「予想外」の注目度があって、こりゃあイケる、と見込んだのだろうか。すでに5月上旬から発売が始まっていて、実販価格は大型量販店で約4万8千円ぐらい。海外はブラックとシルバーがあるが国内はブラックのみ。 そのブラックモデルを貸してもらった。 この写真を見ればおわかりのように、貸してもらったMX-1はいかにも使い古した雰囲気がでるように"わざと"ペイントを剥がして仕上げた「特別モデル」だ ―― ペンタックスのデザイン部の人が実際にペイント剥がれした古いカメラを参考にしつつ(不自然にならないように)、キメの細かなサンドペーパーで仕上げたものらしい。もちろん特別非売品。 せっかくの新品カメラを、なぜこんなふうにハゲ

    わざとエイジングした特別仕様
    carrion-crow
    carrion-crow 2013/05/22
    「 オリンパスのXZ-2と比べても(中身はまったく同じなんだが)、描写はMX-1のほうがシャキっとして切れ味も良い」あれ、そういう物なの? / 高級コンパクトもOEMの時代か……。
  • 点像復元処理技術

    富士フイルム・X100S X100s/X20が新しく採用した機能や機構のなかで、ぼくとしては、もっとも注目すべき機能こそが「点像復元処理 ―― Lens Modulation Optimizer(LMO)」だと断言したい。回折現象により低下した画質を元に近い状態に"復元"する画像処理技術である。 絞り込むと(小絞り)、その小さな「穴=絞り」の周囲に光りが広がって、それが原因でフレアーが発生して解像感やコントラストを低下させる。これが回折現象である。収差と回折は画質低下の"2大元凶"でもある。回折はフィルム時代から発生していた現象だがデジタルカメラの時代になり、とくにイメージセンサーの高画素化と、撮影画像を拡大して鑑賞するようになって、回折が画質に与える影響がフィルム時代よりも桁違いに大きくなった。 回折現象による影響をできるだけ目立たなくする方法(復元技術)のひとつが、点分散関数とかデコン

    点像復元処理技術
    carrion-crow
    carrion-crow 2013/03/01
    「レンズ情報や撮影時のデータ量は膨大」「パソコンなどの高速な処理能力に頼らざるを得なかった」 「X100s/X20では」「それをICチップにしてカメラ内に組み込んだ」 レンズ・センサー固定だからできたのかなぁ。
  • 5D Mark IIIに「飛び道具」はないけど

    キヤノン・EOS 5D Mark III+EF24ー70mmF2.8L 前回のこのブログで、5D Mark IIIには「飛び道具」が必要だったのでは、というようなことを書いた。「飛び道具」とは、くどくど説明しなくても誰もがすぐに“おおっ”と驚くような斬新な機能または機構、と理解してもらえばいいだろうか。 5D Mark IIIには、高ISO感度の画質が素晴らしい、というそれに近い機能を備えてはいるのだけど、良さを理解するまでにワンテンポズレる。そうじゃなくて、ストレートに感覚的に“おおっ”と反応できるような機能がひとつぐらいは必要だったのではなかろうか、ということ。 話が横道に逸れるが、その「飛び道具」という言葉を初めて使い始めたのは、確かニコン・フェローの後藤さんだったと思う。後藤さんはムカシからそうしたツボを突いたような名文句をいくつも“発明”した。この「飛び道具」は、後藤さんとしては

    5D Mark IIIに「飛び道具」はないけど
    carrion-crow
    carrion-crow 2012/05/15
    かつてはAFやAEも「飛道具」と思われていたのではないかな。
  • 今日は話があちこちに跳ねてしまった

    リコー・GXR+RICOH LENS A16 24-85mmF3.5-5.5 GXRの「カメラユニット」の焦点距離は、すべて35mm判での画角に相当する換算焦点距離である。カメラユニットは(前回も説明したが)、撮像センサーとレンズが一体化していて撮像センサーのサイズもまちまち。ユーザーがわかりやすいように35mm判相当の焦点距離で統一している。いい決断だ。 しかしこのことを、ワケのわからんトンチンカンが、実焦点距離を明記すべきだとかナンとか言っているのを聞いたことがあるが、あの、ミラーレス一眼の名称うんぬんにイチャモンをつけているのと同じ、大変にレベル低い話であります。どーでもいいじゃないかソンなこと、と思いませんか。 ぼくなんか、山田希美男さんと呼ばれようが田中久美夫さんと呼ばれようが ―― 実際、面と向かってそう呼ばれたことは何度かあったし、その名前でメールがくることも少なからずあった

