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ブックマーク / www.h-yamaguchi.net (84)

  • H-Yamaguchi.net: 「もえOL」お仕事探し1カ月半の「神展開」を追う!

    最近局所的に話題になったAneCan2010年5月号の特集「4月→5月のもえOLお仕事探しの1ヶ月半コーディネート」。「もえOL」が勤務先企業の倒産から次の仕事を見つけるまでの1カ月半の着回しコーディネート、というふれこみ。1カ月半で次の仕事が、という点もさることながら、そのいきさつが神展開らしい、というのでどれどれと見てみた次第。 一応念のため書いておくが、「もえOL」は別に「萌え」なのではなく、押切もえさん演じるところの、AneCan的に理想のOL像、ぐらいの意味だろうから誤解なきよう。押切もえさんに萌える人には(いるなら)どっちでもいい話だが。 リンク先にある目次で見ていただければわかるが、このコーナーは仕事服の特集「緊急指令 目指せ!働くコンサバNo.1」を構成する3つのコーナーのうちの1つ。こういう雑誌にも倒産みたいな話が出てくるとは、という文脈で話題になったわけだ。ちなみに「激

    H-Yamaguchi.net: 「もえOL」お仕事探し1カ月半の「神展開」を追う!
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    ced 2010/04/09
    (via h-yamaguchi)
  • 「親」なら「子」の成長を促すのがスジというものではないだろうか - H-Yamaguchi.net

    ざっくりした印象論かつあいまいな抽象論だし、別に珍しい話でもないんだが、最近どうも気になるんで書く。政府やら企業やらに対して求める注意義務の水準がどんどん上がってきているのではないか。やるべきことをやるのは当然だし、これまで不充分だったものも多いというのはその通りなんだが、それでもメリットとデメリットはちゃんと考えておいたほうがいいのではないか、と思う。よくある話は、万全を求めすぎるとよけいなコストがかかるというやつ、いいかえれば保護を強化するとかえって弱者が切り捨てられるというやつで、いちいち挙げないがいろいろな例があるはず。こっちの話はここではおいとく。 もうひとつ気になることがあって、それはなんつうか、変な方向のpaternalismが蔓延しているように思われることだ。 「Paternalism」は、Googleの翻訳にかけると「温情主義」と出てくる。「父性主義」のほうが近いように思

    「親」なら「子」の成長を促すのがスジというものではないだろうか - H-Yamaguchi.net
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    ced 2008/03/23
  • 格差と格差感についてちょっとだけ考えてみたこと - H-Yamaguchi.net

    まずは題に関係ない話から。「経済格差「不満」、日は83%…BBC・社世論調査」という記事が出たのは2008年2月7日のこと。「読売新聞社は英BBC放送と初の共同世論調査を実施した」とある。ほほお。フルのレポートを読みたいなと思ったんだが、情報格差を保ちたいのか、日のメディアってのは情報源を見せようとしない。しかたないのでBBCのサイトで探そうとして、「yomirui, survey, economic inequality」とか検索したんだが、やってもやっても見つからない。あきらめかけたころ、もしかして?と思って、「yomiruri」を落として「survey, economic inequality」でサーチしたら一発でヒットした。 それがこれ。「Yomiuri」なんてひとことも書いちゃいない。フルのレポートもちゃんとあって、それがこれ(「Widespread Unease abo

    格差と格差感についてちょっとだけ考えてみたこと - H-Yamaguchi.net
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    ced 2008/02/15
  • 「初音ミク」は登録商標 - H-Yamaguchi.net

    初音ミクの「持ち歌」として有名になった「みくみくにしてあげる♪【してやんよ】」がJASRAC管理楽曲になってた件について、昨日1日そっち界隈はもちきりだったわけだが、特に利害があるわけでもなし、のこのこ火事場に出向くのも大人気ないと思うのでとりあえず静観してみた。ただ、関連してちょっと気になったことがあったので、ぱらぱらっと調べてみたら、なんだかちょっと面白くなってきてしまって。 考えてみれば当然なんだが、「初音ミク」って登録商標なんだよねぇ。 IPDL(特許電子図書館)っていうところがあって、商標なんかを検索できるんだが、そこで「初音ミク」をさがしたら、ちゃんとあった。こんな感じ。 【出願番号】 商標出願2007-99911 【出願日】 平成19年(2007)9月6日 【先願権発生日】 平成19年(2007)9月6日 【公開日】 平成19年(2007)10月18日 なるほど9月に出願ね。

