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ブックマーク / bewaad.com (12)

  • 御前会議の実情? | bewaad institute@kasumigaseki

    昨年最後のエントリにおいて、安倍前総理について日の総理大臣として、あのような辞め方は空前と書いたところ、 辞める瞬間を言えばその通りである一方で、その直前からの過程を追えば、平沼騏一郎や近衛文麿が比肩しうるのではとも思うのですが、いかがでしょうか。 とのコメントを宮嶋陽人さんからいただきました。奇しくも、第三次近衛内閣の辞任直前の状況について、次のような当を得たものと考えられるレスが2ちゃん軍板にてありましたので、紹介させていただきます。該当日とされる10/6に開催されたのは、陸海軍部局長会議であって御前会議ではないようにも思うのですが、それはさておき。 939 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/01/07(月) 23:00:09 ID:??? 機密日誌とか資料を読んでてもそれぞれ滅茶苦茶で訳がわからん。纏めると大体こんな感じだな。 [10月6日午前会議〜] 東條陸相 「

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    castle 2008/01/09
    東條を福田に置き換えてみたい衝動に駆られたのは何でだろ。
  • 「農家切り捨て論のウソ」のウソ | bewaad institute@kasumigaseki

    切込隊長さんがご紹介されていた、神門善久先生の農家切り捨て論のウソですが、その中には農家・農政に対する客観的に妥当な評価とは言い難い記述が散見されます。webmasterはかつて神門先生の農業に関する書籍を好意的に紹介したこともありますし、兼業農家の多い産業構造、農地転用期待からくる農地配分の歪みといった問題意識の基的枠組みには同意しています。しかしながら、そうした問題について世の注意を喚起するためとはいえ、レッテル貼りが許されていいものではないでしょう。 #「転用期待からくる農地配分の歪み」については、かつて詳細に論じましたので、ご関心の向きはご高覧ください。 マスコミは「零細農家イコール弱者」のような形で描きたがりますが、現実には彼らほど恵まれた人たちはいない。農地の固定資産税が軽減されているうえに、相続税もほとんどかかりません。たとえ“耕作放棄”をしていてもですよ。  そのうえ、農

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    castle 2007/09/23
    「一部の問題あるサンプルを取り出して、あたかもそれが全体に通じる議論であるかのように見せかけるのは、誠実な態度とはいえません」農家の人視点だとそんな俯瞰化できず微調整でやりくりしてるような。って農協?
  • ひっぱたかれたくない「丸山眞男」の眷属の独り言 | bewaad institute@kasumigaseki

    とあるところで「『丸山眞男』をひっぱたきたい」の紹介をみて、それ以前には「丸山眞男」は岩波文化人などの象徴であり、その手の知識人批判だと思っていたわけですが、大いなる勘違いとわかり読んでみました。中心となる主張そのものは、昭和恐慌後の日国民の多くが戦争を歓迎したことの再現ということになりますが、著者の赤木智弘さんのサイトに設けられている掲示板でのやりとりには、より掘り下げた赤木さんの心情が記されています。 タイトル : Re^19: 議論の整理 記事No : 495 投稿日 : 2007/07/20(Fri) 08:29 投稿者 : 赤木智弘 議論の振り出しに戻った感がありますが、 絶対的貧困をどう思うのかもう一度お答えください。 1「中間層と貧困層の格差」が無くなるなら絶対的貧困のままでいい。 2「中間層と貧困層の格差」が有っても絶対的貧困から救え。 3 「中間層と貧困層の格差」が無く

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    castle 2007/09/17
    (コメ欄)「赤木論文の上手さは、論破すればするほど、「彼らの言っていることは学問的には正しい、でも彼らは私(私たち)に居場所すら与えてくれない」と言う彼の根拠に力を与えてしまうと言う点」
  • 安倍総理辞職表明と小泉純一郎の呪い | bewaad institute@kasumigaseki

    以前webmasterは、次のように書きました。 今回の組閣で一番割をったのは明らかに安倍官房長官でしょう。というのも、閣外にいれば担がれやすいので取り込んだということもありますが、それ以上に、官房長官は総理の盾となる身ですから自分の主張は殺すことが求められ、したがって彼独自の見解として支持を集めていた主張(北朝鮮への経済制裁、人権擁護法反対など)を引っ込めざるを得ないどころか、それに反する政府公式見解を述べなければならないからです。それだけ小泉総理が彼のポテンシャル(=自らの退陣後に独自路線を打出す可能性が高い)を恐れているということかと思います。。 第三次小泉改造内閣発足(2005/11/1付) 突然の安倍総理の辞職ではありますが、先の参議院選挙での大敗を含め、大枠としてはこの「取り込んだ」ことに源を発しているとwebmasterは思います。引用における官房長官就任がその後の事実上の