    今日は話があちこちに跳ねてしまった
    carrion-crow
    carrion-crow 2012/02/17
    「 ぼくなんか、山田希美男さんと呼ばれようが田中久美夫さんと呼ばれようが 」「ぜーんぜん気にしない」w
  • どうしたカシオ、近頃ヘンだぞ

    カシオ・EX-TR100 日曜日の早朝、5時半過ぎの六木。 日比谷線の六木駅のホームは人であふれかえっていてラッシュアワー状態だ。うかうかしてると乗り込んでくる大勢の若いヨッパライたちに押し戻されて電車から出られなくなってしまう。そのことはそう珍しくもないことだけど ―― 土曜日、日曜日の早朝はいつもそうだ ―― この日は、どこかでやっていたハロウインのお祭りで、ハイになった朝帰りの若者がいっぱい。地下鉄の階段を上がって大通りに出ても六木のあちこちで大騒ぎが続いていた。 「オトウさん、ケータイで写真、撮ってるよぉ」と女の子の笑い声がする。 オトウさん、とはぼくのこと、のようだ。オレはおまえたちにオトウさん呼ばわりされる筋合いじゃないぞ、と、そんなヤボなことは言わない。ケータイ、とはTR100のこと。そうなんだよ、このカメラの姿カタチはケータイそのものだなあ、と再確認する。スマートフォ

    どうしたカシオ、近頃ヘンだぞ
    carrion-crow
    carrion-crow 2011/10/31
    「 カシオがこのTR100を企画したときにはすでに、数年後にはスマートフォンがいまのような状況になることは(少し広い視野があれば)予見できたはずだ 」 うーん。予測していても、それを上回ったのかなぁ……。
  • カメラの価格

    ニコン・COOLPIX P300 いま、このP300は発売開始から3ヶ月ぐらい経過している。発売が始まった頃のメーカーの希望小売価格は約4万円。それが今では実販価格は3万円以下になっているところも多い。カメラメーカーとしても、このような価格の下落はある程度は「おりこみ済み」なのだろうけど、それにしても最近、カメラが低価格化しすぎていることと、価格の下落スピードが激しすぎるように思う。 低価格化の原因については複雑な要因がたくさんあるのだけど、ひとつはっきりと言えることは、けっしてメーカーが仕組んでることではないということ。メーカーは困り果てているというのが現状だ。「なにを言っておるか、安くなればいいじゃないか、ナンか文句があるのか」と反論されるだろうけど、ごもっとも、その通りですね、としかぼくには言えない。 カメラが安くなったことに文句を言っているわけではない。それによってたくさんの人たち

    カメラの価格
    carrion-crow
    carrion-crow 2011/06/27
    [言葉]「コストダウンの「しわ寄せ」の悪い影響が最近のカメラではあちこちに見られる。しわ寄せ、の被害者は誰あろう、わたしたち消費者なのだ」 同意だけど、止める方法が分からない。 カメラが時計や電卓のように
  • これから「カメラ」はどうなるだろうか

    オリンパス・SZ-30MR デジタルカメラがわたしたちにとってのごく一般的な“道具”となってから、「たかだか10年そこそこしか」たっていない。フィルムカメラの長い歴史とは比べものにならないほど短い。 「デジタルカメラは始まったばかりだ、これから素晴らしいカメラがたくさん生まれてくるだろう」と断言する人が多くいる。ぼくもその一人だし、その意見には「もっともだ、その通りだ」と考える。これからデジタルカメラがどのように「進化」していくだろうか、それを考えるだけでこころ浮き立つ思いだ。 ただし、このデジタルカメラの変化(と進化)を前にして、わたしたちは「カメラとはいったいなんだろう」ということを、あらためて考えておかなくてはならない。これはとても大事なことだと思う。 ここで注意しておかなければならないのは、古くからあるフィルムカメラの概念や論理から抜け出ないまま、これからのデジタルカメラを眺めたり

