スティーヴン・ホーキング博士は、宇宙を語る上で無視できない天才物理学者。彼の人生を描いた映画『博士と彼女のセオリー』が話題になったことは記憶に新しいですよね。筋萎縮性側索硬化症(ALS)のため、車イスに座りながらコンピューターを通じて会話をする人物です。 2016年2月2日、彼は鬱に悩む人々にあるメッセージを送りました。ブラックホールに例えた話で、どれだけ闇が深くても脱出は可能であると語り、大きな話題に。「I Heart Intelligence」が抜粋した彼の言葉を紹介します。 「出口はあります」 「ここで伝えたいメッセージは、ブラックホールは、描かれているほど“ブラック”ではないということです。入ってしまえば一生抜け出せないという見識も変わりつつあります。抜け出すことや、別の宇宙に突き飛ばされることもありえるのです。だから、暗闇に吸い込まれてしまったと感じても諦めてはいけません。出口は