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    castle 2007/09/17
    「小泉路線の支持構造「「勝ち組」には資源配分・所得再分配機能の抑制による財源負担の軽減という実利を与え」「「負け組」には構造の破壊による鬱憤晴らしと、破壊にはあなたの助力が必要だとの自己実現を与え」」
  • Google、受かるかな? | bewaad institute@kasumigaseki

    Googleの面接試験問題を試してみます。自己申告ですが、ウェブ検索等はせず自力で挑戦しました。要した時間は聞かないでいただければ・・・。 スクールバスにゴルフボールは何個入るか?(How many golf balls can fit in a school bus?) 1個から1兆個の間のどれかの数。 あなたは5セントコインほどのサイズに縮んでしまう。質量は今現在のオリジナルの密度を維持している。そしてあなたはガラスのミキサーに投げ込まれる。ミキサーの刃は60秒で動き出す。さぁ、あなたはどうする?(You are shrunk to the height of a nickel and your mass is proportionally reduced so as to maintain your original density. You are then thrown into

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    castle 2007/09/10
    グーグルの面接試験。
  • 何でもかんでも官僚のせいにするのは勘弁してください。

    昨日の続きのようなものですが。 小池百合子防衛大臣が、トップダウンで守屋武昌事務次官を退任させようとしたものの中に浮き、人事が凍結されて内閣改造後に判断することになりそうだとのこと。以前、田中真紀子外務大臣が同様のことをしてバッシングされたことがありましたが、報道によると守屋氏は「聞いていない」と怒り、官邸の安部首相を訪ねたとか。テレビや新聞社は、相変わらず「政局」として伝えていますが、官僚の増長ぶり、省庁のガバナンスの問題として捉えるべきではないのでしょうか。 小池大臣が、官僚や防衛族などへの寝回しといった霞ヶ関と永田町の論理に従わず、人事を記者にリークしたという戦略がまずかったこと、人事について相談されていないことに事務次官が不快に思うことは理解できますが、国民に選ばれたわけでもない事務次官が大臣の判断に公然と反旗を翻し、首相の貴重な時間(まあ、安倍氏なので貴重かどうか分からないという

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    castle 2007/08/14
    「総理の寵を小池大臣と塩崎長官とが争い、今のところ塩崎長官に軍配が上がっているようにしか見えない気が」「何をやっても官僚が批判される現状はあきらめていますが、せめて事実に基づいた批判をお願いしたい」
  • 岡田斗司夫「「世界征服」は可能か」 | bewaad institute@kasumigaseki

    岡田斗司夫「「世界征服」は可能か」 古くは「ウルトラマン研究序説」にまでさかのぼることができる、フィクションを題材に現実世界を論じようとするのが書です。大別すれば2部構成で、世界征服をしようとする場合の組織論と(第1章〜第3章)、世界征服の意義(第4章)が論じられています。 著者ご自身が「内容が薄い」という人は、薄い内容しか読み取れなかったんだろうしとおっしゃっているにもかかわらず、批判的なことを書くのは若干怖気づきもするわけですが(笑)。批判は大まかに言えば2点あって、 事実関係の確認が甘い 世界征服が割に合わないことの理屈に納得ができない ということとなります。 前者については、たとえば次のような記述があります。 かつて、ローマ帝国は地中海世界を「支配」していました。 (略) ローマ帝国は独裁者によって運営されています。というより、独裁者(ディレクトル)という言葉自体、ローマ帝国の政

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    castle 2007/07/14
    「貧しい地域が豊かな地域を征服するからこそ割に合うこと」「相対的に軍事的に優位な地域=豊かな地域が征服事業を起こせば、必然的にその対象は自らよりも貧しい地域となってしまいます。つまりは赤字事業」
  • 山口浩さんの問題提起にお答えします。 | bewaad institute@kasumigaseki

    銀行預金が返ってくるかどうかについて不安に思っている人というのは、少なくとも現時点ではそう多くないように思う。(略) これに対して、国民一般の年金制度に対する不安というか不信というか、そういったものはきわめて強いように思われる。将来給付水準が切り下げられるだろうとか保険料負担が上がるだろうなんてのはおとなしいほうで、制度は崩壊寸前だとかもう崩壊してるとか、果ては詐欺だとか国営ねずみ講だとかいう人までいたりする。そもそもかなりの部分事実誤認があるだろうし、煽ってる人たちもたくさんいるし、怒りやいらだちのあまりことばが過ぎたなんてケースも多いだろうから、これらをすべて「気」ととる必要もないだろうが、とにかく不安のレベルがけっこう高いのはまちがいないと思う。 (略) なぜ銀行よりも信用力に勝るはずの国の制度である年金への信頼のほうが低いのか。上記の通り、来あまり根拠がない部分が多いとみるのが