    これから「カメラ」はどうなるだろうか
    carrion-crow
    carrion-crow 2011/05/05
    「デジタルカメラは始まったばかりだ、これから素晴らしいカメラがたくさん生まれてくるだろう」「わたしたちは「カメラとはいったいなんだろう」ということを、あらためて考えておかなくてはならない」
  • 「はじめてのオレ専用カメラがきた」

    キヤノン・PowerShot D10 じつに愉しい動画を見つけましたよ。YoutTube。これを見つけたのは一ヶ月ほど前のことなのだが、いまでもときどき思い出したように見て愉しんでおります。 こどもが自分用のカメラとしてPowerShot D10を父親に買ってもらって大喜びしている様子を撮っている動画なんだけど、こどもの表情もしぐさもいい、動画の撮影も編集もうまい。とくに、ラストシーンでこどもが自分のD10を抱きしめるようにほおずりをして喜ぶ様子を見ると、D10ともキヤノンとも直接関係のないぼくでも、ついニコニコしてしまうほど気分がいい。 1分間ちょいの短い動画 なので、ま、いちどご覧になってみてはどうでしょうか。いきなり、こどもの大声がしますのでご注意。 このD10を企画したり開発したキヤノンの人たちにとっては、自分たちが作ったカメラをこんなにも喜んでくれることに、きっと「感激」するに違

    「はじめてのオレ専用カメラがきた」
  • CX1のダイナミックレンジ拡大

    リコー・CX1 というわけで、PIEのハナシはひとまず横に置いて、CX1の「ダイナミックレンジ拡大」機能について ―― そうそう、そういえばリコーは、国内のカメラメーカーとしては唯一(おそらく)、PIEには不参加なのですよ(ナンでだろうか)、だからPIEに行ってもリコーのカメラはもちろん、CX1を手にして見ことはデキンぞ。 ダイナミックレンジ拡大は、その効果が「微弱」、「弱」、「中」、そして「強」の4段階から選べる。微弱が約1EV、弱が約2EV、中が約3EVで、強が約4EV程度ダイナミックレンジを広げる。おもに、ハイライト部の階調描写幅を広げるのに効果があるが、シーンによってはシャドー部も少し広がる。4段階あるうち、おすすめは弱か中。強は、ばっちり素晴らしい効果が得られるシーンもあるが、あちゃぁーと言うような結果になるシーンもあって、相当にハイリスク。使いこなしが大変に難しいのだが、アタれ

    CX1のダイナミックレンジ拡大
    carrion-crow
    carrion-crow 2009/03/30
    「2回露光をするタイムラグは約50ミリセコンド(1/20秒)。明るいシーンで高速シャッタースピード撮影をしても、実質的には1/20秒の低速シャッタースピードで撮影していることと同じ」
  • リコーのダイナミックレンジ拡大機能

    リコー・CX1(試作機種) リコーはおもしろい(興味のある)カメラを、“シラフ”の顔をして、つぎつぎと出してくる。この新しいネーミングの「CX1」もそうだけど、新シリーズのカメラかと思いきや、 R10の後継機種だがR11とせずに、しらーッと、CX1としたことも、いかにもリコーらしい。 ごく短期間だけど先日、少し使わせてもらった。ボディの外観スタイルはR8やR10とそっくりなんだけど ―― カメラのデザインはR8がいちばん良いと思う ―― 従来のRシリーズとははっきりと違う機能や機構がいっぱい入っております。 以下、カンタンに言うと、1つは、1/2.3型の910万画素CMOSを採用していること。リコーはなにも教えてくれないが、たぶん、カシオのEXILIMシリーズ、サンヨーのXactiのHD2000が使っているモノと同じだろう、ソニー製か。このほか、コンパクトカメラに1/2.3型クラスのCMO