    「初音ミク」は登録商標 - H-Yamaguchi.net
  • H-Yamaguchi.net: 凶悪犯罪の高年齢化が止まらない、となぜ書かない

    「殺人事件」というキーワードでGoogleニュース検索をかけてみる。俗物的世代論の話は前にも書いたことがあるんだが、同種のネタを、少しアプローチを変えて再び。 以下、考えてみれば当然の、何をいまさら話。見た目不謹慎ぽく(人はいたって大真面目なんだが)、かつどちらかというと救いのない話なので、そういうのが嫌いな方にはお勧めしない。 検索トップに出てくるのは広島県の保険金目的放火殺人事件に関する無罪判決のニュース。これは無罪の話だからおいとこう。次は「神戸テレクラ放火殺人」事件に関して死刑判決が出たというニュース。被告はテレクラ元経営者(66)。 その次の「浅見光彦祭り」はおいといて、その次の「勿来の殺人事件でいわき南署に部長賞状」というニュースも犯人の年齢が出てないのでパスして。次の久留米の連続殺人事件の話は未解決なので犯人は不明だが、「30‐50歳の男1人による犯行」とみられる由。その

    H-Yamaguchi.net: 凶悪犯罪の高年齢化が止まらない、となぜ書かない
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    ced 2007/11/29
    "「凶悪犯罪の高年齢化」みたいな見出しが躍らないのはなぜなんだろう。"
  • 「安全」と「安心」 - H-Yamaguchi.net

    この数年間、この会社が直面した状況というのは、しゃれにならないぐらい「スリリング」なものだったのではないかと思う。テレビ局でいえばゴールデンタイムの放送を禁じられたようなというか、居酒屋が午後5時閉店を命じられたようなというか、そんな感じだろうか。単品経営が競争力の源泉と自他共に認める状況でいかにあの騒動の影響をしのいだか、といったあたりが語られていている。 もうひとつ興味深かったのが、このくだり。 いまの日を覆っている安全と安心が一緒くたになった情緒的な議論には少し違和感があります。 いわずとしれた「例のあの問題」に関するコメントだ。この人、というかこの会社のスタンスは一貫してたから、こういう発言になるのは当然理解できる。この発言、特に「安全と安心が一緒くたになった情緒的な議論」というあたりは2つの意味で興味深いと思う。 1つめはこの主張そのままの意味。「安全」と「安心」はちがう、それ

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    ced 2007/11/26
  • 暴論:「大人」は免許制にしたらどうか - H-Yamaguchi.net

    みんな口には出さないけど、うすうす気づいてるんじゃないかと思う。人の「発達」というか「成熟」というか、そういうものは人によってかなり差がある。若くてもすごくしっかりした人がいる一方で、かなりの年配の人でも、この年齢でこれかよ親の顔が見たいぜといいたくなるような人がいる。あきらかに、いる。ならば、と妄想することがある。大人として扱うかどうかを年齢だけで決めるのはどうも具合が悪くないか?いっそ免許制にでもしてしまったらどうだろうか、と。 というわけで以下、「太田総理」ぽい暴論。ネタが66%、思考実験が33%含まれているのでご注意。 「大人」という呼び方が抵抗感あるのであれば、別の表現でもいい。「A級ライセンス」とかいうとちょっとかっこよさそげだが、「A級市民」みたいな雰囲気も出てくるからあんまりよろしくないか。たとえば法律っぽく、「特定保護解除免許保有者」とでもしたらどうだろう。どうせなんかし

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    ced 2007/11/25
  • ネットの匿名性を問題にする人は郵便の匿名性を問題にするんだろうか - H-Yamaguchi.net

    総体的に考えてみれば、匿名で情報発信できる状況を守ることも、実名で責任ある議論を展開することも重要、というあたりがしごくまっとうな落としところじゃないかと思うんだが、皆さんそれぞれのお立場とか苦い経験とかがあるもんだから、そう簡単には引き下がれないわけだ。 対立点はいろいろあるんだろうが、ごくあらっぽく煮詰めると、「自由と責任」なんてあたりに行き着くんじゃないかと思う。来、両方伴ってなんぼという建前なんだろうが、実際上はどうもトレードオフっぽくなってるわけで。匿名で責任ある議論を展開できればそれはそれでOK。実名で無責任な言論を展開すればそれなりの結果が待ってるのは当然のこと。問題は、匿名で無責任な言論を展開する場合で、これを必要悪として認容するかしないか、あるいはこれに積極的な価値を見出すか見出さないか、なんてあたりが焦点になるんだろう。何か弊害軽減のための方策を立てれば、反対側のとこ