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    castle 2007/06/12
    「年金不信を訴える現役世代自身がより多くの子供を作っていれば、出生率はここまで下がることはありませんでした」「不信の原因は説明不足。グリーンピアが、どれくらい損失を出して」お国の資金運用能力に不信?
  • 「年金を受け取れる権利」は当然存在します bewaad institute@kasumigaseki

    磯崎哲也さんの「「年金を受け取れる権利」なんて、もともと存在しない」は、この手の問題について磯崎さんへのネット上での信用度は高いだけに、とっても困ってしまいます(現に、はてなブックマークも多数集まっています)。というのも、完全に間違っているのですから。というわけで、このエントリをご覧いただきましたら、訂正いただければ幸いです。 #このエントリは、磯崎さん向けということで、一般向けのわかりやすさを二の次にして書きます。わけわかんねーよ、といったご不満もあろうかと存じますが、趣旨をお汲み取りいただきますようお願い申し上げます。 磯崎さんのご主張の概要 磯崎さんのご主張が端的に表れているのは、次の部分でしょう。 以前も書きましたが、法的な説明としては「年金2008年問題」の著者の玉木伸介氏がおっしゃっていた、 年金をいくら受け取れるかは「法律」で決まっている。「法律」で決まっているということは、

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    castle 2007/06/10
    「法改正すれば何でもありだからという理屈であれば、この世に権利はないということに」「そのような何でもありの法改正は行われないだろうと、通常は信頼が存在します」「法的には憲法第29条財産権保護規定が根拠」
  • http://bewaad.com/2007/05/31/138/

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    castle 2007/05/31
    「先進国において垂直統合が進んでいるという誤解に基づく議論ではないかと」「製品管理費の差に原因を求めるべきでは」「人件費の安さや、コピー品メインだとするならば研究開発費負担の少なさは言わずもがな」
  • 日本の財政の維持可能性再論 - bewaad institute@kasumigaseki(2006-10-08)

    ■ [government][economy]日の財政の維持可能性再論 一昨日に書いた「日の財政の維持可能性試算‐バランスシートアプローチ」について、Dan Kogaiさんから次のように勘違いであるとのお叱りをいただいてしまいました。 議論には「プロ」も参戦してきた。http://bewaad.com/20061006.html#p01ということで、毎年0.8%ずつ収入を増加させることができるなら、債務超過は解消できるのです。ここでも同様の勘違いが見られる。我々が論じているのは、国家財政が破綻するか否か、では実はない。日という家、若者という家族が破綻するか否かなのだ。それに比べたら国家財政なんぞ鼻くそのようなものだ。日国民のために国家財政があるのではなく、国家財政のために日国民があるというのであれば話は別だが。そして若者達は、年寄り達が若者は国家財政のためにあるのであり、若者た

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    castle 2006/10/08
    経済圧力でこれだけ内ゲバしてくれればアメリカもやりやすいだろうなー。見た感じ、若者世代は喧嘩してる振りでシステムチェンジも視野に入れてそうなのにマジで怒ってそうなのが年寄り世代、といった印象。
  • archives of bewaad institute@kasumigaseki(2006-09-23)

    ■ [economy]円高シンドローム変奏曲‐アメリカの承認の下で実行されたリフレ政策 昨日、2ちゃんねるの経済板でコピペされていた記事より。 [東京 14日 ロイター] 米スタンフォード大のテーラー教授(元米財務次官)は14日、内閣府主催の国際コンファレンスに出席し、日が2003年―2004年にかけて行った大規模な円売り/ドル買い介入を米政府は「黙認していた」ことを明らかにした。ただ、米国は協調介入を実施しない方針を伝えていたという。テーラー教授は、当時、米財務次官を務めていた。テーラー教授は、介入の為替レートへの影響は分からないものの、マネタリーベースが増えるため、量的緩和策の支援になると判断、為替介入を黙認していたと述べた。為替介入については、日から連絡を受けており、そのなかで「介入は了解したが、協調介入はしない」と伝えていたことを明らかにした。米国は、2003年夏頃から「(大規

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    castle 2006/09/26
    「あくまで受動的にしか対応しようとしない日銀に期待するのを止めたのか(笑)、財務省とアメリカ当局が示し合わせて、受動的な対応であっても日銀がマネタリーベースを増やすことになる環境を整えたということ」
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