    リコーのダイナミックレンジ拡大機能
  • 大きなレンズと、小さなレンズ

    ペンタックス・K20D + DA★55mmF1.4 SDM このレンズのAFは、SDM(超音波モーター)によるレンズ内駆動方式オンリーで、だからボディ内AF駆動式オンリーの*ist DシリーズではAFは動作しない。 SDMの内蔵を始めたばかりのレンズ ―― DA★16?50mmF2.8やDA★50?135mmF2.8 ―― は、ボディ内モーター駆動方式のAFにも対応するメカニズムを、わざわざ内蔵させていた。SDM非対応の*ist Dなど古い機種で使用すると、自動的にボディ内駆動AF方式となり、K10D以降の機種ではSDMを使ったレンズ内駆動AFに切り替わった。 ニコンはボディ内AFからレンズ内AFに切り替わったときは、ペンタックスと違ってあっさりと一部の旧型ボディに対応することを見限った(それはそれでしょうがない、と思うけど)。ところが、ペンタックスはといえば「律儀」にも、じつに複雑なメカ

    大きなレンズと、小さなレンズ
    carrion-crow
    carrion-crow 2009/02/12
    FA50 と DA55 の大きさ比べ。 フルサイズのFA50の方が断然コンパクト。
  • クルマのワイパーと、レンズフード

    ペンタックス・K20D + DA★55mmF1.4 SDM こうした大口径レンズは一般的な傾向として、開放絞り値では、ピントは合ってはいるのだが解像感がいまいち物足りないことがある。ちょっとネムい感じの描写とでも言えばいいか。でも、開放から少し絞り込むと解像感が出てきて画像もシャープになる、といったレンズがある。ペンタックスでいえばフィルム時代に設計されたFA50mmF1.4などにそうした傾向が少しあった。 ところが、このDA55mmF1.4は開放絞り値からじつにシャープでコントラストもあり、解像感も十分にある。ふわっとした柔らかな印象の描写なのだが、それは画面全体にボケ部分が多いからであって、ピントを合わせた部分はキリッとした線の細い描写をしている。フレアーも、とても少ないレンズで、だからぼくは、フードをほとんど使わずに撮影をしていたほどだ ―― ぼくのマネしないでくださいよ、このクラス

    クルマのワイパーと、レンズフード
    carrion-crow
    carrion-crow 2009/02/12
    「そもそも、あのレンズフードというのは、クルマでいえばちょうどワイパーみたいなもんだよなあ」 あとバンパーでもあるような。
  • 足立美術館

    リコー・R10 GR DIGITAL II やGX200も、そしてR10もそうだが、マイナス0.3EVほど露出補正をして撮ったほうがよさそうだ。最近はもっぱらマイナス0.3EVの露出補正をしたまま3コマのオートブラケッティングで撮るこが多い。被写体によってはマイナス0.7EVや1.0EVのカットに「適正露出」のものが散らばってることもある。だからオートブラケッティング撮影はなかなかやめられない。これらリコーのカメラが“露出オーバーぎみ”だからというわけではなく(他社のコンパクトカメラもだいたいマイナス0.3EVぐらい補正をしてやるほうがぼくの好みに近い仕上がりになる)、とくにリコーの画像がマイナス露出をしたほうがしっとりとして深みのある(ぼくの好みの)画像になることが多いからだ。 ただし…これはしょうがないのかもしれないが、どの機種もオートブラケッティングがじつにカッタルイ。もう少しスピー

    足立美術館
    carrion-crow
    carrion-crow 2008/10/16
    R10について「今どき画像再生のスクロールがこんなにも遅い機種はそうそう見当たらんぞ」
  • 植田正治写真美術館

    リコー・R10 最近の、もっともお気に入りとなったカメラのひとつ、R10。キヤノンのPowerShot E1も良いけど、このR10はそれとちょっと別の“味わい”があって、良いです。とくにぼくのような不精者には28mmから200mm相当のズームを内蔵していて、ズーム全域でほとんどストレスなくマクロ撮影ができるというのも、良いです。R10の前のモデルであるR8から、例のズームレンズが繰り出すときの騒々しい音 ―― リコーズームジリジリ音 ―― がしなくなって、えらくスマートになった(少し淋しい気もしないでもないけれど)。 液晶モニターが3.0型のハーフVGA、46万ドットになって、R8と比べて(ぼくにとっては)いちばん大きな進歩だ。とにかくキレイ。46万ドットとはとても思えぬほどキレイ。92万ドットVGAなみ。このキレイな液晶というのも少し困りもので、撮影しているときそれを見て「うおっ、良いの