    ネットの匿名性を問題にする人は郵便の匿名性を問題にするんだろうか - H-Yamaguchi.net
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    ced 2007/10/28
  • H-Yamaguchi.net: FTの予測市場で安倍首相辞任の可能性が取引されている

    ced
    ced 2007/08/08
  • H-Yamaguchi.net: 政治団体の会計もXML化すべきではないか

    政治資金規正法を再改正するとかしないとかでまたなんだかもめているようだが、領収証添付は当たり前として、事務処理については会計ソフトを利用すれば相当程度簡単になるだろうと思う。市販の会計ソフトが政治団体向けに使えるかどうかについて詳しくは知らないが、渡辺大臣が会見で「会計ソフトを使っている」と言っているし、このページによると、民主党は「政治資金ソフト」を議員に配布したとあるから、ないはずはない。あるとすれば、使わないのは単なる怠慢であって、同情の余地はない。 会計ソフトを利用して増える事務量を効率的にこなすこと、裏づけとなる証憑を提出することは改善なわけだが、もう1つ考えていただくといいのではないか。それは会計情報の開示だ。この程度のことを考えている人は他にもたくさんいるだろうけど、一応書いてみる。 政治資金収支報告書は、現在でも総務大臣届出分が総務省のサイトで公開されているが、専用のビュー

    H-Yamaguchi.net: 政治団体の会計もXML化すべきではないか
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    ced 2007/08/05
    XBRLにしてEDINETで全部見れるようにすれば良いし、ついでだから自治体や国家予算もXBRLで(以下略
  • 暴論:官僚システムを選べないことが問題なのではないか - H-Yamaguchi.net

    なんでも、 先週、財務省の官僚だという27歳の青年から、田原さんに聞きたいことがあると僕の事務所に何度も電話があった。 のだそうだ。で、何なのかというと、 彼はいきなり「選挙というのはいったい何なんですか?」という。どういうことか聞くと、「今度の参議院選挙では、日国にとって、あるいは国民にとって、大事なことは何一つ争点になっていない。どうでもいい問題ばかりが争点になっている。これはなぜなんでしょう」ということだった。 という趣旨。「大事なこと」というのは、財政、少子化、地球環境、6カ国協議などを指している。一方「どうでもいい問題」は「政治とカネ」やら「年金を社保庁がむちゃくちゃにしたとかいう話」だそうだ。どういうふうにどうでもいいかというと、 年金の問題はすでにケリがついている。むちゃくちゃにしたのは明らかなので、国民が損をしないように処理することで、与野党が一致している。 で、事務所費

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    ced 2007/07/31
  • 銀行預金が返ってくることにほとんど不安を抱かないのになんで年金がもらえるかを不安に思うのだろうか - H-Yamaguchi.net

    最近「isologue」さんと「bewaad」さんとの間で沸き起こった議論のおかげで、既裁定年金と未裁定年金(過去期間)の受給権が財産権であると考えてよいらしいとわかってたいへん勉強になった(これとかこれとかこれとか)。法解釈問題についてはbewaadさんのほうが旗色よさそうで、この種の問題の「正解」はお役人さんに聞くに限るってことだな。ただこの周辺で飛び交ってるいろいろな人のいろいろなご意見とか、マスメディアからの情報とか、身の回りの人たちの話とかをいろいろと考え合わせてみると、この法解釈問題の解決によって国民の年金問題に関する不安が解消するのかどうかはよくわからない。 私は頭が悪いし知識もないので、こういうハイレベルの議論に参戦するつもりはない。代わりに、かねがね持っていた疑問について考えてみることにする。賢い方々はおそらくすでに「正解」をお持ちなんだろうが、私なりに「納得」したいと思

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    ced 2007/06/11
  • 「アマゾン市川」さんに関するたわごと - H-Yamaguchi.net

