ことし1月、東京 足立区で開かれた剣道教室で、小学1年の女の子の頭を後ろから木刀でたたき、脳しんとうなどのけがをさせたとして、53歳の元指導員が傷害の疑いで警視庁から書類送検されたことが捜査関係者への取材で分かりました。調べに対し、「腕が上がっていないことを教えるためだった」などと供述しているということです。 書類送検されたのは、東京 足立区で、剣道の愛好者や子どもたち向けに開かれている剣道教室の53歳の男の元指導員です。 捜査関係者によりますと、ことし1月、小学校の体育館で行われた練習で当時小学1年の女の子の頭をいきなり後ろから木刀でたたき、けがをさせたとして傷害の疑いが持たれています。 女の子は頭に防具をつけていましたが、吐き気などを訴えて病院で手当てを受け、脳しんとうと打撲で長期の経過観察が必要だという医師の診断を受けたということです。 元指導員は調べに対して行為を認め、「腕が正しく