    植田正治写真美術館
    carrion-crow
    carrion-crow 2008/10/15
    「R8から、例のズームレンズが繰り出すときの騒々しい音 ―― リコーズームジリジリ音 ―― がしなくなって、えらくスマートになった」
  • いま、コンパクトカメラに求められるべきもの

    リコー・GX200 + TELE-CON(TC-1) 昨日のつづき。 画質が「良いとか悪い」とかの客観論的な評価軸にいつまでもしがみついているんじゃなくて、そのカメラの画質が「好きか嫌いか」といったもう少し自分自身に根ざした評価軸で画像を見てみるべきなんじゃないだろうか。そういう意味で言えばGX200の写る画像は、個性的で独自性があってぼくは好きですねえ。画質が良いか悪いか? 良いですよ、ノイズ処理のやり方にぼくとしてはちょっと不満もあるけれどGX100に比べれば格段にシャープで解像力も高く、階調描写力も良くなっている。コンパクトカメラとしては上等じゃないでしょうか。……でもツマらないよねえ、こんなハナシするの、ほんとナンセンス。 ところで、コンパクトデジタルカメラの画質の“悪さ”を証明したいがために、デジタル一眼を持ち出してそれとコンパクトカメラを撮り比べる人がいますね。「ほら、デジタル

    いま、コンパクトカメラに求められるべきもの
    carrion-crow
    carrion-crow 2008/07/28
    「いまのコンパクトカメラに大切なものは、操作性、愉しさ、そして外観デザイン、この3つではないかと思う。」同感。
  • 苦肉の、自動開閉式レンズキャップ

    リコー・GX200 このGX200は、言うまでもないがGX100の後継機種。そのスタイリング(外観デザインや操作系、大きさ重さなど)は旧型とほとんど同じだが、しかし中身は相当に進化している ―― GR DIGITALからGR DIGITAL2になったときとよりも改良点は多い。 ユーザーからの要望や不満やらを文字通り真摯に受け止めて、マジメに改良に取り組んだ様子がGX200を使ってみるとよくわかる。そのコンセプト、というかカメラの狙いも、ユーザーターゲットもよくわかって作っているようだ。最近の、GR DIGITAL2やR8や、そしてGX200を見ていると、リコーは自分たちの“歩むべき道”をよく理解してきたかのように思う。少し前まで、どこに行くべきかちょっと迷っているところがあったのが、ここ1?2年ですっかり、そうした迷いが吹っ切れてしまったようだ。なんだかエラそうな物言いになりましたけど。

    苦肉の、自動開閉式レンズキャップ
    carrion-crow
    carrion-crow 2008/06/30
    田中さんリコーのデジカメ開発姿勢を絶賛。リコーファン的にも超同意。 / 「なんといってもいちばんの目玉は、自動開閉式レンズキャップだろう」 …でもそれはどうなんだろう(笑)
  • ラブ度

    富士フイルム・FinePix Z200fd 「恋するタイマー」とは、それにしてもいいネーミングを選んだもんだ。しかし、その英語表記はといえば、まったくもってどーってことない「カップルタイマー(COUPLE TIMER)」。もし日語表記でこんなネーミングだったら興味半減、愉しさ半ばだったろうと思う。 いまのコンパクトデジタルカメラは、ココが大事、ソコがポイントなんですよ ―― 画質がどーの、ノイズがどーの、と、むろんそれをまったく無視するわけにはいかんだろうけど、でもねえ、まるで錐の先で揉み込むようにそんなことばかりに汲々とするようなもんでもないよコンパクトカメラは、ほんと、いまこそもっと大切なものをユーザーもメーカーも見きわめる必要があると思いますよ。コンパクトカメラのイノチは、使い勝手の良さと愉しさとデザインです。 「恋するタイマー」モードは、基的には二人の顔をカメラを検知して自動的

    ラブ度
    carrion-crow
    carrion-crow 2008/06/20
    「そうそう、Z200fdはカメラとしては、ごくごくまともです。フジのオーソドックス。露出補正はめちゃくちゃ設定しにくい」えー(笑) 「でも、そんなことはどーでもいいんです」そうですね(笑)