    もう何年も前の話になるのだが、最初にその宅配便の不在連絡票を見たとき、何かのまちがいではないかと思った。なにしろ送り主の名にまったく心当たりがない。いったい誰なんだ「アマゾン市川」って。プロレスラーじゃあるまいし。「市川」さんという知り合いはいるが、荷物を送りつけられる心当たりはないし。拒否しようかとも考えたが、一応受け取ってみることにした。 私はそのとき、実際に荷物を受け取るまでわからなかったのだが、もうわかる人も多いと思う。アマゾンで買っただ。「市川」はアマゾンの配送センターがある場所。「市川」とわざわざ特定しているのは、想像するに配送センターがいくつかあるからだろう。それ以来すっかりなじみになって、今やほとんどのをネットで買うようになっているわけだ。 考えてみると、研究者にとって「を買う」という行為は、研究活動の中でもかなり大きな割合を占める。専門書は近所の小さな屋では買えな

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    ced 2007/05/28
  • 「男性をほめるのは女性の仕事」と言ってみるテスト - H-Yamaguchi.net

    の男性は女性をほめない、という話がよくある。たいてい「欧米では」と続く例のアレだ。一応「日男性はシャイ」だの「日男児は質実剛健」とかいう反論なんかもあるんだが、ごちゃごちゃやったあげく「だから日の男はだめ」と締めくくる。なんかもう展開がぜんぶ読めちゃうぐらい使い古された流れになってるわけだ。最近もこんなことをいってる人がいて、またかいとスルーしようと思ったんだが、なんかひっかかった。 そういえば自分はこのテーマで言いたいことがあったんだよなぁ、と。タッチーなテーマなんで、あくまで「と言ってみるテスト」ということでひとつよろしく。 リンク先の記事を書かれたライブドアPJの方は「個人レベルで女性をほめる日男性には全くと言っていいほどお目にかからない」と書いておられて、おそらくこれを読んだ人の3人に2人くらい(決め付けちゃおう)は「それはきっとあなたがほめられてないだけだと思うよ」と

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    ced 2007/05/24
    ここに書かれていることはあくまで印象論だが、実証研究レベルで自尊心や褒められることの重要性を指摘した論文は既に存在する。Self-esteem向上がかなわない社会は悪化していくしかないのかもしれない。
  • 中国の知的財産保護に関していくつか - H-Yamaguchi.net

    このセミナー、「商標権侵害から企業ブランドを守る方法」という副題がついている。趣旨はこんな感じ。 中国ビジネスを行なう日企業の多くが、自社商標が侵害されるリスクを経験しています。こうした中、中国の主要な省、直轄市から、商標法および不正当競争法に基づく権利行使を担当する当局幹部を招き、東京と大阪で セミナーを開催します。中国でのブランド保護の第一線で活躍する、現地取締り当局の取り組みを知る絶好の機会です。 ジェトロからのお知らせによると、直前になって突然の中止になったのは、「中国行政機関関係者の訪日が急遽中止となりましたため」だからだそうな。 理由というか、背景は当然想像がつく。最近テレビで話題になった、北京の「石景山遊園地」で日や米国のキャラクターが無断使用されていると報じられた件。日のだけならもう少し強気に出ていたのかもしれないが、ディズニー関連はやばいわけで。YouTubeには、

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  • うそだと言ってくれ - H-Yamaguchi.net

    もともと裏じゃそういうふうに動いてるんだろうということはみんなうすうすは知ってる。きれいごとばかりじゃうまくいかないというのももとより承知の上。でも。でもさ。こんなにぶっちゃけちゃっていいのか。それを言っちゃあおしまいよというか、こういうことを臆面もなく認めちゃう神経ってどうよ、というか。誤報である可能性もある(そうであることを祈りたいね日のために)のだが、もしこの記事の内容が当に正しいとするなら、と思うと、一国民としての正直な感想を禁じえないね。 恥ずかしくないんだろうか、と。 そう思ったのはこの記事。 団体の選挙貢献 査定へ (2007年5月8日付朝日新聞夕刊) 自民党は、参院選に向けた業界団体の引き締め策として、同党への支援を数量化し、貢献度に応じて団体側の要望を政策に反映させる仕組みを導入することを決めた。… 候補者への支援の有無、団体役員による関連団体回りの実施、名簿や人員の

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    ced 2007/05/09
  • H-Yamaguchi.net: 今年はコミケに行ってみようかと思う

    いわゆるコミケには以前、後学のためにと一度行ってみたことがある。あの混雑と熱気には圧倒されたものだが、それから今に至るまでご無沙汰をしているわけだ。でも今年の夏は、やはり行ってみようかと思う。 と思ったのも、早稲田大学大学院国際情報通信研究科の境真良客員助教授のお話がきっかけだ。 有名な人なのでご存知の方も多いと思う。境さんとはとある会合でお会いした。以前、オーマイニュースのイベントのときに顔をお見かけしたのだが、お話する機会がなかったので、なんとか一度機会を作りたいものだと思っていたところだった。いろいろと面白い話があって、今後の展開に期待のもてるもろもろもあったりするのだが、それはおいといて、一番驚愕したのは、境さんがコミケに出店している、という話だった。いったい何を、と聞いたら、ご自分の論文集を売っているとのこと。 そのときあまりに驚愕してしまって自分がなんと言ったかよく覚えていない

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    ced 2007/04/21
  • 桃井はるこ著「アキハバLOVE」 - H-Yamaguchi.net

    このの著者である桃井はるこさん、知ってる人はよーく知ってるが、知らない人は全然知らない、という類の人だろうと思う。肩書きをどう表現したらいいのかわからないが、書の著者紹介欄には、「歌手、作詞・作曲、声優、パーソナリティ、雑誌連載と多彩なタレント活動を展開」とある。Wikipediaでは「女性歌手・声優・ライター」と。まあそういう人なわけだ。この種の職業の人としては珍しく、ライター出身だから、書はいわゆる「タレント」ではない。「非常に特徴的な舌足らずの声の持ち主」(Wikipediaより。いわゆる「ロリ声」ということだな)であるわけだが、それだけでなく、自身が古参のネットワーカーでもあり、秋葉原に入り浸っていた人でもあることなんかもあって、いわゆるオタク界において絶大な人気を誇っているらしい。書のタイトルももちろん秋葉原からとられているわけだ。 内容は、著者がこれまでにいろいろなと

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  • 「質のよい粉飾決算」について考える - H-Yamaguchi.net

    署名記事なのでかまわないと思うが、朝日新聞の「西山貴章」という記者が、2007年3月23日付同紙夕刊に、こういう文章を書いている。 ライブドア事件がより悪質なのは、損失隠しが主な目的だった過去の粉飾決算と違い、株価つり上げのために有望企業を装ったことだ。 これ、皆さんには自明なのだろうか。私には、どうにもよくわからない。 上記の引用の出所は、ライブドア事件に関連して起訴された公認会計士に対し1名実刑、もう1名は執行猶予の有罪判決が出た、という記事の解説。カネボウの粉飾決算事件で起訴された公認会計士3人に対して同じ東京地裁が昨年8月に出した執行猶予付き判決と比較してのものだ。この件についてはいろいろな事情があり、いろいろなご意見があろう。私は別にライブドアシンパではないが、この事件については私なりの考えがある。とはいえそれは題ではないので、、ここでは上記で引用した部分に焦点を絞りたい。 損

    「質のよい粉飾決算」について考える - H-Yamaguchi.net
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    ced 2007/03/25
  • H-Yamaguchi.net: 「ウィンドウ」としての切手

    アニメを使った切手というのはこれまでもいろいろあったと思うが、これまでのは割と歴史のある「定番もの」が多かったような気がする。これに対して「ハルヒ」はまだ新しいし、そのスジの方には有名でも一般には必ずしも有名とはいえないから、その点新しいとはいえる。もちろん、ヴィジョンはこのほかにもいろいろフレーム切手を手がけていて、その中には「最終兵器彼女」なんかもあったりするから、この種は初、ということでもないわけだが。 アニメがらみの版権ビジネス(「ハルヒ」そのものはライトノベルが元だが、この切手の図柄はアニメ版からとられている)としては、単純なライセンス許諾の一類型だ。これまでライセンス商品というと、子供向けアニメの場合の玩具とか文具とかそういうものを除くと、フィギュアだのポスターだのといった比較的限られた範囲のものだったりしたわけで、範囲が広がるのはそれなりに好ましいことなんだろうな。さすがに切

    H-Yamaguchi.net: 「ウィンドウ」としての切手
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    ced 2007/03/22
    郵便経由で勝手に国際親善大使の役割も果たしてしまうのかも。実際、ドラえもんの切手を送って大人気だった記憶が。